毒舌猫の晩酌ばなし

食いしん坊猫Farbyとお世話係 時々 東京スカイツリー

File NO.13 オッドアイの銀ネコのような焼酎

2010-02-10 14:12:10 | 日々是 猫一献
 File NO.13 天文館

 

 いやぁ~ コレは コスパの高い酎ですよ 天文館 ご存知の方はもちろん 「あぁ あの鹿児島のね…」と
 くるのでしょうが お世話係 知りませんでした。しかも 知りません といいつつ そこに行った事有りました  
 という 地理オンチぶり

 天文館ってのは 鹿児島の繁華街の名称なんですが っま その華やかさ 艶やかさ 南国女の心意気 というのが
 ラベルであったり この焼酎にこめられたコンセプトなんだそうです

 「行ったことがありました」というのは 今を遡ることン十年 かの地に就職試験を受けに行った時の事 
 職種上 面接では必ずご当地名物についての質問が出るので 各地でその地の名産を食べてから試験に臨む 
 というのが定番になっておりました

 ソコで出されたじょかの焼酎とさつま揚げ…
 20歳そこそこの女が じょかで一人で酎をやってる図 とゆ~のはちっとも絵にならなかったんでしょうな

 きっぷの良さそうな美人の女将さん 時間が早かったこともあり 相手をしてくれました
 就職がなかなか決まらなくて全国を回っていること、焼酎は苦手だけど勉強のためにオーダーしたんだ みたいなこと…
 (当時から大酒呑みでしたが 洋酒ばっかで 日本酒と焼酎は苦手でした)
 
 女将さん ずいぶん励ましてくれたのを覚えています。キレイな人だったなぁ…

 おっと すんません 独り語ってしまいやしたよ
 この「天文館」ジャケ買い(面=ラベルを見て買った)でしたが 地名かなぁ…と思ってググって見ると 
 なんとあの女将のいた酒場の通りのことじゃありませんかっ 

 俄然 近しく感じて 封を切って見ると…
 またこりゃぁ 美味い しかも軽くて味わい深い というなんとも表現が矛盾しているのですが ほんっとそんなかんじ
 白麹独特の淡麗な味わい、クセのない甘やかさ… かといってさわやか過ぎない酎独特のコクはきっちり 
 抜け良し、久々に常備酒に格上げの酎に出会いました(しかも価格2000円以下  )

 やっぱ キミに出会えたのは 運命だったんだねぇ… と思わず頬擦りしたくなりそうな…
 
 20歳のガキンチョには分からなかった酎の味 
 「あぁ 分かるよーになったわい」 とほくそえむジャスフォーなのでありました

 

 ちなみに… オッドアイの銀ネコさん 可愛らしかったり神秘的だったり 多種多様な表情を見せるってことで…