馬の洗い汁 七桶飲まっしゃい

　いやはや世の中三連休　で　暑い
　ずいぶん更新が開いてしまったのは　ちと難問にぶち当たってるから
　まぁ　そういう時は　ぱーっとほったらかしてしまうに限るやね

　
　こういう風景が見たい　という願望こめて…

　舌切り雀の話
　おじいさんは　意地悪なおばぁさんが糊を舐めてしまったから　と
　舌を切って追い出したちゅんこちゃん（雀）を探しに行きますな　
　で　道を教えてもらおうとした　馬洗いどんに言われるわけですよ　

　「馬の洗い汁　七桶　飲まっしゃい（そしたら教えてあげる）」

　子どものころは舌切り雀って「欲をかかずに人には親切に」って教訓の
　話だと思ってたけど　実は一番の教訓って　ココじゃないかと最近思う

　

　　　馬の洗い汁＝嫌なこと　やりたくないこと
　　　馬洗いどんに聞く＝ヒトに頼るにはそれなりのリスクと見返りが必要

　そう　おじいさんの「雀に逢いたい」っていう願望をかなえるためには
　その7倍の嫌なことをしないといけない　世の中そう甘くはないよ　と

　まぁ　かように思うわけです　
　以上　新解釈ビジネス舌切り雀　なんじゃそりゃ？

　飲みますよ　馬の洗い汁　七桶でも八桶でも…
　雀のお宿にたどり着いて　探していた「ちゅんこちゃん」に逢えるんなら
　しいて言わせてもらうなら　もうちょっと体力があって脳みそが柔らかい　
　若いうちにしてほしかったけど　まぁそりゃしゃーない

　　

　芋焼酎　七杯飲まっしゃい　なら大歓迎なんだけどねぇ…
　嗚呼　それよりこの先にほんとに　雀のお宿はあるんだろーか　


　追記．この馬洗いどんのくだりって子ども向けの作品からは
　　　　ほぼ省略されているんだそうな　
　　　　不衛生だし　いじめを助長しかねないから　とか
　　　　ちゃうだろ　それ　そんなことしてるから平気で人に
　　　　死ねとかいう風潮　が生まれるんとちゃうの？

　　　　残酷なものは隠すんじゃなく　こうやったらこうなるから
　　　　嫌だよね　だから止めようねって教えたほうがいいと思う