福島信夫(しのぶ)の隠居生活

定年退職しても結構忙しい。

医療費のお知らせ

2018-02-03 23:45:28 | 日記

我家に「医療費のお知らせ」の郵便が届きました。
毎年、数回貼り合わせのハガキで届きます。1通62円です。
国民健康保険加入世帯が3万世帯であれば、1回あたり186万円掛かることになります。
1年に4回通知すると744万円掛かります。これ以外にも用紙代や出力費用さらには人件費が掛かっています。
この通知を出すことによって、支出に見合う国民健康保険会計の削減に効果があったのでしょうか。
ただ漫然と通知しているのではないでしょうか。
行政の本気度を確かめてみたいと思います。
我が家に来た「医療費のお知らせの」を見てみましょう
自己負担相当額の欄には、「8874」、「2775」、「8655」、「1989」という数字が記載されています。
実際の支払額は、「8870」、「2780」、「8650」、「1990」でした。誤差は3円でした。
国保年金課の窓口に、「実際は10円の単位で支払っているのに、なぜ、通知は円単位なのでしょうか。」と、聞いてみました。
実際は、「四捨五入しています」と、答えました。
答えになっているようで答えになっていません。
個々の医療機関ごとに自己負担相当額欄を四捨五入してみると、3番目だけは異なっていました。
自己負担「8655」円は、四捨五入すると「8660」円ですが、実際の支払額「8650」円でした。
10円の違いが生じてしまいました。
国保で支払った分で見てみましょう、「20706」、「6475」、「20195」、「4641」は、それぞれ四捨五入すると「20710」、「6480」、「20200」、「4640」で、合計52,030円です。通知の合計欄と13円の差異になります。
健康保険法第75条では、「一部負担金の額に五円未満の端数があるときは、これを切り捨て、五円以上十円未満の端数があるときは、これを十円に切り上げるものとする。」と規定しているにもかかわらず、なぜ「医療費のお知らせ」では円単位にして通知しているのでしょうか。
被保険者にわかりづらい数字を提示する意味が分かりません。
各自治体でもコンピュータ化に伴い、パッケージ化されたプログラムを使用していると思います。
全国的に「医療費のお知らせ」どれほどの費用をかけているかわかりませんが、費用対効果の面からは疑問です。

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