高野山
12月19日~20日
四国八十八カ所のお礼参りに高野山に出かける。
まずは、奥の院に直行。御朱印を頂く。
今夜の宿は、遍照光院の宿坊。
宿坊室内。
朝のおつとめは、外国の若い娘さんと3人。英語の館内の説明を和尚さんより聞く。
朝は、雪がしんしんと降り積む。
金剛峰寺
根本大塔
町石道を少し歩いてみる。
大門を10:05のバスで去る。
四国八十八カ所のお礼参りに高野山に出かける。
まずは、奥の院に直行。御朱印を頂く。
今夜の宿は、遍照光院の宿坊。
宿坊室内。
朝のおつとめは、外国の若い娘さんと3人。英語の館内の説明を和尚さんより聞く。
朝は、雪がしんしんと降り積む。
金剛峰寺
根本大塔
町石道を少し歩いてみる。
大門を10:05のバスで去る。
12/9(金)通算50日目 28.0km 合計1183.4km
旅館八幡7:00→霊山寺12:54~13:29
霊山寺山門
本堂
大師堂
*この日も雨の中を歩く。県道12号を行くことにする。霊山寺がスライドショウのように迫ってくる。四国を1周回ったんだ。約1200kmを区切り打ちではあるが歩き通したんだ。そんな気持ちがわいてきた。納経所で「1周してきました。」と言うと「おめでとうございます。よかったですね。」と願いがかないますようにというような意味の言葉を墨書してくれた。納経が終わると、香川から自動車で回っているという、奥さん連れの方から写真を撮って欲しいと頼まれた。快諾をし私も、本堂と山門の前で写真を撮ってもらう。雨の中参拝されている方は少なかった。四国を1周してきた話をすると「すごいね。」とおっしゃってくれた。8年前に出発するときに参拝用具を買った店でノートに名前と住所を記録したので寄ってみた。店員は「いらっしゃいませ。」でもなく素知らぬそぶり。こちらが「出発したときに名前を書いたと思うんですが」と言うといつか尋ねられたので「2004年8月2じゅう何日」というと「この近辺だと思うんで探してみて。」「あった!」8年前に記帳した自分の名前を発見。「赤で今日の日付を書いて」23・12・9と記帳。「永遠に記録されました。」とおっしゃってそそくさとノートをしまわれた。遍路用具をここでそろえたのだが、今思うとここの品は、物があまりよくなく、値段が高かった。殿様商売のようで少し感情を損ねた。これから遍路を回られる方は、1番では買わない方が良いですよ。これは、かなり定説です。「2番でかって1番に戻れば、半値くらいでそろう。」と八十窪のおばあちゃん女将も言っていました。
*お参りすることより、1200kmを歩ききることに重きを置いていたような気がする。あしかけ8年通算50日で歩いた四国遍路。1200kmを歩ききった自信と四国の皆さんを始め、連れだって歩いてくれた皆さん、家族を含め、皆さんへの感謝の気持ちを胸に高野山を参詣して参ります。ありがとうございました。
旅館八幡7:00→霊山寺12:54~13:29
霊山寺山門
本堂
大師堂
*この日も雨の中を歩く。県道12号を行くことにする。霊山寺がスライドショウのように迫ってくる。四国を1周回ったんだ。約1200kmを区切り打ちではあるが歩き通したんだ。そんな気持ちがわいてきた。納経所で「1周してきました。」と言うと「おめでとうございます。よかったですね。」と願いがかないますようにというような意味の言葉を墨書してくれた。納経が終わると、香川から自動車で回っているという、奥さん連れの方から写真を撮って欲しいと頼まれた。快諾をし私も、本堂と山門の前で写真を撮ってもらう。雨の中参拝されている方は少なかった。四国を1周してきた話をすると「すごいね。」とおっしゃってくれた。8年前に出発するときに参拝用具を買った店でノートに名前と住所を記録したので寄ってみた。店員は「いらっしゃいませ。」でもなく素知らぬそぶり。こちらが「出発したときに名前を書いたと思うんですが」と言うといつか尋ねられたので「2004年8月2じゅう何日」というと「この近辺だと思うんで探してみて。」「あった!」8年前に記帳した自分の名前を発見。「赤で今日の日付を書いて」23・12・9と記帳。「永遠に記録されました。」とおっしゃってそそくさとノートをしまわれた。遍路用具をここでそろえたのだが、今思うとここの品は、物があまりよくなく、値段が高かった。殿様商売のようで少し感情を損ねた。これから遍路を回られる方は、1番では買わない方が良いですよ。これは、かなり定説です。「2番でかって1番に戻れば、半値くらいでそろう。」と八十窪のおばあちゃん女将も言っていました。
*お参りすることより、1200kmを歩ききることに重きを置いていたような気がする。あしかけ8年通算50日で歩いた四国遍路。1200kmを歩ききった自信と四国の皆さんを始め、連れだって歩いてくれた皆さん、家族を含め、皆さんへの感謝の気持ちを胸に高野山を参詣して参ります。ありがとうございました。
12/8(木)通算49日目 18.0km 合計1155.4km
八十窪8:45→旅館八幡14:01
徳島県に戻る
本日の宿
*冷たい雨の中、ただただ歩いた。
八十窪8:45→旅館八幡14:01
徳島県に戻る
本日の宿
*冷たい雨の中、ただただ歩いた。
12/7(水) 通算48日目 22.6km 合計1137.4km
栄荘7:00→長尾寺9:17~9:42→おへんろ交流サロン11:17~12:00→大窪寺16:02~16:43→八十窪14:45
長尾寺山門
大師堂
本堂
おへんろ交流サロン
女体山
大窪寺本堂
大師堂
*二人の方と道連れになる。八十窪さんでも同宿となる。一人は、昭和19年生まれ、通しで回られていたが途中足を壊し、12日ほど地元の病院に戻ったが、それからまた歩き始めたという方である。1日多いときでは60kmを歩くそうでここまでの日数もすごく少ない。1時間に5kmを目安としている、とにかく歩くのが速い。この後1番には寄らず、徳島港まで歩きその足で高野山まで歩き、奥さんと落ち合うそうである。もう一人は、三重県から来られた82才の方。地域の役職も終わり、今まででたかったお遍路にやっと出てこられた。途中電車も使っているようだが、女体山を登ってくるなど大変お元気である。この後、一番に電車で戻り、高速バスで難波まで出て一泊、その後南海電車などで高野山に出かけられるそうだ。同宿になった女性の方は、このあと自分の守り本尊である岩屋寺にお礼参りに出られると言っていた。88番を打ち終えた者のお礼参りの仕方は、人それぞれだ。
*八十窪のおばあちゃん女将、オリンピックのソフトボールの乾選手のおばあちゃんだ。話の輪に加わってくださり、楽しく夕食がとれた。いろいろな話をありがとうございました。
*おへんろ交流サロンでは、歩き遍路のみに与えられる「四国八十八カ所遍路大使任命書」を頂いた。今年7月からつけているノートがちょうど1000番目になるということで、般若絵心経の手ぬぐいを頂いたり、館内を丁寧に説明してくださったりした。
最後には見送りまでして頂いた。ありがとうございました。
栄荘7:00→長尾寺9:17~9:42→おへんろ交流サロン11:17~12:00→大窪寺16:02~16:43→八十窪14:45
長尾寺山門
大師堂
本堂
おへんろ交流サロン
女体山
大窪寺本堂
大師堂
*二人の方と道連れになる。八十窪さんでも同宿となる。一人は、昭和19年生まれ、通しで回られていたが途中足を壊し、12日ほど地元の病院に戻ったが、それからまた歩き始めたという方である。1日多いときでは60kmを歩くそうでここまでの日数もすごく少ない。1時間に5kmを目安としている、とにかく歩くのが速い。この後1番には寄らず、徳島港まで歩きその足で高野山まで歩き、奥さんと落ち合うそうである。もう一人は、三重県から来られた82才の方。地域の役職も終わり、今まででたかったお遍路にやっと出てこられた。途中電車も使っているようだが、女体山を登ってくるなど大変お元気である。この後、一番に電車で戻り、高速バスで難波まで出て一泊、その後南海電車などで高野山に出かけられるそうだ。同宿になった女性の方は、このあと自分の守り本尊である岩屋寺にお礼参りに出られると言っていた。88番を打ち終えた者のお礼参りの仕方は、人それぞれだ。
*八十窪のおばあちゃん女将、オリンピックのソフトボールの乾選手のおばあちゃんだ。話の輪に加わってくださり、楽しく夕食がとれた。いろいろな話をありがとうございました。
*おへんろ交流サロンでは、歩き遍路のみに与えられる「四国八十八カ所遍路大使任命書」を頂いた。今年7月からつけているノートがちょうど1000番目になるということで、般若絵心経の手ぬぐいを頂いたり、館内を丁寧に説明してくださったりした。
最後には見送りまでして頂いた。ありがとうございました。
12/6日(火)通算46日目 26.7km 合計1114.8km
きらら7:00→屋島寺11:59~12:28→八栗寺14:29~14:45→志度寺16:45~17:00→栄荘17:05
屋島を望む
屋島寺山門
本堂
大師堂
八栗寺山門
本堂
大師堂
五剣山を望む
志度寺
大師堂
本堂
本日の宿 栄荘
*香川の山は背は高くないが、個性的な山が多い。屋島寺、八栗寺ともに簡単には登らせてくれなかった。
きらら7:00→屋島寺11:59~12:28→八栗寺14:29~14:45→志度寺16:45~17:00→栄荘17:05
屋島を望む
屋島寺山門
本堂
大師堂
八栗寺山門
本堂
大師堂
五剣山を望む
志度寺
大師堂
本堂
本日の宿 栄荘
*香川の山は背は高くないが、個性的な山が多い。屋島寺、八栗寺ともに簡単には登らせてくれなかった。
12/5(月)通算46日目 23.9km 合計1088.1km
国分駅6:43→白峯寺9:21~10:10→根香寺12:17~12:42→一宮寺16:40~17:00→天然温泉きらら17:07
夜明けの道を歩く
白峯寺山門
大師堂と本堂
根香寺山門
牛鬼像
本堂
大師堂
一宮寺山門
本堂
大師堂
本日の宿<天然温泉きらら>
*根香寺山門前で出会った方からいろいろなお話を聞かせて頂く。小豆島の1番のお寺に不思議な現象が起こることなどを聞く。
*一宮寺に行く途中で道に迷う。様々な人に助けられながら何とか一宮寺に到着。だいぶ遠回りをしたと思う。途中、女性の方が車より降りてこられ、「お接待させてください。」と蒸しパン4個入りをくださった。
国分駅6:43→白峯寺9:21~10:10→根香寺12:17~12:42→一宮寺16:40~17:00→天然温泉きらら17:07
夜明けの道を歩く
白峯寺山門
大師堂と本堂
根香寺山門
牛鬼像
本堂
大師堂
一宮寺山門
本堂
大師堂
本日の宿<天然温泉きらら>
*根香寺山門前で出会った方からいろいろなお話を聞かせて頂く。小豆島の1番のお寺に不思議な現象が起こることなどを聞く。
*一宮寺に行く途中で道に迷う。様々な人に助けられながら何とか一宮寺に到着。だいぶ遠回りをしたと思う。途中、女性の方が車より降りてこられ、「お接待させてください。」と蒸しパン4個入りをくださった。
四国巡礼45日目
11月10日(木)
歩行距離:24.1km
通算距離:1064.2km
金倉寺(6:56)→道隆寺(8:02~8:21)→郷照寺(10:35~10:56)→天皇寺(13:05~13:17)→国分寺(15:17~15:41)
この日は、天気予報は雨であったが、曇りのままで雨は降らなかった。
丸亀駅を6:33の琴平行きの電車で金倉寺にもどった。
道隆寺手前で、おじさんから息子が作ったいう陶器の小さな仏様を頂いた。
<道隆寺 ちいさき仏に 秋の空>
丸亀城前を通過し、
土器川では飯野山の逆さ富士を見、
郷照寺に到着。
途中、おばあさんよりお接待100円を頂く。
郷照寺からは坂出市内、瀬戸大橋がよく見えた。
天皇寺に向かって行くと、またしても「お遍路さん、足湯をどうぞ」とある。
お昼時だったので足をつけ、ザックからパンを取り出す。
<パンかじる 食欲の秋 足湯かな>
途中にはお遍路さんへとお賽銭入れ袋がおかれていたので1つ頂いた。
地図には高照院とある天皇寺に到着。
この日はここまで誰とも一緒にならない。
寂しさを感じつつ国分寺へと向かう。
今度はお接待と称し、パンがおかれていたので、抹茶クリームパンを頂き、かじりながら歩いた。
国分寺へ1kmというところで、男性1人と夫婦らしき遍路がすごいスピードで僕を追い抜いていった。
残念ながら、AさんやNさんたちではなかった。
国分寺に到着すると、今回の無事を感謝しつつ、読経をした。
大師堂が売店となっていたので、お姿入れを購入した。
あと、8寺となった。
11月10日(木)
歩行距離:24.1km
通算距離:1064.2km
金倉寺(6:56)→道隆寺(8:02~8:21)→郷照寺(10:35~10:56)→天皇寺(13:05~13:17)→国分寺(15:17~15:41)
この日は、天気予報は雨であったが、曇りのままで雨は降らなかった。
丸亀駅を6:33の琴平行きの電車で金倉寺にもどった。
道隆寺手前で、おじさんから息子が作ったいう陶器の小さな仏様を頂いた。
<道隆寺 ちいさき仏に 秋の空>
丸亀城前を通過し、
土器川では飯野山の逆さ富士を見、
郷照寺に到着。
途中、おばあさんよりお接待100円を頂く。
郷照寺からは坂出市内、瀬戸大橋がよく見えた。
天皇寺に向かって行くと、またしても「お遍路さん、足湯をどうぞ」とある。
お昼時だったので足をつけ、ザックからパンを取り出す。
<パンかじる 食欲の秋 足湯かな>
途中にはお遍路さんへとお賽銭入れ袋がおかれていたので1つ頂いた。
地図には高照院とある天皇寺に到着。
この日はここまで誰とも一緒にならない。
寂しさを感じつつ国分寺へと向かう。
今度はお接待と称し、パンがおかれていたので、抹茶クリームパンを頂き、かじりながら歩いた。
国分寺へ1kmというところで、男性1人と夫婦らしき遍路がすごいスピードで僕を追い抜いていった。
残念ながら、AさんやNさんたちではなかった。
国分寺に到着すると、今回の無事を感謝しつつ、読経をした。
大師堂が売店となっていたので、お姿入れを購入した。
あと、8寺となった。
四国巡礼44日目
11月9日(水)
歩行距離:24.1km
通算距離:1040.1km
本山寺(8:16~8:36)→ほ志川旅館(9:55~10:06)→弥谷寺(11;56~12:39)→曼荼羅寺(13:34~13:44)→出釈迦寺(13:58~14:06)→甲山寺(14:52~15:06)→善通寺(15:32~16:04)→金倉寺(16:51~17:02)
ほ志川旅館にザックを預かってもらい、頭陀袋だけで本山駅に戻る。
高瀬駅7時32分発の電車に乗る。
本山寺をお参りし納経を頂くと、本堂にO山の姿が。立ち話をし、4回目の別れ。
ほ志川旅館に戻りトイレを借り出発しようとすると、女将さんがお接待と言ってペットボトルのウーロン茶をくれた。
弥谷寺の手前に足湯があったので、冷たいお湯?に足をつけ、パンをかじった。
弥谷寺の手前で岡田屋で一緒だったAさんに抜かれる。
「一つの寺で1時間ぐらいお参りをしたり、お寺の人と話をしたりするので時間がかかる。」と言っておられた。
弥谷寺の階段は長く急である。
平地にあるお寺と同じに考えていたので登りがことのほか大変である。
太子堂には靴を脱いで入る。
畳に座ってお参りをした。
Aさんはよい姿勢でお経をあげていた。
また階段を下りていくとOさんが息を切らして登ってきた。
「こういうお寺があると番狂わせだねー。距離しか考えてこないので大変だァ。荷物は下の茶屋に預けてきた。」とおっしゃった。
同感である。「Aさんのように先を急がず、お寺を一つ一つ丁寧に回った方がいいのかな。」と反省させられた。
中には速く歩くことを進める人もいる。
遍路も人それぞれである。
Oさんとは5回目の別れ、これが最後となる。
今回満願をし、高野山までお参りすると言っていたOさんの無事を祈っている。
曼荼羅寺の前でNさん、大学生と出会う。
捨身ヶ岳まで登ってきたという。
不学で捨身ヶ岳を知らなかった自分が情けなかった。
出釈迦寺をでたところからは、Nさんと一緒にあるいた。
甲山寺でも一緒にお参りをした。
善通寺の手前で鯛焼き屋があり、Nさんに鯛焼きを買っていただいた。
善通寺は立派な伽藍を持つお寺である。
いつものように素通りすることも考えたが、立派な伽藍故に、自分なりに丁寧にお参りすることとした。
Nさんは、善通寺の宿坊に泊まられ、明日帰られると言うことだった。
後1時間ぐらいあるので次の札所を目指すことにした。
Nさんには、しっかりお礼をして別れるべきであったが、そのまま別れてしまった。
金倉寺には、5時に間に合うように急いで歩いた。
4時51分金倉寺についた。
納経所はすでに戸締まりを始めており、お寺のおばさんには記帳をするのかと身振りでされた。
記帳はしていただけたが、とてもいやそうであった。
ろうそくや線香を立てようとしたが、片づけをされた後だったので読経だけですませた。
トイレを借りようとしたが、しっかり施錠され、入ることができなかった。
とても印象の悪いお寺となった。
さらに悪いことに金倉寺駅までの道筋をを手振りのおばさんがバイクで帰ろうとするところで聞いた。
「まっすぐいって右。」とだけと言う。南に向いてまっすぐいき、また道を聞くと、西向きにまっすぐであった。
確かにまっすぐ行って右であったが、何か腑に落ちなかった。
どこか忘れてしまったが、お接待の100円をおばあさんより頂いた。
この日は、鉄道で移動し、丸亀プラザホテルに泊まった。
11月9日(水)
歩行距離:24.1km
通算距離:1040.1km
本山寺(8:16~8:36)→ほ志川旅館(9:55~10:06)→弥谷寺(11;56~12:39)→曼荼羅寺(13:34~13:44)→出釈迦寺(13:58~14:06)→甲山寺(14:52~15:06)→善通寺(15:32~16:04)→金倉寺(16:51~17:02)
ほ志川旅館にザックを預かってもらい、頭陀袋だけで本山駅に戻る。
高瀬駅7時32分発の電車に乗る。
本山寺をお参りし納経を頂くと、本堂にO山の姿が。立ち話をし、4回目の別れ。
ほ志川旅館に戻りトイレを借り出発しようとすると、女将さんがお接待と言ってペットボトルのウーロン茶をくれた。
弥谷寺の手前に足湯があったので、冷たいお湯?に足をつけ、パンをかじった。
弥谷寺の手前で岡田屋で一緒だったAさんに抜かれる。
「一つの寺で1時間ぐらいお参りをしたり、お寺の人と話をしたりするので時間がかかる。」と言っておられた。
弥谷寺の階段は長く急である。
平地にあるお寺と同じに考えていたので登りがことのほか大変である。
太子堂には靴を脱いで入る。
畳に座ってお参りをした。
Aさんはよい姿勢でお経をあげていた。
また階段を下りていくとOさんが息を切らして登ってきた。
「こういうお寺があると番狂わせだねー。距離しか考えてこないので大変だァ。荷物は下の茶屋に預けてきた。」とおっしゃった。
同感である。「Aさんのように先を急がず、お寺を一つ一つ丁寧に回った方がいいのかな。」と反省させられた。
中には速く歩くことを進める人もいる。
遍路も人それぞれである。
Oさんとは5回目の別れ、これが最後となる。
今回満願をし、高野山までお参りすると言っていたOさんの無事を祈っている。
曼荼羅寺の前でNさん、大学生と出会う。
捨身ヶ岳まで登ってきたという。
不学で捨身ヶ岳を知らなかった自分が情けなかった。
出釈迦寺をでたところからは、Nさんと一緒にあるいた。
甲山寺でも一緒にお参りをした。
善通寺の手前で鯛焼き屋があり、Nさんに鯛焼きを買っていただいた。
善通寺は立派な伽藍を持つお寺である。
いつものように素通りすることも考えたが、立派な伽藍故に、自分なりに丁寧にお参りすることとした。
Nさんは、善通寺の宿坊に泊まられ、明日帰られると言うことだった。
後1時間ぐらいあるので次の札所を目指すことにした。
Nさんには、しっかりお礼をして別れるべきであったが、そのまま別れてしまった。
金倉寺には、5時に間に合うように急いで歩いた。
4時51分金倉寺についた。
納経所はすでに戸締まりを始めており、お寺のおばさんには記帳をするのかと身振りでされた。
記帳はしていただけたが、とてもいやそうであった。
ろうそくや線香を立てようとしたが、片づけをされた後だったので読経だけですませた。
トイレを借りようとしたが、しっかり施錠され、入ることができなかった。
とても印象の悪いお寺となった。
さらに悪いことに金倉寺駅までの道筋をを手振りのおばさんがバイクで帰ろうとするところで聞いた。
「まっすぐいって右。」とだけと言う。南に向いてまっすぐいき、また道を聞くと、西向きにまっすぐであった。
確かにまっすぐ行って右であったが、何か腑に落ちなかった。
どこか忘れてしまったが、お接待の100円をおばあさんより頂いた。
この日は、鉄道で移動し、丸亀プラザホテルに泊まった。
通算43日目
11月8日(火)
歩行距離30.4km
通算距離1016.0km
民宿岡田(6:30)組→雲辺寺(8:42~9:05)→大興寺(12:22~12:42)→神恵院・観音寺・琴引公園(15:07~15:47)→本山寺(17:15)
この日はとてもよい天気。
「夜明け前は星空がとてもきれいだった。」と朝食の時、Nさんは言った。
6時朝食、みんなお接待のおにぎりをいただく。
一番最初に出発したのは、Hさんで6時15分。
6時30分に民宿岡田を出発。
まもなくすると先に進んでいたOさんが「道がわからない。」と道で待っていた。
同郷と言うこともありしばらく一緒に話をしながら歩いていた、
山道が険しくなるとOさんは遅れ始めた。
雲辺寺についた。
お参りを済ましトイレの前にいると、Oさんが登ってきた。
「まだいるでしょ。」と言われたが「先をいそぎますので」と言って別れた。
五百羅漢さんが並んでいる。
民宿岡田でもらった地図を見ると{注:晴れた日はロープーウェイからの景色が最高}と書かれていたが、後の祭り。
雲辺寺の下りでHさんと一緒になる。
足のまめが痛いという。
しばらくは一緒に歩いていたが、Hさんのスピードについて行けなかった。
大興寺のお参りを済ませた。
歩いていると、前方より二人連れの女性が歩いてくる。
その後からもう一人女性が・・・。
「おおい!」と言うので誰かと思うとなんとOさんではないか。
「何で反対方向から歩いてくるのだろう。」と不思議に思っていると「下りが大変なのでちょうどきた町営のバスの乗せてもらってきた。お遍路さんはただだって。」と言われた。
「お気をつけて。」と2回目の別れ。
観音寺につくとHさんが納経所の前で足の手入れ。
その後ろにOさんがいるではないか。
車に乗せてきてもらったという。
琴引公園の砂絵を一緒に見に行き、3度目の別れ。
そこから本山寺を目指すが、辺りは夕闇に包まれ、納経時間には間に合わなかった。
本山駅まで歩き、電車で高瀬まで。
ほ志川旅館では、通しで歩いているという大学生といろいろな話をして、部屋に戻り寝た。
11月8日(火)
歩行距離30.4km
通算距離1016.0km
民宿岡田(6:30)組→雲辺寺(8:42~9:05)→大興寺(12:22~12:42)→神恵院・観音寺・琴引公園(15:07~15:47)→本山寺(17:15)
この日はとてもよい天気。
「夜明け前は星空がとてもきれいだった。」と朝食の時、Nさんは言った。
6時朝食、みんなお接待のおにぎりをいただく。
一番最初に出発したのは、Hさんで6時15分。
6時30分に民宿岡田を出発。
まもなくすると先に進んでいたOさんが「道がわからない。」と道で待っていた。
同郷と言うこともありしばらく一緒に話をしながら歩いていた、
山道が険しくなるとOさんは遅れ始めた。
雲辺寺についた。
お参りを済ましトイレの前にいると、Oさんが登ってきた。
「まだいるでしょ。」と言われたが「先をいそぎますので」と言って別れた。
五百羅漢さんが並んでいる。
民宿岡田でもらった地図を見ると{注:晴れた日はロープーウェイからの景色が最高}と書かれていたが、後の祭り。
雲辺寺の下りでHさんと一緒になる。
足のまめが痛いという。
しばらくは一緒に歩いていたが、Hさんのスピードについて行けなかった。
大興寺のお参りを済ませた。
歩いていると、前方より二人連れの女性が歩いてくる。
その後からもう一人女性が・・・。
「おおい!」と言うので誰かと思うとなんとOさんではないか。
「何で反対方向から歩いてくるのだろう。」と不思議に思っていると「下りが大変なのでちょうどきた町営のバスの乗せてもらってきた。お遍路さんはただだって。」と言われた。
「お気をつけて。」と2回目の別れ。
観音寺につくとHさんが納経所の前で足の手入れ。
その後ろにOさんがいるではないか。
車に乗せてきてもらったという。
琴引公園の砂絵を一緒に見に行き、3度目の別れ。
そこから本山寺を目指すが、辺りは夕闇に包まれ、納経時間には間に合わなかった。
本山駅まで歩き、電車で高瀬まで。
ほ志川旅館では、通しで歩いているという大学生といろいろな話をして、部屋に戻り寝た。
四国巡礼通算42日目
<11/7(月)>
歩行距離:19.0km
通算距離:986.6km
伊予三島(9:29)→三角寺(11:34~12:07)→民宿岡田(16:26)
前日、いつものように名古屋から夜行バスで四国入り。
バスは定刻通り7時10分に丸亀駅に着いた。
前回打ち終えた伊予三島駅に電車で行かなければ成らない。
電車の連絡が悪く、伊予三島駅を出発したのは、9;29であった。
晴れと予想していたが雲が厚く覆っている。
ただし寒くはない。
三角寺の手前の山道でミカン2個頂く。
<愛媛なる 甘きみかんの 三角寺>
11:34第65番札所の三角寺に到着。
愛媛県最後の菩提道場最後の寺だ。
境内には桜が咲いていた。
新たなる道場に向け歩を進める。
16時26分 民宿岡田到着。
「あんたでさいごや」といわれる。
その日の夕食は歩き遍路8人で食卓を囲んだ。
雲辺寺の道案内をご主人からみんなで聞いた。
隣町のOさんという女性の方と出会う。
<11/7(月)>
歩行距離:19.0km
通算距離:986.6km
伊予三島(9:29)→三角寺(11:34~12:07)→民宿岡田(16:26)
前日、いつものように名古屋から夜行バスで四国入り。
バスは定刻通り7時10分に丸亀駅に着いた。
前回打ち終えた伊予三島駅に電車で行かなければ成らない。
電車の連絡が悪く、伊予三島駅を出発したのは、9;29であった。
晴れと予想していたが雲が厚く覆っている。
ただし寒くはない。
三角寺の手前の山道でミカン2個頂く。
<愛媛なる 甘きみかんの 三角寺>
11:34第65番札所の三角寺に到着。
愛媛県最後の菩提道場最後の寺だ。
境内には桜が咲いていた。
新たなる道場に向け歩を進める。
16時26分 民宿岡田到着。
「あんたでさいごや」といわれる。
その日の夕食は歩き遍路8人で食卓を囲んだ。
雲辺寺の道案内をご主人からみんなで聞いた。
隣町のOさんという女性の方と出会う。
10/17(月)歩行距離:12km 計901.4km
9:59 伊予三芳駅を出発。
途中、お祭りをやっていた。
横を通りかかると「どこからきた?」とおじさんから声をかけられた。
しばらく獅子舞を実ながら、お祭りやら遍路のことやら話していた。
その場から「失礼します」と別れた。
おじさんは軽トラックでやってきて「この辻で待っていろ」というので、しばらくそこで休んでいると、「これ、荷物になるけど持って行け。」とビニール袋を渡された。
中にはバナナ4本、ミカン8個、いなり3コ、お茶ペットが入っていた。
「ありがとうございます。」と言って別れた。
荷物が急に重くなった。
しばらく歩くとまた女性の方から声をかけられ、ミカンを2個手渡された。
コンビニがあったので休んでいると、大きなザックを抱えたお兄さんが出てきた。
しばらく話をする。
コンビニに荷物を預けて同じ道を横峰寺を往復してきたこと、
通しで昨年四国を1周したことなど話してくれた。
早いが14:29しこくや到着。
10/18(火)歩行距離:26.2km 計927.6km
朝、6;56 しこくや出発。
横峰寺への林道で、おじさん、おにいさん、おねえさんの3人に追い越される。
おにいさん、おねえさんはザックを背負っていない。
後から聞いた話だが、前日同じ旅館(さかえや旅館)に止まったので、一緒に登ることにしたと言う。
荷物は下のコンビニに預け、次の宿に送ってもらうそうである。
荷物がないので軽々と登っていく。
林道には四国独特の大ミミズがいる。
焼山寺の登り口で見た以来だ。
その後、後から登ってきた愛媛のご夫婦と一緒に話をしながら登る。
林道が終わると、荒れ果てた遍路道だ。
息を切らしながら登る。
10:52 横峰寺に到着。
11:11本堂
14:52 香園寺
15:23 宝寿寺
15:53 吉祥寺
16:54 前神寺 納経時間に何とか間に合った。
17:30 湯之谷温泉 へやにヤモリがいた。
夕食は、長野から車で西日本を回っているおじさんと話をしながら食べる。
部屋に戻り、携帯を開くと、明日止まる予定の宿から録音メッセージがある。
「遅くなると聞いていましたけどお迎えにあがりましょうか。」
何のことだろう、
折り返し電話を入れるが、「近くにいないので後ほどおかけください。」とのこと。
気になりつつも寝る。
10/19(水)歩行距離:28km 計955.6km
7:34 湯之谷温泉出発。
伊予西条インターを過ぎたところのコンビニで小休止。
蔦の屋さんに電話をする。2回目に通じる。
どうやら予約の日が17日の月曜日となっていたらしい。
夜の9時を過ぎてもこないので、電話をくれたという。
「今夜、お願いします。」と話をし、電話を切った。
14:57 四国中央市に入る。
アメリカからお遍路にきている人と抜きつ抜かれつ。
名古屋からの方と途中話しながら歩く。その人からアメリカ人だと聞く。
16;56 蔦の屋さんに到着。
17日に見えないので心配してくださったという。
事情がわかって安心したと話してくださった。
10/20(木)歩行距離:12km 計967.6km
7;34 蔦や出発。
出発前、女将さんから「途中お茶でも飲んで。」と120円いただいた。
伊予三島駅につく前に自転車遍路の人に道を聞かれたが、間違って教えてしまったかな。
自転車は歩きより速くていいなと思った。
でも、山道は走れないよな。
そうこうしているうち、伊予三島駅に。
10:56 伊予三島駅到着。
今回は、ここで打ち止め。
9:59 伊予三芳駅を出発。
途中、お祭りをやっていた。
横を通りかかると「どこからきた?」とおじさんから声をかけられた。
しばらく獅子舞を実ながら、お祭りやら遍路のことやら話していた。
その場から「失礼します」と別れた。
おじさんは軽トラックでやってきて「この辻で待っていろ」というので、しばらくそこで休んでいると、「これ、荷物になるけど持って行け。」とビニール袋を渡された。
中にはバナナ4本、ミカン8個、いなり3コ、お茶ペットが入っていた。
「ありがとうございます。」と言って別れた。
荷物が急に重くなった。
しばらく歩くとまた女性の方から声をかけられ、ミカンを2個手渡された。
コンビニがあったので休んでいると、大きなザックを抱えたお兄さんが出てきた。
しばらく話をする。
コンビニに荷物を預けて同じ道を横峰寺を往復してきたこと、
通しで昨年四国を1周したことなど話してくれた。
早いが14:29しこくや到着。
10/18(火)歩行距離:26.2km 計927.6km
朝、6;56 しこくや出発。
横峰寺への林道で、おじさん、おにいさん、おねえさんの3人に追い越される。
おにいさん、おねえさんはザックを背負っていない。
後から聞いた話だが、前日同じ旅館(さかえや旅館)に止まったので、一緒に登ることにしたと言う。
荷物は下のコンビニに預け、次の宿に送ってもらうそうである。
荷物がないので軽々と登っていく。
林道には四国独特の大ミミズがいる。
焼山寺の登り口で見た以来だ。
その後、後から登ってきた愛媛のご夫婦と一緒に話をしながら登る。
林道が終わると、荒れ果てた遍路道だ。
息を切らしながら登る。
10:52 横峰寺に到着。
11:11本堂
14:52 香園寺
15:23 宝寿寺
15:53 吉祥寺
16:54 前神寺 納経時間に何とか間に合った。
17:30 湯之谷温泉 へやにヤモリがいた。
夕食は、長野から車で西日本を回っているおじさんと話をしながら食べる。
部屋に戻り、携帯を開くと、明日止まる予定の宿から録音メッセージがある。
「遅くなると聞いていましたけどお迎えにあがりましょうか。」
何のことだろう、
折り返し電話を入れるが、「近くにいないので後ほどおかけください。」とのこと。
気になりつつも寝る。
10/19(水)歩行距離:28km 計955.6km
7:34 湯之谷温泉出発。
伊予西条インターを過ぎたところのコンビニで小休止。
蔦の屋さんに電話をする。2回目に通じる。
どうやら予約の日が17日の月曜日となっていたらしい。
夜の9時を過ぎてもこないので、電話をくれたという。
「今夜、お願いします。」と話をし、電話を切った。
14:57 四国中央市に入る。
アメリカからお遍路にきている人と抜きつ抜かれつ。
名古屋からの方と途中話しながら歩く。その人からアメリカ人だと聞く。
16;56 蔦の屋さんに到着。
17日に見えないので心配してくださったという。
事情がわかって安心したと話してくださった。
10/20(木)歩行距離:12km 計967.6km
7;34 蔦や出発。
出発前、女将さんから「途中お茶でも飲んで。」と120円いただいた。
伊予三島駅につく前に自転車遍路の人に道を聞かれたが、間違って教えてしまったかな。
自転車は歩きより速くていいなと思った。
でも、山道は走れないよな。
そうこうしているうち、伊予三島駅に。
10:56 伊予三島駅到着。
今回は、ここで打ち止め。
10/3(月)
伊予北条駅(7:55)→星の浦海浜公園(12:49~13:30)→54番延命寺(14:50~15:30)→55番南光坊(16:30~16:52)→今治ステーションホテル(17:20)
<歩行距離27.2kmODA865.2km>
10/4(火)
ホテル(6:52)→56番泰山寺(7:47~8:01)→57番栄福寺(8:55~9:21)→58番仙遊寺(10;20~10:54)→59番国分寺(13:11~13:55)→伊予三芳駅(17:09)
<歩行距離24.2kmODA889.4km>
1年2ヶ月ぶりの四国参り。
1日目は、福岡の女性の方とご一緒させていただく。
2日目は、ほぼ一人で歩いた。
菅元総理が近くを歩いていることを、お接待いただいた方より聞いた。
歩みは遅くとも、四国一周を目指したい。