ロシア料理の思い出

毎日ウクライナ・ロシア戦を見せつけられ、我が国も果たして安心でいられるだろうか、不安が高まってきます。
今までの平和な時代はどこに行ってしまったんだろう。
私たちは生きてきた７０年は、たまたま平和な時代であっただけなんだ。
子や孫の時代、どうか平和な時代であってほしい。

２０代のころ名古屋にあったロシア料理店「ロゴスキー」は有名でした。
友人や今の主人と結婚前に何度も行きました。もう５０年も前のことです。

店内はちょっと暗くマトリョーシカなどが置かれ、比較的お値打ちな値段でコース料理を食べることができました。
ボルシチ、ピロシキ、キノコのつぼ焼き、なども知りました。












（写真はお借りしました）

調べてみたら「ボルシチ」はウクライナ料理だそうです。
ちょっと酸っぱいスープ。
ウクライナ料理、ベラルーシ料理、ロシア料理はそれぞれ違っていて、以前はみんなロシア料理と言っていたことが分かりました。

結婚してからは出かけることはなくなりましたが、場所が変わりなんとなく懐かしくなって何年か前に行ってみました。
気まぐれにランチを食べたのですが、その後しばらくして入っているビルが解体されお店もなくなったと聞きました。

ゴーヤーチャンプルーやしょっつる鍋と比べるのも変だけど、料理も国や地域によって培われてきたものを尊重しないといけないし、平和なら飢えることもないはず。
露ウ戦だけでなく、世界の紛争を見るのは本当につらい。

ウクライナに行ったことのある知人がSNSでその時の写真をアップしていました。
ため息が出るような美しい町でした。

ウクライナ料理の「ボルシチ」を食べてその売り上げの一部を寄付するという学校の取り組みがありました。
東京のロゴスキーはまだあるかしら。
私も「ボルシチ」を買おうかな。でもそれでは支援金に回らないなあ。