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京の一枚

京都 桜100シリーズ 養源院


京都市東山区にある養源院(ようげんいん)。


養源院は、豊臣秀吉の側室・淀殿が父・浅井長政の供養のために創建し、後に淀殿の妹・お江によって伏見城の遺構を移築し再興された寺院です。


山門を入り、本堂へ向かう途中に1本の大きな山桜(樹齢200年)、そして本堂正面には紅枝垂桜が本堂を覆うように咲き乱れます。


この紅枝垂桜は満開に咲く様子も見事ですが、花びらが散り行く姿も風情があることから、その頃に養源院を訪れる方も多いそうです。


お江が再興した養源院の歴史に触れつつ、境内の桜をお楽しみください。


またすぐ近くにある三十三間堂や智積院は京都を代表する観光名所なので合わせて寄ってみるといいだろう。




380余名の“血”が染み込んだ悲しい天井


「血天井」は、血の染み込んだ板で作った天井のこと。


伏見城で亡くなった徳川家の家臣、380余名の冥福を祈るために作られたという、悲しい背景を持っている。






■アクセス


京阪七条駅から徒歩約8分


■拝観料


境内無料。


本堂は拝観料500円が必要。


■所在地


〒605-0941


京都市東山区三十三間堂廻り町656


■URL  http://kyoto.wakasa.jp/detail/25/861/


※写真は全て過去のものです。


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