京の一枚

京都 妙心寺・東林院 小豆粥の会(15日~31日)


今回は洛西の中心地嵐電妙心寺駅を降りてから 直ぐに 妙心寺の北門から入ります、東林院の小豆粥の会です、はんなりとした時間をお過ごしください。
妙心寺には約40ケ寺以上もの塔頭があります。
細川氏綱が父の菩提を弔うために建立し、戦国大名の山名豊国が再建。
その際に「東林院」と改名されました。


「東林院」の庭園は期間限定拝観です。
この「千両の庭」には、飛龍の宿り木があって、本堂から書院に向かう途中にお寺の方より説明を受けました。
樹齢推定300年の槇に1966年(昭和41)に鳥によって黒松の種子が自生したもの。
庭園を公開する式典期間以外は、宿坊に宿泊した者だけが、通常は観られない庭園をゆっくりと愛でることができます。
喧噪を逃れた静寂のひとときに心身がなごみます。
庭には一壷天と呼ばれる水琴窟があります。
長い竹の筒を通して水が落ちる音を楽しむものです。

小豆粥は桜粥、餅粥ともいい、七草粥と同じように、日本古来の新春の優雅な行事で、新年にこれを食すると、一年間の邪気を払い万病を除くと言い伝えられています。
小豆粥を京風に言うと「あずのおかいさん」。
毎年小正月と呼ぶこの日に、それぞれ柔らかく煮た小豆、餅をお 粥の中にいれたものを食べる風習があります。
一年間の邪気を払い、万病を除くと平安時代から言い伝えられる小正月の習わしです。
東林院では初日の10時から禅寺の食事作法に基づく法要「小豆粥散飯式」が行われます。
これは1年の邪気を祓うもので、読経のなか小豆粥を少量とりわけ境内の木々にお供えします。
参加者には梅湯茶札、小豆粥、精進料理、無病息災・家内安全の 御守り(大般若札)が授与され希望者には千両の庭で取れた千両の種がお年玉としていただけるそうです。


■場 所: 妙心寺・東林院
■期 間: 1/15~/31(※毎年同じ日程です)
小豆粥・散飯式:15日10時~
■時 間: 11~15時
■料 金: 3,800円 (梅湯茶礼、小豆粥の精進料理ほか・予約不要)
(※過去の例)
■アクセス: JR嵯峨野線「花園」駅
■お問合せ: 075-463-1334
■詳細ページ:http://www.myoshinji.or.jp/
*周辺情報:http://www.e-kyoto.net/kyocourse/37












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