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京の一枚

京都 紅葉100シリーズ 鳩の三宅八幡宮 No.60


三宅八幡宮


このあたりは古くは小野郷と呼ばれ小野氏の居住する地域であった。


社伝によると推古天皇の時代、小野妹子が遣唐使として筑紫を過ぎる時、 病に罹ったので宇佐八幡宮に祈願をこめたところ、ただちに平癒したので、帰朝後、 宇佐八幡を勧請したのが、この社の起源であるという。



祭神は応神天皇である。


俗に「虫八幡」といい、子供の疳の虫除けの神として幕末期より崇敬を集めており、 特に九月十五日に行われる例祭には子供づれの参詣者でおおいに賑わう。


神様の使い-「鳩」


「三宅八幡宮」の鳥居前には狛犬ならぬ「狛鳩」が置かれ、境内にも鳩がいて参拝者はえさをあげることができます。


又、拝殿の幕にも「鳩」が描かれ、石燈籠や瓦にも「鳩」の模様があり、絵馬にも「鳩」が描かれています。




神様の使い


宇佐八幡宮から石清水八幡宮へ八幡神を勧請した際に、白い鳩が道案内をしたと伝えられ、以来、八幡宮の 「鳩」 は 「神様の使い」 として大切にされてきたという言い伝えがあります。


鳩は八幡神の使いとして武士などに信仰されましたが、三宅八幡宮と鳩との関係がこれほど深いものとなったのはいつ頃か、又その理由など、詳細は不明です。



神鳩(しんばと)


お宮参りの際に、「神鳩」という、土製のつがいの鳩を授けてもらい、子供が無事成長した折にお礼にお返しにくるというならわしがあります。


「神鳩」は素焼きに色をつけたつがいの鳩の人形です。金色の首の輪があるほうがオス、ないほうがメスです。




名物 鳩餅


鳩笛や鈴鳩、鳩餅など、鳩にちなんだグッズもたくさん売られています。


中でも鳩をかたどった「鳩餅」は、三宅八幡宮でしか頂くことができない隠れた人気商品です。


米の粉を蒸したもので、白、ニッキ、抹茶の三種類。


茶店で頂く事ができます。


むっちりとした口さわりの、素朴な味のするお菓子です。


ご参拝のついでに茶店で一息どうぞ。





所在地 京都市左京区上高野三宅町


TEL (075)781-5003


交通手段 叡山電鉄「八幡前駅」下車、徒歩2分


叡山電鉄「三宅八幡駅」下車、徒歩6分


京都バス・市バス「八幡前」下車、徒歩1分


京都バス・市バス「三宅八幡」下車、徒歩5分


京都市営地下鉄「国際会館駅」下車、徒歩15分


駐車場 1回500円 大型不可


料金 自由参拝


時間 自由参拝


休日 なし



























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