白雪姫の唇は
とてもとても赤かった
それは若さの象徴
白雪姫の継母の唇だって
赤かったのではなかろうか?
ルージュの赤だったとしても
ルージュで装えることを
楽しめばよかったのに
継母は
白雪姫の天然の唇に
嫉妬した
白雪姫の天使の若さに
憎悪した
継母は魔女になり
白雪姫に手をかけた
同じ赤い唇を持つのに
赤い唇にもなれることを
魅力にすれば良かったのに
若さを失った自分
魔女になってもいいけれど
後に続く白雪姫達に
毒林檎を食べさせてはいけない
世間という鏡に
惑わされてはいけない
自分は赤い口紅を持っている
そして
それをつけるべき時を知っている
それは
魔女の本懐ではあるまいか?
とてもとても赤かった
それは若さの象徴
白雪姫の継母の唇だって
赤かったのではなかろうか?
ルージュの赤だったとしても
ルージュで装えることを
楽しめばよかったのに
継母は
白雪姫の天然の唇に
嫉妬した
白雪姫の天使の若さに
憎悪した
継母は魔女になり
白雪姫に手をかけた
同じ赤い唇を持つのに
赤い唇にもなれることを
魅力にすれば良かったのに
若さを失った自分
魔女になってもいいけれど
後に続く白雪姫達に
毒林檎を食べさせてはいけない
世間という鏡に
惑わされてはいけない
自分は赤い口紅を持っている
そして
それをつけるべき時を知っている
それは
魔女の本懐ではあるまいか?