多くのレコード、CD屋さんが無くなり、漸く探したCD屋では
ほぼ映画のDVD、日本&アニメのCD・DVDなので
近隣でこの作品をGET出来ず、お金も余裕も無くなり(恥?)
お友達に焼いて頂きました。
グレンティプトンのパーキンソン病は衝撃的でした。
グレンも70歳・・・2014年武道館で観た時のパフォーマンスのぎこちなさに
年齢的なモノか?違和感がありました。
10年間という事なので08年の武道館、09年のラウドパークで来日公演した時には
既に病に侵されていたという事なんですよねぇ。
凄いステージだったので。
そして今作、「ライブインジャパン」~「ラムイッドダウン」迄長い間
プロデューサーだったトムアロムを30年ぶりに起用、アンディースニープも
当然起用、そして音楽的にイニシアティブを取っていたグレンの指示も有ったと思いますが
スタジオアルバム2作目になる相方のリッチーフォクナーもかなりの曲に
関わっていると思います。(手元にクレジットが無いもので・・)
プリーストの歴史の中で歴代最高の売り上げ(全米6位)となった
前作「ディメンダーオブソウルズ」は個人的に残念な作品でした。
ロブハルホードのバンド「ハルホード」の曲かと思った位で。
そして、今作で最後となる可能性もあるジューダスプリーストの今作
「ファイアーパワー」は入魂の作品となっています。
この曲からスタートします。人によっては「現代版ペインキラー」と
感じる方もいらっしゃるみたいで。
Judas Priest - Firepower (Audio)
最後の曲まで(曲数が14曲と多いのですが)捨て曲ナシ、
コレといったキラーチューンは無いもののアルバム全体として力作でした。
リッチーフォクナーが30代後半とは云え、66歳のロブとイアン
そして70歳のグレン、このテンションの高さは凄いパワー
正に「ファイアーパワー」だと思います。
私にとっての「音楽ゴッド」ロブハルホードは66歳まで
ハイトーンスクリーム連続の歌は歌えないので、中低域メインの歌ですが
タフな歌を歌い続けた66歳、中低域は衰える事なく、要所要所に
ハイトーンスクリームを入れながら、気合の入った歌声を聴かせます。
曲の進行としてはロブの声域に合わせた曲作りとなっているんでしょうね。
そしてギターに関しては大半が若いリッチーフォクナーが弾いています。
ここでグレン&KKと築き上げた強力、迫力のツインギターは事実上終焉となりますね。
リッチーのプレイはキレッキレです。メンバーと親子以上の年齢差がありますしね。
で数曲、グレンのリード&リズムギターが入ってきます。
やはり「グレン節」は分かるモノです。リズムギターも微妙なニュアンスの違いで
そこにプリーストの看板「ツインリード」が感じられます。
全盛期のプレイには遠いですが、コレがパーキンソン病で自由に指が動かないであろう
グレンのリードプレイが聴けました。
これが70歳のパーキンソン病で闘病中のプレイなのか!?と思わせる
入魂のプレイがとても胸に響きますね。
グレンのレコーディングが終った後、イアンが語るにはコレまでの戦い
そして恐らく最後のレコーディングを終えてブースから出てきたグレンを観て
涙を抑える事は出来なかったそうです。
ギターに関しては、アルバム中リード&リズムギターも
80%はリッチーのプレイによる録音と思われます。
クローン病で亡くなる前のRIOTのマークリアリを思い出します。
バンドの看板でリーダーのマークが最後の作品にギターが弾けず
相方のマイクフリンツに指示をして作品全てマイクが弾いた
入魂の力作「インモータルソウル」の様な。
先日のRIOT・Vの来日公演は素晴らしかったみたいですね。
ロブ、グレン・KKの3人のフォーメンションでケミストリーを作ってきた
ジューダスプリーストは事実上終焉。ゴリゴリで凄いヘビーな音圧だった
プリーストのリズムギターは、比較的柔らかい音造りのリッチーがほぼ担当しているので
今まで硬質なリズムギターに埋もれがちだった2代目ジューダスプリーストからの
オリジナルメンバー、ベースのイアンヒルのベースの音がクリアに聞こえます。
コレは一種の新しい相乗効果とでもいうか、大ベテランのイアンのベースが
凄く大きな存在感を示しています。ギターとボーカルサウンドが大看板なので
控えめな存在でもあるルート弾きがメインのイアンのベースサウンドが
凄みを持って聞こえます。所々入れる動きのあるフレーズも凄く味が有ります。
「ペインキラー」からの加入でタイトルトラックのペインキラーで中々真似が聴かない
強烈なドラミングをしたスコットトラヴィスのドラムも楽曲に合わせ
看板のツーバスも入れ、トータルサウンドクオリティーは高いと思います。
特に7~8の序曲から本編という流れは今作のハイライトとなるかも知れませんね。
先述した「コレ!」と言ったキラーチューンが無いけどアルバムトータルで
勝負してきて、最初から最後まで強力なエネルギーを出した今作は
気合というモノに休むスペースを与えず最初から最後まで
ハード&ヘビー&キャッチーな力作に感じます。
前作で個人的にガッカリしたのでグレンの事は非常に残念だし
46年以上(2011年にKKが引退する迄も含み)の強力なギターコンビサウンドは
事実上終焉ですが、コレがグレン、ロブ、イアンと・・
もう高年齢層となるオジサン達&若いリッチーのエネルギーを入れて
テンション高い作品を出したのは、年齢的に凄い事と思います。
イメージ的には「殺人機械」~「ラムイットダウン」という様な楽曲バランスと
現代を生きるプリーストのサウンドという感じがします。
この人達は「メタルゴッド」と言われる様に根からメタラーなんですね。
フェヴァリットバンドなだけにチト熱が入った記事になってしまいました。
ツアーお誘いが無かったとガックリ来たKKの声明にプリースト側が
反論したという残念な事も有りましたが、今作を聴いたら、KKの入る透間は
無いかもですね。リッチーはKKの代わりというよりリッチーフォクナーという存在になり
今のプリーストの形となっていますね。
伊藤正則曰く、「KKはとても良い人だけど今回は何も言わなかった方が良かったね」でした。
今作を聴くとより、そう感じてしまいます。
大半のギターの音はリッチーなので。フラッシーに活き活きとプレイしていますね。
トリビュートバンド時代からKK役だったリッチーが今からグレンに改造は難しい。
出来たらグレンが居なくても来日公演行ってみたいですねぇ。
と今回焼いて頂いたCD、PCのトラブルが有ったようで
手元のCD-Rは音圧が低いのですが
チトお金に余裕が出来たらAmazonで通常版を?購入したいと思います。
ほぼ映画のDVD、日本&アニメのCD・DVDなので
近隣でこの作品をGET出来ず、お金も余裕も無くなり(恥?)
お友達に焼いて頂きました。
グレンティプトンのパーキンソン病は衝撃的でした。
グレンも70歳・・・2014年武道館で観た時のパフォーマンスのぎこちなさに
年齢的なモノか?違和感がありました。
10年間という事なので08年の武道館、09年のラウドパークで来日公演した時には
既に病に侵されていたという事なんですよねぇ。
凄いステージだったので。
そして今作、「ライブインジャパン」~「ラムイッドダウン」迄長い間
プロデューサーだったトムアロムを30年ぶりに起用、アンディースニープも
当然起用、そして音楽的にイニシアティブを取っていたグレンの指示も有ったと思いますが
スタジオアルバム2作目になる相方のリッチーフォクナーもかなりの曲に
関わっていると思います。(手元にクレジットが無いもので・・)
プリーストの歴史の中で歴代最高の売り上げ(全米6位)となった
前作「ディメンダーオブソウルズ」は個人的に残念な作品でした。
ロブハルホードのバンド「ハルホード」の曲かと思った位で。
そして、今作で最後となる可能性もあるジューダスプリーストの今作
「ファイアーパワー」は入魂の作品となっています。
この曲からスタートします。人によっては「現代版ペインキラー」と
感じる方もいらっしゃるみたいで。
Judas Priest - Firepower (Audio)
最後の曲まで(曲数が14曲と多いのですが)捨て曲ナシ、
コレといったキラーチューンは無いもののアルバム全体として力作でした。
リッチーフォクナーが30代後半とは云え、66歳のロブとイアン
そして70歳のグレン、このテンションの高さは凄いパワー
正に「ファイアーパワー」だと思います。
私にとっての「音楽ゴッド」ロブハルホードは66歳まで
ハイトーンスクリーム連続の歌は歌えないので、中低域メインの歌ですが
タフな歌を歌い続けた66歳、中低域は衰える事なく、要所要所に
ハイトーンスクリームを入れながら、気合の入った歌声を聴かせます。
曲の進行としてはロブの声域に合わせた曲作りとなっているんでしょうね。
そしてギターに関しては大半が若いリッチーフォクナーが弾いています。
ここでグレン&KKと築き上げた強力、迫力のツインギターは事実上終焉となりますね。
リッチーのプレイはキレッキレです。メンバーと親子以上の年齢差がありますしね。
で数曲、グレンのリード&リズムギターが入ってきます。
やはり「グレン節」は分かるモノです。リズムギターも微妙なニュアンスの違いで
そこにプリーストの看板「ツインリード」が感じられます。
全盛期のプレイには遠いですが、コレがパーキンソン病で自由に指が動かないであろう
グレンのリードプレイが聴けました。
これが70歳のパーキンソン病で闘病中のプレイなのか!?と思わせる
入魂のプレイがとても胸に響きますね。
グレンのレコーディングが終った後、イアンが語るにはコレまでの戦い
そして恐らく最後のレコーディングを終えてブースから出てきたグレンを観て
涙を抑える事は出来なかったそうです。
ギターに関しては、アルバム中リード&リズムギターも
80%はリッチーのプレイによる録音と思われます。
クローン病で亡くなる前のRIOTのマークリアリを思い出します。
バンドの看板でリーダーのマークが最後の作品にギターが弾けず
相方のマイクフリンツに指示をして作品全てマイクが弾いた
入魂の力作「インモータルソウル」の様な。
先日のRIOT・Vの来日公演は素晴らしかったみたいですね。
ロブ、グレン・KKの3人のフォーメンションでケミストリーを作ってきた
ジューダスプリーストは事実上終焉。ゴリゴリで凄いヘビーな音圧だった
プリーストのリズムギターは、比較的柔らかい音造りのリッチーがほぼ担当しているので
今まで硬質なリズムギターに埋もれがちだった2代目ジューダスプリーストからの
オリジナルメンバー、ベースのイアンヒルのベースの音がクリアに聞こえます。
コレは一種の新しい相乗効果とでもいうか、大ベテランのイアンのベースが
凄く大きな存在感を示しています。ギターとボーカルサウンドが大看板なので
控えめな存在でもあるルート弾きがメインのイアンのベースサウンドが
凄みを持って聞こえます。所々入れる動きのあるフレーズも凄く味が有ります。
「ペインキラー」からの加入でタイトルトラックのペインキラーで中々真似が聴かない
強烈なドラミングをしたスコットトラヴィスのドラムも楽曲に合わせ
看板のツーバスも入れ、トータルサウンドクオリティーは高いと思います。
特に7~8の序曲から本編という流れは今作のハイライトとなるかも知れませんね。
先述した「コレ!」と言ったキラーチューンが無いけどアルバムトータルで
勝負してきて、最初から最後まで強力なエネルギーを出した今作は
気合というモノに休むスペースを与えず最初から最後まで
ハード&ヘビー&キャッチーな力作に感じます。
前作で個人的にガッカリしたのでグレンの事は非常に残念だし
46年以上(2011年にKKが引退する迄も含み)の強力なギターコンビサウンドは
事実上終焉ですが、コレがグレン、ロブ、イアンと・・
もう高年齢層となるオジサン達&若いリッチーのエネルギーを入れて
テンション高い作品を出したのは、年齢的に凄い事と思います。
イメージ的には「殺人機械」~「ラムイットダウン」という様な楽曲バランスと
現代を生きるプリーストのサウンドという感じがします。
この人達は「メタルゴッド」と言われる様に根からメタラーなんですね。
フェヴァリットバンドなだけにチト熱が入った記事になってしまいました。
ツアーお誘いが無かったとガックリ来たKKの声明にプリースト側が
反論したという残念な事も有りましたが、今作を聴いたら、KKの入る透間は
無いかもですね。リッチーはKKの代わりというよりリッチーフォクナーという存在になり
今のプリーストの形となっていますね。
伊藤正則曰く、「KKはとても良い人だけど今回は何も言わなかった方が良かったね」でした。
今作を聴くとより、そう感じてしまいます。
大半のギターの音はリッチーなので。フラッシーに活き活きとプレイしていますね。
トリビュートバンド時代からKK役だったリッチーが今からグレンに改造は難しい。
出来たらグレンが居なくても来日公演行ってみたいですねぇ。
と今回焼いて頂いたCD、PCのトラブルが有ったようで
手元のCD-Rは音圧が低いのですが
チトお金に余裕が出来たらAmazonで通常版を?購入したいと思います。
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