ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ヘッドハンター ハービーハンコック

2007年06月26日 | 音楽
中学時代から、「ベストヒットUSA」でかかる洋楽や
HR/HMに熱中する時期と並行してJAZZは好きだったんです。
その頃、日テレで土曜の夜、JAZZバンドのライブ番組とかやってたんで。
(JAZZの本当の入口は父が聴いていたディキシーランドジャズですが)

このハービーハンコックのアルバム、
「ヘッドハンター」と出会ったのは19歳の頃です。
その頃BARでウェイターをしていて、ピアノの先生が弾き語りに来るんです。
(美人でした)
その先生が貸してくれたジャズレコードの中の1枚にこの「ヘッドハンター」が
含まれていました。
ハービーハンコックのアルバムで代表作は「処女航海(メイデンボヤージ)」と
この「ヘッドハンター」ですよね。
丁度、クロスオーバー流行時の73年に発表されたこのアルバムですが、
ハードロック、ヘビーメタル一直線だった私にも物凄く衝撃で
後に色んなジャンルを聴く様になったキッカケのアルバムかも知れません。
私が心の何処かに求めていたサウンドがこのアルバムには濃厚に含まれていたんです。
ジャズ+ファンク、そして何とも言えない、スライアンドファミリーストーンの様な
イナタくささ!!決して心底明るくない湿ったサウンド。

そして、恐るべし、ハービーメイスンのドラミング!!
「カメレオン」ではどうやって叩いてるのか?本当に想像して苦悩して
(ドラマーじゃないけど)やはり凄くハマってしまうのです。
そして、また「SLY」での凄いドラミング。
未だ持って、一番好きなドラマーはHR/HM系のドラマーでは無く
このハービーメイスンが私の中では君臨しています。

そして、曲の展開の凄まじさ。
超一流ミュージシャンのケミストリー!
未だに歴史に残るアルバムとしてこの「ヘッドハンター」は君臨してます。
どうやっても、凄いアルバムだと私は思うのです。

全ての音楽アルバムで「好きなアルバムTOP10」には必ず入る、
この1枚です。

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