ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

救世主

2007年03月03日 | 格闘技
どん底に落ちかけていた日本人格闘界を救った桜庭和志です。
UWFインターナショナルは最強を謳ってプロレスしてたのですが
安生の道場破りという形になった敗戦、新日本プロレスとの対抗戦、
そして高田のヒクソングレーシに二連敗とグレーシーコンプレックスに
陥ってた格闘シーンを、UFCで優勝2回した事によってグレーシー柔術を
広めた、総合格闘技界の功労者(?)ホイスグレーシーを
1時間半にわたる激闘の末破るという偉業を達しました。
日本格闘界は歓喜しました。勿論、ファン、そして私も。
(まあ、数週後、船木がヒクソンに敗戦という残念な現実もありましたが)
それまで桜庭は無敗でした。
UFC-JAPANで優勝した時「プロレスラーは強いんです!!」と
言った言葉、忘れません。
新日本との初対抗戦でベストバウトとされた「永田、石澤組VS金原、桜庭組」
桜庭は輝いてました。石澤の三角締めでギブアップという負け役でしたが。
ホイスを破ったあともグレーシーを4タテし、更に勝ち続けた時の
ヴァンダレイシウバ戦。4点ポジションによる頭部への膝蹴りが公式ルールで
認められた後でのシウバ戦は、正直、危ないと思いました。
私のカンは当たりました。負けました。
その後も総合格闘技がハイレベルになって来たので、勝ち、負けを繰り返します。
中々日本人が勝てなくなってきました。
桜庭もシウバに3連敗・・・・。
ただ、ケビンランデルマンを腕ひしぎ十字固めで破った時は嬉しかったです。
ランデルマンは元UFCヘビー級チャンピオンだし。後のミルコをKOしたし。
PRIDEでのラストマッチはケンシャムロック戦だったけな?
ミドル級グランプリでヒカルドアローナにTKO負けした時、年齢、体の故障含め
限界に思えました。十分、皆に夢を与えた、引退してゆっくり休んでくれと
思いました。しかしPRIDEがTV打ち切りになる前、HEROSに移籍しました。
そこでの初戦、名前は忘れましたが、殺される所でした。
しかし、意地の裸締めで辛勝しました。やはりベテランですね。
(渋谷センター街で見つけた時はまだまだ若手プロレスラーだったのに)
(そう言えば、UWFインター系はよく六本木や麻布のCLUBに出没してました。
私の友人Mは安生が連れてきてた元アイドルの子、食べちゃったし、
わしは恐かったよ・・・・)
そして、迎えた大晦日のダイナマイト!
秋山の不正で、ボコボコにされました。
何度もSTOP合図出してたのに、STOPされずオイルを塗った秋山を掴めません。
見たくない姿でしたが、後に、秋山のオイル不正、失格、没収試合となったので
安心はしましたが、今、再戦して、勝てるかどうか・・・・?
私は難しい気がします。
でも、桜庭はリングに立ち続けようとするのでしょうね。
ただ、引き際だけは誤らないで欲しいです。
まだ、ボクシングを捨てられない辰○の様なイバラのイバラの道は
歩いて欲しくないです。(私の希望)


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2 コメント

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夢見させてもらいましたよね。 (nenkorhoads)
2007-03-05 13:19:37
グレーシーハンター桜庭。
ホイスとのバトルは文句なしの名勝負でしたよね!

その桜庭が膝の怪我、
ルールの変更によって技術より、一発の蹴りやパンチの強い選手達が有利となる中、プロレスラーとして戦う姿は悲壮感すらありました。

そんな中でも桜庭を応援しておりましたが、
昨年のHERO'Sで負けた時、正直「もう駄目かな?」と思ったのも事実です。

あの不正が判明するまでは!
Aの不正により少しは気持ちが和らぎましたが、太郎さんがお書きになっているように、不正が無い状態で桜庭が勝てたかどうかは私も疑問です。

まあ、それ以上に入場時に道場の子供達を連れて登場し、試合後、「柔道は強いだろう」とまで言い見事子供達の夢をぶち壊したAを許す事ができませんけど。

桜庭の引き際は意外とあっけなく、人を食ったような形になるのかもしれませんね。
それも彼らしいと思います。
返信する
nenkorhodsさん (太郎)
2007-03-06 12:47:36
ホイス戦は試合前から散々盛り上がってましたね!
ホイスは無理ばかり言い、すっかりヒールでしたし。
高田のホイス戦は高田はあまりに不甲斐ないし。

桜庭はホイラーを始め、ホイラーとその弟、ハイアンと
4タテ。最強と評されるヒクソンは桜庭から
逃げたと思います(まあ、息子が事故死という不幸も
ありましたが)もうPRIDEには上がらないという
難題付けて。まあ、ある意味、真のサムライかも。
絶対に勝てる相手としか戦わないと言う。

私はHERO’S初戦でもう止めて欲しいと思いました。
ギリギリの勝ち。前田日明は谷川プロデューサーに
「殺すつもりか!?」と怒ったそうですし。
秋山戦は正直戦前から心の中で不穏間が出てました。
そして、あんなに子供を引き連れての入場、
マイクパフォーマンス、ある意味、格闘家人生を
失ったかも知れませんね。

そう、人を食った形の引き際は似合いますね!
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