私が「ブルース」という音楽に触れたキッカケが
ベタですがゲーリームーアの「Stiil Got blues」
ハードロックの人からブルースの世界に行ったきり
戻らずあの世へ逝ってしまいましたな。
残念ながらゲーリーのステージは見ずに終わってしまいました。
この頃から音楽トレンドがメタル→ブルース、又はオールドブルースロック
こう原点回帰、メタルを捨てブルースの人になった人も多かった。
浪人受験地獄が終わり、ボーカルでメタルバンド探し。
腕の良い、それなりに演奏レベルの高いメンバーとオリジナル曲でのライブ出演後
結構なインディーバンドを集めるメタルイベントに参加要請来たけど
その二週間後には私バンドをクビになりまして。
力量不足という事でした。爆音ドラムの横に立たされ音数多い日本語歌詞を
歌わされ、ビブラート奏法する間も無く前任者の真似をしてしまい
スッカリ自分のスタイルをどこかに置き去りにしまい、この後10年のスランプ。
自分のレベルを勘違いしたプライドがズタズタに引き裂かれ
失意の中で昔の仲間に誘われたオールディーズバンド。
コレはリズム隊とキーボードが中々酷いグルーブ感じないメンツでしたが
大元のギタリストに戻り50‘sオールディーズの曲を
耳コピ。ハードロック/ヘビーメタルの引出しだけだったけど
19歳だったので直ぐ耳コピ出来ました。
で、何故か?オールディーズバンドなのに
「スイートホームシカゴ」を絶対やる!というメンバー達。
皆、映画「ブルースブラザーズ」にドハマりしていたのも有り
イヤイヤこの曲をやる事に。というか、ブルースギターの引き出しが無いのです。
7thも9thも知らなかった、というかメンバー誰も知らなかった。
ブルースの真似事で終わるし、途中でリックを放り込むにも
引出し無ければ、殆どブルースを聴いていない。
しいて言えば、そのゲーリームーアとBBキング、Tヴォーンウォーカー位。
でもコピーしていない。
最初につまづいたのが、このイントロのギターリック。
The Blues Brothers - Sweet Home Chicago - 1080p Full HD
メンバーは映画のビデオ貸すと言ってくるのに乗り気では無い私が
拒否ってました。で、テープを聴いていると
どうやって弾いているか分からないこのフレーズが
簡単に音取れて直ぐ弾ける様になっていました。
そこで調子に乗ったのが他のメンバー達。
コレが直ぐ音取り出来たのだから太郎は何でも出来る!と
大勘違いされたのです。困った‥「スイートホームシカゴ」
親友のボーカルが根っからのエンターテイメント男だったので
変なアイデアを押し付けられ、出演決まっていた原宿ルイードのライブイベントで
コレを最後にやる!演出はボーカル2人がダンスしながらステージを去るというアイデア。
私にとっては初オールディーズに初ブルース。
会場は当時、かなりの集客が出来きほぼ満員状態。
このバンドで原宿ルイードは考えもしなかったけど大舞台。
オールディーズの曲を演奏しながら、でも自分でも恥ずかしいと思う
リズム隊のプレイ。平気で音外して「それがクールだ!」と思っているから
余計グルーブが悪い。カッコいいアボイドノートとは次元が違う。
自分が恥ずかしく思うライブステージが盛り上がる訳無く
主催の事務所の人から、当然の事ながら、クソまかれえました。
で、最後はやっぱり「スイートホームシカゴ」
曲は凄くカッコいい訳です。
私がイントロを引き出すと会場は「おっ!」と空気が変わりました。
が、曲が進めば、完全にホールは冷え切りました。
ヴォイッシングスキルも無い、放り込むリックは100%アドリブなので
おんなじ事ばかり繰り返す。
オマケにリズム隊のグルーブは「ペッタンペッタン」
グルーブもクソも有りません。
ボーカル2人が去り、残された3人でただペッタンペッタン。
ギターだけソロを入れればならないので
もうヤケクソでマイナーペンタトニックの高速フルピッキングのラン奏法。
適当な合図で唐突に、ステージを終え、義理の少しばかりの拍手。
そりゃそうだよな。ホールは冷え切っているんだし
そういう恥ずかしい演奏をしたのは自分等。
結局、何でか?私だけ悲しい気持ちでイベントを終えました。
ボーカルと私以外のメンバーには楽しかったのだろう。
ボーカルと私は猛省しました。
しかし、この「スイートホームシカゴ」が確実に私の
ギタープレイの引出しをこの後増やしてくれました。
最初のつまずきは後の糧となりました。
この後、ジャズロックやフラワートラベリンバンドの大洗礼を受けた私は
JAMでマイナーブルースロックとかを弾き出し
結局、持ち曲になりました。
後にちゃんと見た映画「ブルースブラザーズ」は面白くて
腹抱えて笑いました。
そして、他のメンバーと適当にJAMった「スイートホームシカゴ」の
古い音源が出て来まして。
JAMでブルーズでも、私の当時のsoulは
激しくハードロックでスイープやらタッピングやら激しいアーミングやら。
もう一人のギタリストはブルース根付いていますのでブルージーに弾いて。
他の人はブルース弾けば何でもブルースだよ、と言ってくれましたが‥。
コレはアリとして、う〜んお披露目出来るモノでは無い。
野村のよっちゃんがとある米ブルースマンのバンドにツアーメンバーで
ブルースの真似事しても意味ないと思ってステージに上がったら
エディーヴァンヘイレンの様にライトハンドしまくったらどこでもウケ
味をシメ、翌年の同ツアーで同じ事をやったら拍手はまるでなかったと。
初年度は追い詰められた所にタッピングしまくったら
魂がこもりウケた。翌年は舐めてかかり、チト恥を書き肥やしにしたと。
何だか、延々とこの曲「スイートホームシカゴ」をJAMりたくなりました。
定番の全パート、ソロ回しでも良いから。
自分の体験談ネタは長文失礼致しますですm(_ _)m
ベタですがゲーリームーアの「Stiil Got blues」
ハードロックの人からブルースの世界に行ったきり
戻らずあの世へ逝ってしまいましたな。
残念ながらゲーリーのステージは見ずに終わってしまいました。
この頃から音楽トレンドがメタル→ブルース、又はオールドブルースロック
こう原点回帰、メタルを捨てブルースの人になった人も多かった。
浪人受験地獄が終わり、ボーカルでメタルバンド探し。
腕の良い、それなりに演奏レベルの高いメンバーとオリジナル曲でのライブ出演後
結構なインディーバンドを集めるメタルイベントに参加要請来たけど
その二週間後には私バンドをクビになりまして。
力量不足という事でした。爆音ドラムの横に立たされ音数多い日本語歌詞を
歌わされ、ビブラート奏法する間も無く前任者の真似をしてしまい
スッカリ自分のスタイルをどこかに置き去りにしまい、この後10年のスランプ。
自分のレベルを勘違いしたプライドがズタズタに引き裂かれ
失意の中で昔の仲間に誘われたオールディーズバンド。
コレはリズム隊とキーボードが中々酷いグルーブ感じないメンツでしたが
大元のギタリストに戻り50‘sオールディーズの曲を
耳コピ。ハードロック/ヘビーメタルの引出しだけだったけど
19歳だったので直ぐ耳コピ出来ました。
で、何故か?オールディーズバンドなのに
「スイートホームシカゴ」を絶対やる!というメンバー達。
皆、映画「ブルースブラザーズ」にドハマりしていたのも有り
イヤイヤこの曲をやる事に。というか、ブルースギターの引き出しが無いのです。
7thも9thも知らなかった、というかメンバー誰も知らなかった。
ブルースの真似事で終わるし、途中でリックを放り込むにも
引出し無ければ、殆どブルースを聴いていない。
しいて言えば、そのゲーリームーアとBBキング、Tヴォーンウォーカー位。
でもコピーしていない。
最初につまづいたのが、このイントロのギターリック。
The Blues Brothers - Sweet Home Chicago - 1080p Full HD
メンバーは映画のビデオ貸すと言ってくるのに乗り気では無い私が
拒否ってました。で、テープを聴いていると
どうやって弾いているか分からないこのフレーズが
簡単に音取れて直ぐ弾ける様になっていました。
そこで調子に乗ったのが他のメンバー達。
コレが直ぐ音取り出来たのだから太郎は何でも出来る!と
大勘違いされたのです。困った‥「スイートホームシカゴ」
親友のボーカルが根っからのエンターテイメント男だったので
変なアイデアを押し付けられ、出演決まっていた原宿ルイードのライブイベントで
コレを最後にやる!演出はボーカル2人がダンスしながらステージを去るというアイデア。
私にとっては初オールディーズに初ブルース。
会場は当時、かなりの集客が出来きほぼ満員状態。
このバンドで原宿ルイードは考えもしなかったけど大舞台。
オールディーズの曲を演奏しながら、でも自分でも恥ずかしいと思う
リズム隊のプレイ。平気で音外して「それがクールだ!」と思っているから
余計グルーブが悪い。カッコいいアボイドノートとは次元が違う。
自分が恥ずかしく思うライブステージが盛り上がる訳無く
主催の事務所の人から、当然の事ながら、クソまかれえました。
で、最後はやっぱり「スイートホームシカゴ」
曲は凄くカッコいい訳です。
私がイントロを引き出すと会場は「おっ!」と空気が変わりました。
が、曲が進めば、完全にホールは冷え切りました。
ヴォイッシングスキルも無い、放り込むリックは100%アドリブなので
おんなじ事ばかり繰り返す。
オマケにリズム隊のグルーブは「ペッタンペッタン」
グルーブもクソも有りません。
ボーカル2人が去り、残された3人でただペッタンペッタン。
ギターだけソロを入れればならないので
もうヤケクソでマイナーペンタトニックの高速フルピッキングのラン奏法。
適当な合図で唐突に、ステージを終え、義理の少しばかりの拍手。
そりゃそうだよな。ホールは冷え切っているんだし
そういう恥ずかしい演奏をしたのは自分等。
結局、何でか?私だけ悲しい気持ちでイベントを終えました。
ボーカルと私以外のメンバーには楽しかったのだろう。
ボーカルと私は猛省しました。
しかし、この「スイートホームシカゴ」が確実に私の
ギタープレイの引出しをこの後増やしてくれました。
最初のつまずきは後の糧となりました。
この後、ジャズロックやフラワートラベリンバンドの大洗礼を受けた私は
JAMでマイナーブルースロックとかを弾き出し
結局、持ち曲になりました。
後にちゃんと見た映画「ブルースブラザーズ」は面白くて
腹抱えて笑いました。
そして、他のメンバーと適当にJAMった「スイートホームシカゴ」の
古い音源が出て来まして。
JAMでブルーズでも、私の当時のsoulは
激しくハードロックでスイープやらタッピングやら激しいアーミングやら。
もう一人のギタリストはブルース根付いていますのでブルージーに弾いて。
他の人はブルース弾けば何でもブルースだよ、と言ってくれましたが‥。
コレはアリとして、う〜んお披露目出来るモノでは無い。
野村のよっちゃんがとある米ブルースマンのバンドにツアーメンバーで
ブルースの真似事しても意味ないと思ってステージに上がったら
エディーヴァンヘイレンの様にライトハンドしまくったらどこでもウケ
味をシメ、翌年の同ツアーで同じ事をやったら拍手はまるでなかったと。
初年度は追い詰められた所にタッピングしまくったら
魂がこもりウケた。翌年は舐めてかかり、チト恥を書き肥やしにしたと。
何だか、延々とこの曲「スイートホームシカゴ」をJAMりたくなりました。
定番の全パート、ソロ回しでも良いから。
自分の体験談ネタは長文失礼致しますですm(_ _)m
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