ポルシェカレラ RSRターボ 製作記(32)

　マルティニラインを貼っていきましょう。

　まず左側から貼ってみました。
　デカール自体はちょっと硬い感じで、極端に曲げると折れてしまうので注意が必要です。

　曲面に貼りますが、だいたい上手にフィットするのでデカール軟化剤の使用は少なくても大丈夫です。

　最初にドア部分を決めてしまいます。
　デカール自体は上のライン、ゼッケンの入るシルバーの部分、下のラインが一体になっています。
　今回シルバーの部分はマスキングで塗装色を残したのでデカールのライン部分を切り離します。

　上のラインはドアの切り込みラインに合わせて、レッドの部分が平行になるように貼りました。
　下のラインはほぼ塗り分けライン上に貼っています。

　真ん中のシルバーの枠（ブルーの細い線）もデカールから切り取って貼ります。
　ズレ防止用に2mm程度シルバーを残しましたが、やっぱり塗装と随分色合いが違います(>_< )。
　クリアをかければ目立たなくなるのか・・・結果は乞うご期待です。

　フロントはこんな感じです。上のラインも下のラインも前はフロントスポイラーの上の枠内で、後ろはドアのデカールにつながるようにします。
　両端が決まっているので、あとはその中間を丁寧に馴染ませていきます。
　デカールが硬いのでマークソフターはあまり効きません。
　ドライヤーで数秒ずつ熱風をあてながら馴染ませました。

　貼ってから気がつきましたが、実車画像と比べると外側のラインが外に寄りすぎです。
　デカールは内側の線と外側の線を透明デカールでつなげて1枚になっていたんですが、貼りにくいと思って切り離してしまいました。
　そのせいなのか・・・、まあ変ではないのでこのままにしますが、皆さんお気を付けくださいね(^0^)。

　リアはこんな感じです。フジミさんのデカールと違うのは、バンパーの上側の色です。
　スタジオ27さんのデカールは濃いブルー、フジミさんのデカールレッドです。

　実車画像を見ると、たぶんブルーが正解だと思いますが、同じゼッケン22でレッドの画像もあります。
　今回はスタジオ27さんのデカールを信じて貼っていきましょう。

　貼るのは、まずバンパー上の濃いブルーの部分からです。その後、バンパー上のラインを貼って全体をつなげていきます。
　上のラインは、ラインの下側が網目モールドの上にギリギリかからない位置で、横から見てなだらかにリアに向かって下がっていくように注意します。横から見てラインがうねっているとカッコ悪いので気をつけます。
　下のラインはバンパーからつながるようにしますが、濃いブルーの3本線、太さが違います(T_T)。
　ここは合わせて欲しかったです。

　最後にバンパーの角部分、デカールの合わせ目を密着させるのに軟化剤を使いますが、ここはモデラーズさんのデカールフィットの出番です。
　こちらはよく効きます。溶ける感じに近いので角に少しだけつけて、柔らかくなったら密着させます。

　これでようやく片側終了です。引き続き反対側も頑張りましょう。