20日の朝、福(9歳♀)が
キッチンで倒れてるのを発見。
もう、息絶えていた。
前日まで元気だった福。
お姉ちゃんにいつも通り甘えて、
いつも通り暗闇に紛れて、
暗闇の中、おやすみを言った。
にゃーん
と返してくれて。
いつも通り就寝。
朝になり、母が慌てて起こしに来た。
福が倒れてて動かない!!
と。
慌てていくと、そこには変わり果てた福。
長女が1番可愛がってて、
長女に1番懐いてて。
修学旅行で離れ離れになった時は、
お互いに泣き止まなかったという。
そんな関係。
福のテリトリーはお姉ちゃんの部屋で。
そこでは強気。
他の部屋ではオドオドしてて、
最近やっと、ご飯食べてる後ろを通っても
逃げなくなったところだった。
亡くなる前日は、
福の小さい時の話をしたり、
どれだけお姉ちゃんに懐いてるかを
話したり。
たくさん福の話をしてた。
それが翌日には。。。
本来なら、亡くなった翌日には
火葬するのだろうけど。
あまりにも突然で、受け止められず。
少し時間を貰った。
よく喋る子だった福。
話しかければ返事をし、
ごはんが欲しければ
ごはーん!!と鳴き。
お姉ちゃんが出かける時は、
行かないで!
抱っこして!!
行っちゃヤダヤダ~!!
と駄々こねてお姉ちゃん困る程で。
帰ってきたら今度は全身で
喜びを表し、くねくねくねくね。
おかえりおかえり!!
やっと帰ってきた~!!
早く抱っこして!!
待てないよー!!
と訴える程で。
それまで静かに寝てたとしても、
帰ってきたのがわかるとサッと動き
部屋のドアのところでお出迎え。
私に抱っこされる時もあったけど、
それは、お姉ちゃんは?お姉ちゃんは?と
しつこく鳴く時。
こいつ、キレやがった。。。と判断するほどの
鳴きっぷりで。
そんな時は優しく抱いて、
言い聞かせてた。
そんな、お姉ちゃん大好きっ子な福が。
突然逝かれて私もお姉ちゃんも
心の整理がつくわけがなく。
昨日、夜になってやっと、やっと
少しお別れに向け動けるようになり。
毛を少しカットしたり、
爪をカットしたり、
おヒゲをちょっと頂いたり。
手形を取ったり、
今夜は寝ない、と言っていたお姉ちゃんも、
福の隣で掛け布団にくるまって、
寝てました。泣き寝入り、かな。
朝は目が腫れてて。
ティッシュの山もあって。
夜、1人で福のことを思い
過ごしていたんだなぁ、と。
寒かったらエアコンつけなね
と、言うと。
福は暖かいのダメでしょ?
と、布団にくるまってたんだと思う。
昨日は久しぶりに寒い夜で。
写真の整理をしながら過ごしたよう。
そんな大切な福とも、
さっき最後の別れをして、
お骨になった福を連れて帰ってきました。
火葬車で家まで来ていただいたので
家の駐車場でのお別れだったのですが、
長女はその場を離れず、
約1時間40分。
ずっと福のそばにいました。
私も離れがたくて、
一緒に待っていました。
北風が冷たく、寒いのだろうけど、
葬儀社の方のお話でまた涙。
いいお話を聞かせていただきました。
お骨も、拾えるだけ拾い、
なるべく残さないようにしました。
ペンダントを頂き、
そこには歯としっぽの骨かな?
それを入れて娘に持たせました。
火葬代は家から出すつもりだったのですが、
長女が『最後くらい出してあげたい』と
言うので長女に任せました。
長女が納得のいく形に出来たので
良かったと思います。
福も、お姉ちゃんがずっと一緒で
喜んでくれてるといいな。
今頃、天国のお兄ちゃんと一緒に
走り回ってるかな?
お兄ちゃん子だったからね。
大(福のお兄ちゃん)も
喜んでるかもしれないね。
1人じゃなくて良かったね。
我が家に来て、大、福は幸せだったかな?
みー(我が家の初代猫)も、一緒に遊んでるかな?
福、たくさんの幸せをありがとう。
