うわさによると、(いや、Iくんの調査と経験によると)、上信電鉄というのは、猛烈に揺れるらしい。 高崎駅出発を前に、いやが上にも緊張感が高まる。
走り出す電車。 うーん、激しく横揺れ!なんだこれは!脱線するかと思うほど。 しかも、運転席横から進行方向を眺めてみれば、アップダウンも結構ある。 ジェットコースターか!…
そのうち、気持ちも落ち着いてきたので、冷静に車窓を眺める。 そういえば、国道254号線と絡んでるんだなぁ。 車からの景色は見ていたけど、鉄道からだとまた風景が違いました。
ほぼ貸しきりのような感じで、鉄道は進み、終着下仁田駅へ到着。 ん?駅に人の名前が書いてある? 自転車置き場? ん?ん? 謎が深まる。
さてさて、ここからが旅人Nくんの活躍の場、いいしゃべりを期待してます。
下仁田駅周辺は、かつ丼で街おこしをしているらしく、そこここに「かつ丼」ののぼりがある。でも、かつ丼を食べ歩くって言うのは、常人に可能なのだろうか? 本来であれば、チャレンジするところでしたが、今日の夜のメインイベント『チェジュタン』に備え、ぐっとこらえました。 次回は必ず、やっつけたい!(返り討ちというのも、充分考えられますが。)
程なく歩くと、(諏訪神社)にたどり着く。川沿いに立つ静かなお社が、地域の鎮守として見守っている感じ。 「五世代ぐらいさかのぼると、ここら辺に祖先がいたらしいんですけどね。」とは、Iくんの言。
いったい何年前で、どんな人だったんだろう?とか、諏訪神社で思いました。
川の水音を聞くと、そばに行きたくなる習性があるため、橋を渡って、眺める。 シューシューと音がして、白い煙が上がる。 工場。 こんにゃくの名産地ですものねぇ。
なんかないかなぁー、と歩いてみれば、こんにゃくいもが大量に積まれている場所を発見。
どうすんだ?これ? とか思いながら、うろうろしていたら、地元のおばさんが、教えてくれた。 こんにゃくいもの収穫は10月から12月くらいの間で、採ってきたこんにゃくいもを、細かくして乾燥させ、粉砕して保存するのだそうです。
すごい量のこんにゃくいもが、一気に処理されてくんだなぁ。見てみたいなぁ。 と思いながら、うろうろ歩いていたら、作業をしている工場の横に出た! あれまぁ! すごいスピードで処理されてます。 うーん、おもしろいなぁ、工場は!
で、こんにゃくを食べるべきでしょう!と言う話になり、地元の有名店に立ち寄る。 てのしこんにゃく、というのがあったので、試食すると、これがうまい! 3人文句なしで、購入。
ま、お荷物になるので、宅配で送っちゃいました。
そんなこんなで、時間が過ぎ、さて高崎に戻ります。 いささか、早い出立だったので、みんなかなり眠そう。 行きよりもさらに貸し切り状態の電車の中で、Nくん撃沈、程なくしてIくん撃沈。
僕は友人と車中のチャットを感動的(!)に楽しんだあと、やはり撃沈。
次は南高崎で、立ち寄り湯を堪能します。