前回投稿から2年以上経過してしまいました。ほんとに久々の投稿になります。
さて,2020年春に,秋月電子通商で販売されている「Si5351a周波数ジェネレーターモジュール」使用した小型ジェネレーターユニット製作の記事を投稿しましたが,「できた!」「動いた!!」で,そのままになっていました。
むき出し基板に電池をぶら下げて,実験用の発振器として使っていましたが,やっぱりというか何というか,少々使いにくい(あたりまえですが・・・)ため,ハンディケースに入れて,ちょっとした実験に気軽に使えるようにしてみました。
選んだケースは,タカチのLC135-M3(単3乾電池ソケット3本付き)です。
小型の基板を,ケースの取り付けねじ穴に合わせてカットした生基板に取り付け固定しました。
仕上がりは,なかなかいい感じです。
これに,専用シリコンカバーをつけるとハンディ機器らしくなります。
出力端子はBNC,周波数可変ダイヤルはちょっと測定器風に!(手持ちにちょうどいい感じのものがありましたHi)
緑の角ボタンは,ダイヤルで変化させる周波数桁の可変スイッチです。プッシュすると,周波数の数字の下のカーソルが,下位から上位に1桁ずつ移動し,カーソルのある桁の数字が変化(増減)します。
発振波形(周波数は 27MHz)を確認すると
Si5351aは,もともとクロック用の発振器のようで,発振波形は矩形波です。手持ちに,バラックで組んだ30MHzローパスフィルタがあったので,これを通すと
いい感じになりました。(上の写真,オシロの上にあるのがフィルタです)
発振周波数は 100kHz~150MHz,出力電圧は50Ωの負荷抵抗に対して4~5Vppほどあるので,いろいろな実験に重宝しそうです。
回路図は,このブログ「Si5351aを動作させてみました」に掲載していますので,興味のある方はご覧ください。
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