横浜物語

横浜の一角から色々な情報を発信します。

さー世界遺産へ出発

2007-09-19 23:38:29 | 
朝8時半に「石亭」出発。
車に乗ってびっくり、社内がすでにクラーで
冷されている。これが石亭の素晴らしいところだ。
忙しい朝の時間に客の出発時間に合わせて車を
快適温度にしておいて下さるなんて思いもしなかった。

高速道、一般道を通って所要時間1時間40分。
初めて通る道だが昨日石亭のご亭主様が要所要所を
細かく書いたオリジナルの地図を作ってくださって
じっくり教えてくださったのでそれを参考に走ったところ
何の迷いもなく到着してしまった。
かなりのスピードを出したのでこの時間で着いてしまったが
実際には2時間半見たほうがよさそうです。

このトンネルを越えるといよいよ石見銀山


石見銀山は今年7月に日本で14番目の世界遺産に。
登録された.最盛期は江戸時代初期、年間150~200トンの
銀を産出していたそうだ。
当時は世界にもこれほどの銀山は少なく石見の銀は
遠くヨーロッパにも知れ渡っていた。
世界史にも残るほどの大銀山だったが大正12年で
採掘が終了となり深い森に還った。

旅の最初はまずここでお勉強。

石見銀山資料館
ここで石見銀山ガイドの会の松原さんと待ち合わせて
今日の全工程の案内をお願いする。
松原さんは普段は町の公的な写真を撮っていられる方で
いろいろな場所に撮られた写真が飾ってあった。
石見銀山には30人くらいのガイドさんが居られて
ボランティアで全てを案内してくださる。
あっ、誤解の無いよう!!ガイド料は払います。
但しこのお金は銀山の保存に使われるそうです。

石見銀山で探訪ルートとして整備されているのは
江戸時代の街並みが残る大森地区と山間に入った
銀山地区のふたつ、まず資料館で銀山の概要を
頭に入れた後歩いて銀山の中心にある龍源寺間歩へ。
この周辺には沢山の間歩が口を開いているが入ることが出来るのはここだけ。
間歩の中は常時12~16度くらいしかなく自然のクーラーが
暑い中とても気持ちよかった。







ここから今度は山道を最初の資料館に向かって戻る。
途中、沢山の苔むした石塔やお寺のあとが見受けられる。
ガイドさんの話を聞くと往年の姿がよみがえるようだ。





歩き始めて40分近く経ったところにある清水谷精錬所跡

巨大な費用を投じて作った精錬所ではあるが1年あまりで
操業を中止しこれを最後に銀山地区の鉱山開発は
終わりを告げたそうだ。

大森地区の案内は又、明日。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ふぁ~)
2007-09-20 23:35:49
写真、いっぱいのレポート、ありがとうございます~。
yokohamaさん、ぽっぽさんに全くひけをとらないレポート!
これが、石見銀山なんですね。
世界遺産に選ばれるだけあって、すごいですね。
返信する
とんでもない!! (YOKOHAMA)
2007-09-21 06:19:56
いえいえまだぽっぽさんの足許にも
及びませんよ。早くあういうウイットに
とんだ洒落た文が書けるようになりたい。
又、チョメちゃんのように芸術的な写真を
撮りたいですね。
返信する

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