横浜物語

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象牙

2012-06-11 22:59:59 | コレクション
ブログの題材が無くて困っています。

ふと先日知人が古いピアノの象牙の鍵盤をアップして
居たことを思い出し母の残したアクセサリー箱を
ひっぱりだして見た。

たしか象牙のペンダントが有った筈・・・・・・・



こちらは5人の老人が彫られている構図、真ん中が
盛り上がって彫りに遠近感が感じられます。
上の透かし部分がとても繊細。

私は若い頃から金属アレルギーがあるので指輪や
金属系のネックレスが一切付けられない。
そんなこともあって母が亡くなったときに装飾品の類は
ほとんどいらないと放棄、姉や義姉、妹に渡り
私は陶器や木工品などをもらった。
そんな中で手文庫に残っていたのがこの象牙のペンダント。



象牙のペンダントは、象牙の小粒丸球ネックレスに通して使う事が多かったが
バロックの淡水真珠とあわせてみたら結構しっくりとなじみ又違う感覚。
ヴァチカンが充分大きいので、8mm弱の珠でもすんなり入った。
夏はとかく汗をかき、汗に弱い和珠の真珠を直接肌につけるのはあまり
良いことでは無いがその点淡水真珠は気軽に使えるので肌がべたつく
夏にこそ使いたい。



こちらの今にも壊れそうな箱はこれらのアクセサリーが入っている
手文庫、上部に装飾的な真鍮のもち手がついているので大切な
ものを入れていざというときにすぐ持ち出せるようにした携帯手文庫
だと思う。
引き出しが紫檀、ローズウッド、箱の部分はケヤキとそれぞれが異なる
木目がデザインとしても洒落ている。
多分戦前の手文庫らしい。

アクセサリーをほとんどつけない私にはたまに取り出して
眺めるくらい、母ががっかりしているかも(笑)




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵! (ロコ)
2012-06-13 22:52:04
とっても素敵!
お母様お洒落でらしたのね。
今では手に入れることも難しい細工物大事になさいませ。
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Roco様 (YOKOHAMA)
2012-06-18 00:10:29
母は本当にお洒落な人だったの。
スカーフとかアクセサリーの使い方が上手でね。
でも、私には宝の持ち腐れ、ほとんど興味が
無いというか無頓着。
着るものの組み合わせとか娘達にもうるさく
言う人でしたよ。

明治生まれの割にはとてもモダンな人でした。
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