2018年11月の夜空
2018年 11月
11月にもなりますと夏の大三角も西の空に移り、秋の夜空が拡がります。そして7日には立冬を迎えます。これから段々寒くなりますが、11月には流星群の話題が2つもあります。風邪を引かないよう暖かくして流星群の観察をしてください。
★ 2日、10月末から11月2日に掛けて、夕暮れの西の空で水星(-2.0等)と木星(-1.7等)が接近します。西の空の低い所ですから開けている場所を選びましょう。日没と共に西の空に沈むので早めに観測しましょう。
★ 6日、おうし座南流星群が極大になります。おうし座は20時頃東の空から昇って来ます。その、おうし座の南群が輻射点です。近くにアルデバラン(0.8等)が輝いており目印になります。月明かりも無く条件は良好です。13日頃、北群がピークになるとの情報もあり、11月上旬は目が離せません。
★ 7日、水星(-2.0等)が東方最大離角となります。
★ 11日12日、南西の空で土星(0.6等)と三日月(月齢3.5~4.5)が接近します。19時頃には西の空に沈んで仕舞いますので早めの観測をお勧めします。高度が低いので見逃すかもしれません。
★ 13日、おうし座北流星群が極大になります。おうし座は20時頃東の空から昇って来ます。今度は、おうし座の北群が輻射点で13日頃がピークになるとの情報があります。近くにアルデバラン(0.8等)が輝いており目印になります。月は西の空にまもなく沈み、条件は良好です。11月上旬はおうし座に注目です。
★ 16日、南の空で火星(-0.3等)と上弦の月(月齢8.4)が接近します。夜半頃には西の空に沈みます。
★ 18日、しし座流星群が極大になります。しし座は18日の午前2時頃、東の空から昇って来ます。ピークは午前1時頃と言われています。月明かりも無く条件は良好です。静かな出現ですが明るく光るものもあります。
★ 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 11月の月、下弦の月は1日、新月●は8日、上弦の月は15日、満月○は23日、下弦の月は30日です。大阪での満月の月の出は17時8分です。
★ 11月1日の大阪の日の出は6時18分、日の入りは17時5分です。
(大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。) (2018/10/25)
この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。
参考ブログ
天文事象 2018年 年間の概況
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2018年 11月
11月にもなりますと夏の大三角も西の空に移り、秋の夜空が拡がります。そして7日には立冬を迎えます。これから段々寒くなりますが、11月には流星群の話題が2つもあります。風邪を引かないよう暖かくして流星群の観察をしてください。
★ 2日、10月末から11月2日に掛けて、夕暮れの西の空で水星(-2.0等)と木星(-1.7等)が接近します。西の空の低い所ですから開けている場所を選びましょう。日没と共に西の空に沈むので早めに観測しましょう。
★ 6日、おうし座南流星群が極大になります。おうし座は20時頃東の空から昇って来ます。その、おうし座の南群が輻射点です。近くにアルデバラン(0.8等)が輝いており目印になります。月明かりも無く条件は良好です。13日頃、北群がピークになるとの情報もあり、11月上旬は目が離せません。
★ 7日、水星(-2.0等)が東方最大離角となります。
★ 11日12日、南西の空で土星(0.6等)と三日月(月齢3.5~4.5)が接近します。19時頃には西の空に沈んで仕舞いますので早めの観測をお勧めします。高度が低いので見逃すかもしれません。
★ 13日、おうし座北流星群が極大になります。おうし座は20時頃東の空から昇って来ます。今度は、おうし座の北群が輻射点で13日頃がピークになるとの情報があります。近くにアルデバラン(0.8等)が輝いており目印になります。月は西の空にまもなく沈み、条件は良好です。11月上旬はおうし座に注目です。
★ 16日、南の空で火星(-0.3等)と上弦の月(月齢8.4)が接近します。夜半頃には西の空に沈みます。
★ 18日、しし座流星群が極大になります。しし座は18日の午前2時頃、東の空から昇って来ます。ピークは午前1時頃と言われています。月明かりも無く条件は良好です。静かな出現ですが明るく光るものもあります。
★ 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 11月の月、下弦の月は1日、新月●は8日、上弦の月は15日、満月○は23日、下弦の月は30日です。大阪での満月の月の出は17時8分です。
★ 11月1日の大阪の日の出は6時18分、日の入りは17時5分です。
(大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。) (2018/10/25)
この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。
参考ブログ
天文事象 2018年 年間の概況
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