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2020年3月の夜空

2020-02-24 15:54:01 | 天文・事象
2020年3月の夜空
2020年  3月
  3月20日が春分の日ですから、その頃から冬の星座は早々と西の空に沈み、春の星座が東の空から昇って来ます。これからは日の出が早くなり日の入りが遅くなって来ます。3月は彗星の話題もありますが、双眼鏡で見えるか見えないかの明るさなので、肉眼ではとても無理ですからパスします。今月は流星群の話題はありません。
★ 18日、明け方の5時頃から南東の空で火星(0.9等)と木星(-2.1等)が接近し、そこへ下弦の月(月齢23.5)が接近します。東側に土星(0.7等)が輝いています。明け方の4時頃に月と共に東の空から昇ってきますから夜明けまで楽しめます。
★ 19日、明け方の5時頃から南東の空で土星(0.7等)と下弦の月(月齢24.5)が接近します。西側には火星(0.9等)と木星(-2.1等)が輝いています。明け方の4時頃に月と共に東の空から昇ってきますから夜明けまで楽しめます。この様子は20日まで楽しめます
★ 25日、金星(-4.5等)が東方最大離角となります。西の空で宵の明星として輝いている金星は、これから高度が下がり始め、夏には明けの明星となります。
★ 27日~31日、明け方の5時頃から南東の空で火星(0.9等)と木星(-2.1等)と土星(0.7等)が接近します。明け方の4時頃に東の空から昇ってきますから夜明けまで楽しめます。
★ 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
    ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 3月の月、上弦の月は3日、満月○は10日、下弦の月は16日、新月●は24日です。大阪での満月の月の出は18時40分です。
★ 3月1日の大阪の日の出は6時27分、日の入りは17時54分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)       (2020/02/24)

  この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。

  参考ブログ
  天文事象 2020年 年間の概況


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