2019年8月の夜空
梅雨が明け、晴天の拡がる8月がやって来ました。夏休みも始まって居り、夜空は天ノ川がほぼ真上に見え、その天ノ川の南側には両岸をまたぐように土星と木星が輝いております。もちろん織女星ベガも牽牛星アルタイルもはっきり見えます。仙台の七夕祭りは8月6日7日8日です。また8月は夏休み恒例のペルセウス座流星群を見られるのが楽しみです。
★ 7日、旧七夕。8日、立春。
★ 9日10日、夕暮れ7時頃、南の空で木星(-2.4等)と月(月齢8.0~9.0)が接近します。夜半には西の空に沈んで仕舞いますから早めの観測がお勧めです。
★ 10日、水星(0.1等)が西方最大離角となります。太陽に近い水星は、何時も見えにくいのですが、これからは明け方の東の空で見えるようになります。
★ 12日、夕暮れ7時頃、南東の空で土星(0.2等)と月(月齢11.0)が接近します。すぐ西側には木星(-2.3等)とアンタレス(1.0等)が輝いて居ます。
★ 13日、ペルセウス座流星群が17時頃極大になります。従って12日よりの観測がお勧めです。ペルセウス座は夜半頃、北東の空から昇って来ますが、見付けにくく隣のカシオペア座とのあいだに輻射点があるので夕方から昇ってくるカシオペア座のW形を目印に観測してください。しかし満月に近い月があり、観測の条件は悪く、月が沈む3時以後が好条件となります。
★ 13日、金星(-3.6等)が外合となります。これからは夕方の西の空に移り、宵の明星として輝きます。
★ 国際宇宙ステーション (ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 8月の月、新月●は1日、上弦の月は8日、満月○は15日、下弦の月は23日、新月●は30日です。満月の月の出は18時53分です。
★ 8月1日の大阪の日の出は5時7分、日の入りは19時1分です。
(大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。) (2019/07/25)
この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。
参考ブログ
天文事象 2019年 年間の概況
420(1354)
梅雨が明け、晴天の拡がる8月がやって来ました。夏休みも始まって居り、夜空は天ノ川がほぼ真上に見え、その天ノ川の南側には両岸をまたぐように土星と木星が輝いております。もちろん織女星ベガも牽牛星アルタイルもはっきり見えます。仙台の七夕祭りは8月6日7日8日です。また8月は夏休み恒例のペルセウス座流星群を見られるのが楽しみです。
★ 7日、旧七夕。8日、立春。
★ 9日10日、夕暮れ7時頃、南の空で木星(-2.4等)と月(月齢8.0~9.0)が接近します。夜半には西の空に沈んで仕舞いますから早めの観測がお勧めです。
★ 10日、水星(0.1等)が西方最大離角となります。太陽に近い水星は、何時も見えにくいのですが、これからは明け方の東の空で見えるようになります。
★ 12日、夕暮れ7時頃、南東の空で土星(0.2等)と月(月齢11.0)が接近します。すぐ西側には木星(-2.3等)とアンタレス(1.0等)が輝いて居ます。
★ 13日、ペルセウス座流星群が17時頃極大になります。従って12日よりの観測がお勧めです。ペルセウス座は夜半頃、北東の空から昇って来ますが、見付けにくく隣のカシオペア座とのあいだに輻射点があるので夕方から昇ってくるカシオペア座のW形を目印に観測してください。しかし満月に近い月があり、観測の条件は悪く、月が沈む3時以後が好条件となります。
★ 13日、金星(-3.6等)が外合となります。これからは夕方の西の空に移り、宵の明星として輝きます。
★ 国際宇宙ステーション (ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 8月の月、新月●は1日、上弦の月は8日、満月○は15日、下弦の月は23日、新月●は30日です。満月の月の出は18時53分です。
★ 8月1日の大阪の日の出は5時7分、日の入りは19時1分です。
(大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。) (2019/07/25)
この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。
参考ブログ
天文事象 2019年 年間の概況
420(1354)