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2020年4月の夜空

2020-03-26 11:59:17 | 天文・事象
2020年4月の夜空2020年  4月
  4月になりましたが地球上では新型コロナウイルス感染症が蔓延して死者が増え、パンデミックになり恐怖が拡がって居ります。ウイルスと言えば電子顕微鏡でないと見えない微生物で、地球上で一番小さい生物ですが、これが世界中の人間を脅かして居ます。しかし目を転じて大空を見れば、果てしない大宇宙が広がっています。4月になれば星座の中の北斗七星を始点としてアルクトウルス、スピカに至る春の大曲線が見られます。暖かくなって来ましたから夜空の観賞には絶好の季節です。金星が星団に近づいたり最大光度になったりしますので双眼鏡でご覧ください、新しい発見があるでしょう。又、こと座流星群の情報もあります。
★ 4日、金星(-4.4等)とプレヤデス星団が接近します。宵の明星として西の空で輝いて居る金星ですが、おうし座のプレヤデス星団(すばる)と大接近します。この現象は3日から見る事が出来ます。双眼鏡でご覧になると素晴らしいですよ。
★ 8日、満月ですが、今年のスーパームーンとなります。この日の月の出は18時38分です。
★ 15日、明け方の南西の空で下弦の月(月齢21.7)と木星(-2.2等)が接近します。この日の月の出は1時12分で、2時頃から夜明けまで観測出来ます。近くに土星と火星が輝いています。16日には土星(0.6等)と火星(0.7等)に近づきます。
★ 20日、明け方の南西の空で木星(-2.3等)と土星(0.6等)が接近します。20日に木星が西矩(太陽の西側へ90度離れた状態)になり、土星が26日に西矩になります。近くに火星が輝いており2時頃から明け方まで楽しめます。
★ 22日、4月こと座流星群が極大となります。こと座は22時頃北東の空から昇って来ます。ベガ辺りが輻射点で17時頃極大となる予想です、月明かりが無く好条件です。★ 28日、金星(-4.5等)が最大光度となります。宵の明星として20時頃まで見られます。
★ 国際宇宙ステーション (ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。  ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 4月の月、上弦の月は1日、満月○は8日、下弦の月は15日、新月●は23日です。満月の月の出は18時38分です。
★ 4月1日の大阪の日の出は5時45分、日の入りは18時19分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります 。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)  (2020/03/26)
  この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。
  参考ブログ
  天文事象 2020年 年間の概況

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