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京阪電車

2017-05-20 16:18:29 | 社会

京阪電車
  久しぶりに京阪電車に乗りました。3年ぶり、免許更新に古川橋まで行きますので本当に3年に1回しか乗りませんが、大阪の都島から寝屋川に、親に連れられて疎開して何十年、京阪電車のお世話になりましたから懐かしく感じます。
  子供の頃の京阪電車は、大阪は片町で大阪の市電と交差していました。京都では七条、四条で京都の市電と交差しておりました。その所為か、市電が600Vで動いていましたから京阪電車も600Vで運行されていました。古い電車は駅で止まる毎に車掌が手でドアを開けて廻っていました。電車も2両連結程度でしたからそれも出来たのでしょう。線路もカーブが多く、カーブ式会社(株式会社)と揶揄されておりました。
  京橋駅は国道寄りの地上にあり駅には踏切を渡って行き来しなくてはならず、踏切で待って電車の通過後、駆けて改札を通り、電車の最後尾のドアに駆け込む事がよくありました。これも定期券を持っていれば出来ますが、切符を買っていてはとても間に合いません。しかし京橋から守口までは複々線になっていました。この区間が高架で踏み切りが無く特急は最高速度で走れますが、やっと110キロ出れば良い程度でした。それでも大学の通学で乗る頃には特急にテレビカーがありました。このテレビカーも八幡の男山を回り込む時は山陰に入って電波が届かず画像が乱れていました。
  それから数十年、豊野、寝屋川、萱島から、こちらに居を移してから、京阪電車はどんどん進化しました。大阪の片町は市電が無くなり高架になりました。京都も市電が無くなりました。念願の600Vの電圧を1500Vに全線切替、特急をはじめ、列車のスピードアップが図れました。2階建て特急なども話題でありました。路線も天満から淀屋橋、そして中之島線まで出来ました。京都は出町柳まで延び、ますます盛んです。
  何十年も前に京橋駅はJR京橋の横に高架で繋がれ、線路も守口から続いて萱島まで複々線になり、新車両がどんどん投入され、この度は特急券の要るプレミアム特急まで出現しました。阪急電車に後れを取っていた京阪電車としては、阪急電車に比べて意気込みが違うと感じました。



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