えーあらい

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Jアラートとシェルター

2017-09-03 20:04:33 | 社会
Jアラートとシェルター
  北朝鮮が打ち上げるミサイルには、日本は平和憲法を奉じているので手も足も出ません。日本をバカにしていると腹が立ちますが、日本国民は逃げるか隠れるしか身を守るすべがありません。北朝鮮は日本を飛び越して太平洋に打ち込むミサイルを常態化しようとしています。このミサイルは何時撃つか判りません。そして何時日本に落ちてくるか判りません、地震と同じです。青森県や他の県でも防災の日にミサイルの避難訓練をしたそうです。その内、日本列島全体で避難訓練が常態化されましょう。その避難訓練は、地下室に逃げるか、窓の無い堅牢な建物の中に逃げるか、何も無い時は地面に伏せて頭を手で覆う、頭隠して尻隠さず、の姿勢を取る事になっています。Jアラートが稼働して着弾までの時間は何分もありません。
  なんと国民の身の安全は、実は各市町村(地方自治体)に託されています。国が護ってくれるのでは無いのです。国はJアラートで各市町村(地方自治体)に通報するだけです。それを市町村(地方自治体)は防災無線で市町村民に知らせる役目を負っていますが、役所(役場)には夜中だと宿直の人か契約したガードマンしか居ません。その人達が、間髪を入れず防災無線で放送するには無理があります。Jアラートの受信さえおぼつかないのに、です。
  私の町では近くにある小学校に設置された防災無線のスピーカーからは、何を言っているのか聞こえません。何の事か、避難勧告なのか避難指示なのか、別の話なのか判りません。言葉の放送より、津波警報のようなサイレンにして欲しいのです。サイレンと言えば戦時中を思い出すと言う人も居ましょうが、いつ北朝鮮から原爆や水爆を打ち込まれるか判らないのです。まさに戦時中と同じです。こうなればサイレンで知らせてくれる方がみんなに聞こえて確かです。警戒警報のサイレンは1分毎の連続で鳴らす事とし、ミサイルが飛んでくる空襲警報のサイレンは10秒毎の連続で鳴らす。まさに急いで避難して下さいと言ってるように。
  今日のニュースで聞いたように、北朝鮮が水爆の実験に成功したとなれば、大急ぎで核シェルターを建設せねばなりません。Wikipediaに拠りますと、日本における人口あたりの核シェルター普及率は、NPO法人日本核シェルター協会調べによると0.02%という現状である。(全人口に対し、何%の人を収容できるシェルターが存在するかを基準として)これはスイス・イスラエル100%、アメリカ82%、イギリス67%などと比べても極端に低い。これでは無いに等しい。Jアラートやサイレンで知らされても逃げ場は無い。今までの日本は平和ボケして何の備えもしていない。もしかして六法全書の憲法9条のページを開いて頭に乗せていれば、助かるかもしれないが。
  もうひとつの恐怖は、日本上空で原爆や水爆が爆発した時の熱線(光)と、強力な電磁波で、広範囲にわたり電子機器が破壊され、社会インフラ(産業基盤・生活基盤を形成する構造物の総称。道路・鉄道・ダム・港湾・通信施設・学校・病院・公園などが含まれる。=明鏡国語辞典による)が破壊される。電車の信号機も家の冷蔵庫も、もちろんテレビもスマホも使えなくなる。この社会インフラには防護策が何も施されていない。命が助かっても社会生活は明治時代に戻ってしまう、困りますね、さーどうしましょう。
  9月1日から1週間は防災週間です、このあいだに皆さん考えましょう。
 

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