☆今朝は富士山が見えないので、ライブカメラは函館山(標高334m)より・今朝6:28
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/30/f4086ef37aa67d496d47f5896df903a3.jpg)
★今朝は、雲一つ無いとても良い天気である。夜明け頃には、東の空が赤く染まってとても奇麗だった。気温も、晴れているせいか13度と低かった。この処朝晩の気温差が10度以上あり、体調管理には気お付けたい。
今日は、鳩山新政権が誕生するが早くも国民新党の亀井静香代表の郵政・金融担当相に起用したことが話題になっている。今朝の、日経の朝刊では
鳩山由紀夫政権の陣容が明らかになりました。サプライズはやはり国民新党の亀井静香代表を郵政・金融担当相に起用したことでしょう。起用に至る経緯はやぶの中ですが、結果として郵政民営化を断固阻止するという強いメッセージを発したことになります。亀井氏は小泉純一郎元首相が進めた郵政民営化に反対して自民党を離党した人物だからです。いったん進めた郵政改革の逆戻りは金融市場に大きな影響を及ぼすことになるでしょう。(J)
と編集局では見ている様だが・・・
閣僚となる顔が随時発表されているが、是非国民の期待に応えて欲しいものである。
ではちょっと良い話は、「鉄腕・稲尾和久投手の鍛錬術」を山口良治氏(伏見工業高校元ラグビー部監督)との対談記事より
【※以下は稲尾氏の言葉】
(高校時代、稲尾氏が球団からスカウトされた時の)
契約金は50万円。月給が3万5000円。
当時の高卒の初任給がだいたい6000円でしたから、
約6倍です。
卓袱(ちゃぶ)台に積まれた50万円の現金、
そのころはまだ1万円札がなかったので、
1000円札の分厚い札束でしたが、
それを見て、おふくろは失神したんです。
自分では大分県ではまあまあ速い球だとは思ってましたが、
甲子園も出られなかったから、このレベルでは、
と思ってました。でもその金を見て、
わしはすごい選手や、と思いましたね。
何しろおふくろが失神するような大金なんだから。
でも、キャンプに入ってみるとバッティングピッチャーです。
当時はいまのようにマシンがないですから、
バッターが練習するために投げる手動練習機といわれました。
1週間ぐらいたって、頭に来ましたね。
なんで俺は毎日毎日バッティングピッチャーばっかりなんだ、と。
ノルマは1時間なんですが、それを終えてブルペンに行っても、
誰もピッチングを見てくれないんですよ。
それで僕を引っ張ってきたスカウトに、
こんな大金を払った選手をこんなにおろそかにしやがって、
と言おうかと思った。
でもその前に、ちょっと待てよと考えた。
同期に入ったやつがいるんです。
小倉高校の畑というピッチャー。
これは甲子園では準決勝まで行って、
ハワイ遠征に選抜された選手です。
同じく群馬県の桐生高校出身の田辺というキャッチャー。
こいつも甲子園へ行ってハワイに行ってる。
少なくとも俺よりは契約金も給料も多いだろうとは思ってた。
どれくらい多いのかを聞いてから、
スカウトに文句を言おうと思って聞き出したんです。
なかなか言いませんでしたけどね。
畑は契約金800万で、月給は15万。
田辺が契約金500万で、月給10万でした。
うそかと思ったんです。
自分の4、5倍くらいかなとは思ってましたけど。
そのとき、ああ、プロ野球の世界は、
50万、3万5000円の選手は練習機なんだ、と思った。
畑はちゃんとブルペンで練習できるんです。
田辺もちゃんとバッティング練習できるんですよ。
私だけはバッティングピッチャーで、それで終わりなんです。
ブルペンへ行っても誰もいないんです。
受けてくれる人がおらんから、投げようがないんですよ。
それでふと気がついたことがあるんです。
わしはプロに入って頑張って、
1軍で投げるピッチャーになろうと思って意気込んで入った。
それなのに練習ができない。
当時、強打者の豊田泰光さんなんか
「おい、練習機」と言って、名前も覚えてくれない。
誰も私のことなんか眼中にないわけですよ。
しかし、ここで練習できることがないだろうかと考えたんです。
そうしたら、ある、コントロールの練習ができると思った。
バッターというのは贅沢なもので、
2球もボールが続くと
「ストライク投げてこんかい」と怒る。
ところが5球もストライクだと
「バカたれ、たまにはボールを投げろ」と言う。
なんでかというと、「打ち疲れるじゃねえか」というわけです。
一番喜ばれるパターンは、3つストライク、
1つボールなんです。
つまり、四球に1球、俺の練習ができる。
真ん中に3球投げたら、1球はアウトコース低め。
次の3球の後はインコース低め。
次はアウトコース高めで、その次はインコース高め。
1時間に480球投げて、
そのうちの4分の1だから、120球、
コントロールの練習ができるということに気がついたんです。
しかも当時の強打者相手に練習できるんですから、
こんな贅沢なことはない。
僕は高校のときは、球威はあったけれども、
ノーコンピッチャーだった。
それがプロへ入って1年目から、
当時、解説でおられた小西得郎さんあたりから、
針の穴をも通すコントロールの持ち主とかいわれた。
その土台が、2月のあのキャンプにあったんです。
それからもう一つは畑というピッチャーの存在です。
畑がブルペンで投げているところを見に行ったら、速い。
何年たってもこいつより速い球は投げられんと思った。
だけどこいつを追い越さないと
俺は一軍になれないという思いがあって、
それで畑に勝つものは何か、と考えた。
よし、じゃあコントロールで勝とうというのがあったんです。
いいライバルの存在が、バッティングピッチャーでも
できる練習という発想につながっていったんだと思うんですよ。
そういうふうに発想の転換ができたのは、
子どものころの体験からだと思います。
漁師という世界で、環境に順応する能力を植え付けられたと思うんです。
漁師というのは自然に逆らったら命を落とすんです。
自然が与えてくれた環境に則って、順応して
生計を立てさせてもらう、これが漁師の基本なんですね。
(稲尾さんの言葉を受けて、山口さんのコメント)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
要するに、その場その場の環境のなかで
最大の結果を出すために何をするか、ということですね。
~心に響く366の寸言~
【姑】
姑(しゅうとめ)は
「古い女」と書く。
これを「しばらく」と
読ませるのは面白い。
年を取った女は
物を包容して急がない。
然(しか)しそれが悪く行くと
「姑息(こそく)」の姑になる。
『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)
★9月16日 松下幸之助[一日一話]
<一人の責任>
会社が発展するのも失敗するのも、結局はすべて社長一人の責任ではなかろうか。というのは、もし社長が“東へ行け”と言うのに、“いや私は西へ行きます”と言って反対の方向に行く社員はまずいないからである。ほとんどの社員は、社長が東へ行こうと言えば、みな東へ行く。だから、“東へ行け”と言って、もし間違ったとしたら、それは社長一人の責任に他ならないわけである。同じように、一つの部、一つの課が発展するかしないかは、すべて部長一人、課長一人の責任である。
私は、いままでいかなる場合でも、そう考えて、自問自答しながら事をすすめるよう努めてきた。
タイトル:たかきの独りごとパートⅡ
URL:http://blog.goo.ne.jp/takaki_1947
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★今朝は、雲一つ無いとても良い天気である。夜明け頃には、東の空が赤く染まってとても奇麗だった。気温も、晴れているせいか13度と低かった。この処朝晩の気温差が10度以上あり、体調管理には気お付けたい。
今日は、鳩山新政権が誕生するが早くも国民新党の亀井静香代表の郵政・金融担当相に起用したことが話題になっている。今朝の、日経の朝刊では
鳩山由紀夫政権の陣容が明らかになりました。サプライズはやはり国民新党の亀井静香代表を郵政・金融担当相に起用したことでしょう。起用に至る経緯はやぶの中ですが、結果として郵政民営化を断固阻止するという強いメッセージを発したことになります。亀井氏は小泉純一郎元首相が進めた郵政民営化に反対して自民党を離党した人物だからです。いったん進めた郵政改革の逆戻りは金融市場に大きな影響を及ぼすことになるでしょう。(J)
と編集局では見ている様だが・・・
閣僚となる顔が随時発表されているが、是非国民の期待に応えて欲しいものである。
ではちょっと良い話は、「鉄腕・稲尾和久投手の鍛錬術」を山口良治氏(伏見工業高校元ラグビー部監督)との対談記事より
【※以下は稲尾氏の言葉】
(高校時代、稲尾氏が球団からスカウトされた時の)
契約金は50万円。月給が3万5000円。
当時の高卒の初任給がだいたい6000円でしたから、
約6倍です。
卓袱(ちゃぶ)台に積まれた50万円の現金、
そのころはまだ1万円札がなかったので、
1000円札の分厚い札束でしたが、
それを見て、おふくろは失神したんです。
自分では大分県ではまあまあ速い球だとは思ってましたが、
甲子園も出られなかったから、このレベルでは、
と思ってました。でもその金を見て、
わしはすごい選手や、と思いましたね。
何しろおふくろが失神するような大金なんだから。
でも、キャンプに入ってみるとバッティングピッチャーです。
当時はいまのようにマシンがないですから、
バッターが練習するために投げる手動練習機といわれました。
1週間ぐらいたって、頭に来ましたね。
なんで俺は毎日毎日バッティングピッチャーばっかりなんだ、と。
ノルマは1時間なんですが、それを終えてブルペンに行っても、
誰もピッチングを見てくれないんですよ。
それで僕を引っ張ってきたスカウトに、
こんな大金を払った選手をこんなにおろそかにしやがって、
と言おうかと思った。
でもその前に、ちょっと待てよと考えた。
同期に入ったやつがいるんです。
小倉高校の畑というピッチャー。
これは甲子園では準決勝まで行って、
ハワイ遠征に選抜された選手です。
同じく群馬県の桐生高校出身の田辺というキャッチャー。
こいつも甲子園へ行ってハワイに行ってる。
少なくとも俺よりは契約金も給料も多いだろうとは思ってた。
どれくらい多いのかを聞いてから、
スカウトに文句を言おうと思って聞き出したんです。
なかなか言いませんでしたけどね。
畑は契約金800万で、月給は15万。
田辺が契約金500万で、月給10万でした。
うそかと思ったんです。
自分の4、5倍くらいかなとは思ってましたけど。
そのとき、ああ、プロ野球の世界は、
50万、3万5000円の選手は練習機なんだ、と思った。
畑はちゃんとブルペンで練習できるんです。
田辺もちゃんとバッティング練習できるんですよ。
私だけはバッティングピッチャーで、それで終わりなんです。
ブルペンへ行っても誰もいないんです。
受けてくれる人がおらんから、投げようがないんですよ。
それでふと気がついたことがあるんです。
わしはプロに入って頑張って、
1軍で投げるピッチャーになろうと思って意気込んで入った。
それなのに練習ができない。
当時、強打者の豊田泰光さんなんか
「おい、練習機」と言って、名前も覚えてくれない。
誰も私のことなんか眼中にないわけですよ。
しかし、ここで練習できることがないだろうかと考えたんです。
そうしたら、ある、コントロールの練習ができると思った。
バッターというのは贅沢なもので、
2球もボールが続くと
「ストライク投げてこんかい」と怒る。
ところが5球もストライクだと
「バカたれ、たまにはボールを投げろ」と言う。
なんでかというと、「打ち疲れるじゃねえか」というわけです。
一番喜ばれるパターンは、3つストライク、
1つボールなんです。
つまり、四球に1球、俺の練習ができる。
真ん中に3球投げたら、1球はアウトコース低め。
次の3球の後はインコース低め。
次はアウトコース高めで、その次はインコース高め。
1時間に480球投げて、
そのうちの4分の1だから、120球、
コントロールの練習ができるということに気がついたんです。
しかも当時の強打者相手に練習できるんですから、
こんな贅沢なことはない。
僕は高校のときは、球威はあったけれども、
ノーコンピッチャーだった。
それがプロへ入って1年目から、
当時、解説でおられた小西得郎さんあたりから、
針の穴をも通すコントロールの持ち主とかいわれた。
その土台が、2月のあのキャンプにあったんです。
それからもう一つは畑というピッチャーの存在です。
畑がブルペンで投げているところを見に行ったら、速い。
何年たってもこいつより速い球は投げられんと思った。
だけどこいつを追い越さないと
俺は一軍になれないという思いがあって、
それで畑に勝つものは何か、と考えた。
よし、じゃあコントロールで勝とうというのがあったんです。
いいライバルの存在が、バッティングピッチャーでも
できる練習という発想につながっていったんだと思うんですよ。
そういうふうに発想の転換ができたのは、
子どものころの体験からだと思います。
漁師という世界で、環境に順応する能力を植え付けられたと思うんです。
漁師というのは自然に逆らったら命を落とすんです。
自然が与えてくれた環境に則って、順応して
生計を立てさせてもらう、これが漁師の基本なんですね。
(稲尾さんの言葉を受けて、山口さんのコメント)
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要するに、その場その場の環境のなかで
最大の結果を出すために何をするか、ということですね。
~心に響く366の寸言~
【姑】
姑(しゅうとめ)は
「古い女」と書く。
これを「しばらく」と
読ませるのは面白い。
年を取った女は
物を包容して急がない。
然(しか)しそれが悪く行くと
「姑息(こそく)」の姑になる。
『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)
★9月16日 松下幸之助[一日一話]
<一人の責任>
会社が発展するのも失敗するのも、結局はすべて社長一人の責任ではなかろうか。というのは、もし社長が“東へ行け”と言うのに、“いや私は西へ行きます”と言って反対の方向に行く社員はまずいないからである。ほとんどの社員は、社長が東へ行こうと言えば、みな東へ行く。だから、“東へ行け”と言って、もし間違ったとしたら、それは社長一人の責任に他ならないわけである。同じように、一つの部、一つの課が発展するかしないかは、すべて部長一人、課長一人の責任である。
私は、いままでいかなる場合でも、そう考えて、自問自答しながら事をすすめるよう努めてきた。
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