☆富士山ライブカメラ(河口湖逆さ富士カメラ) 今朝7:41
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☆富士山ライブカメラ(三ッ峠山頂カメラ) 今朝7:37
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☆4日朝の当地方の天気は、雪が降って一時屋根などが雪化粧した。早朝の気温も2℃と低く、外は風も有りなり寒く感じる。昨夜も風が強く、雷が鳴ったそうである。良く寝ていたので、その音には全く気付かなかった。現在県西部(浜田)には、風雪注意報 雷注意報 波浪注意報が出ている。今日は、寒い一日になりそうである。今日はご用始め・大発会や企業などでも、仕事初めの所も多いであろう。野田総理の年頭記者会見を始め各企業などでは御礼会・新年会が予定されている。
1/1付元旦の読売に、今年100周年を迎える企業名が出ていた。シャープ・JTB・ヤンマー・イビデン・大正製薬・西武鉄道・四国ガス・カンロ・明治図書出版・吉本興業など、全国には1854社が1912年(明治45年・大正元年)の創業からの長寿企業という。
ちなみに帝国データバンク松江支店の調査では、島根県内にも、創業100 年以上の企業(個人経営、各種法人含む)が282社も有るそうである。中でも、地元益田市の株式会社 右田本店(みぎたほんてん):清酒製造は、創業が1602年で県内一の長寿企業である。(http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/s100901_69.pdf#search='益田市の長寿企業')
その他、創業50周年などはたまに耳するが100周年は中々難しいだろう。それなりの、経営哲学が必要であろう。先日、致知出版社の「人間力メルマガ」に、「花王、ヤマト運輸、オオゼキの“現場力”」が配信されて来ました。そこで何かの参考になればと思い、紹介させて頂きましょう!
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「花王、ヤマト運輸、オオゼキの“現場力”」
遠藤功(早稲田大学ビジネススクール教授、
ローランド・ベルガー会長)
『致知』2012年2月号
特集「一途一心」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201202_pickup.html#pick2
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私が見てきた企業の中で、例えば花王などは
現場力の塊のような会社である。
二〇〇六年まで二十四年にわたり連続で
増益し続けたのは有名な話だが、二十四年とは約四半世紀である。
この間、経営環境も著しく変化する中、なぜそれが可能だったのか。
例えば、洗濯洗剤の『アタック』は
二〇一二年で発売から二十五年目になるが、
いまなお毎年商品改良を続け、新しい価値を加え続けている。
加えてコスト削減の努力も続けている。
商品改良によって新たな価値を加え、
一方でコストを削減すれば、当然利益が生まれる。
要するに、花王の現場はルーチン業務をこなしているのではなく、
利益を創造しているのである。
毎年少しずつの改善・改良を地道に続けてきたからこそ、
二十四年もの間、増益を続けられたのである。
その継続性、執着性こそ花王の競争力の源である。
サービス業でいえば、例えばヤマト運輸である。
いま、宅配便は当たり前のように指定した時間内に届けられるが、
この背景には並外れた現場力がある。
日々、交通事情も違えば荷物の個数も違う。
ヤマト運輸のセールスドライバーは
「きょうこの個数を午前中に届け切るにはどうしたらいいか」
と常に考え、工夫し、動いている。
現場の知恵があるからこそ、時間指定配達は可能なのだ。
そもそも昔は時間指定などなかったが、
それを生み出したのも現場である。
配達時、不在であれば再度足を運ばなければならないから
時間もかかるし、コストもかかる。
また、お客様からも「○時に届けてくれたら助かる」
という声もあっただろう。
新しいサービスを「やる」と決断するのは経営陣だが、
それを実現するのは現場の力である。
ヤマト運輸にはセールスドライバー用のマニュアルがあるが、
「マニュアルどおりにしたらクレームになる」と言われている。
ここが欧米の現場との決定的な違いだ。
たとえマニュアルどおりにやったとしても、
時間内に配達できなければ、お客様満足は実現できない。
だから、ヤマト運輸の現場では日々の状況を見て、
自分たちで考え、いまどうすべきかを工夫しているのだ。
また、このデフレ下でも、ものすごく高い利益率を出している
スーパーマーケットがある。
スーパーのオオゼキである。
ここは個店主義を展開しており、
それぞれの店の立地から自分たちで品揃えを考え、
自分たちで売り場づくりを行っている。
製造業でも、サービス業でも、小売業でも、
すべての業界において、現場が自発的にアイデアを出し、
進化し続けている企業は圧倒的に業績がいい。
現場力はそのまま業績に結びつくのである。
http://www.chichi.co.jp/monthly/201202_pickup.html#pick2
※株式会社オオゼキは、東京都(主に城南地区)、神奈川県に店舗展開する食料品主体のスーパーマーケットチェーンである。
・食品スーパー業界は、ご存じのように、薄利多売で利益率が低いのが常識になっている。そうした中で、経常利益率8%の驚異的な利益率をたたき出しているスーパーがある。世田谷本社に山の手や東急、小田急沿線に約30店舗を展開するスーパーオオゼキだ。イオン、イトーヨーカ堂といった大手のバイヤーが、こぞって見に行くことでも知られている。
~今日は何の日~
☆歴史上の出来事
▼名古屋城の金鯱のうろこ58枚が盗まれる(1937),▼GHQ(連合国軍総司令部)が軍国主義者の公職追放を指令(1946),▼NHKがラジオで初のマラソン実況中継(1953),▼青酸入りコーラ事件(1977)
☆記念日・行事・お祭り
●ご用始め・大発会
☆今日の誕生日
▼ヤーコプ・グリム(作家・1785),▼山田風太郎(作家・1922),▼宮本亜門(演出家・1958)
☆クローズアップ!
・近代科学の祖・ニュートン誕生
万有引力や微積分法、光の分散等を発見し、近代科学の基礎を築いたニュートンが1643年のこの日、イギリスに生まれた。「今日なし得るだけのことに全力をそそげ。そうすれば、明日は一段の進歩をみるだろう」という彼の言葉は、科学のみならずビジネスにも通じる。
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☆今日の「誕生日の花と花言葉」
・オトメコザクラ(サクラソウ科)
・少年時代の希望・初恋
・膝にきて模様に満ちて春着の子 中村草田男(くさたお)
※1.はる‐ぎ【春着】1 正月用の晴れ着。《季 新年》「かりそめの襷(たすき)かけたる―かな/万太郎」2 春に着る衣服。春服。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/35/04d4e5a06a32acaaf911b8807f283f74.jpg)
☆~心に響く366の寸言~
・今日の言葉~「安岡正篤 (やすおか まさひろ)一日一言」より(致知出版社刊)
【機前 (2)】
一年では「神代のことも思はるる」という元旦。人間で言うなら幼児。地球でいえば混沌、太初である。
夜明けは実に静寂で、光明で、清浄である。明るく、静けく、清い。伊勢神道はこれを本領とするもので、機前を以て心と為し、諸々の汚れや俗気を斥けて、神氣を嘗め、正直清浄を行ずるのである。
☆1月4(水): 松下幸之助[一日一話]
【はじめに言葉あり】
「はじめに言葉あり」という言葉がある。聖書の中にあるそうで、私はその深い意味はよく知らないが、これは経営にもあてはまることではないかと思う。
つまり、経営者、指導者の人はまずはじめに言葉を持たなくてはならない。言いかえれば、一つの発想をし、目標をみなに示すということである。あとの具体的なことは、それぞれ担当の部署なり社員なりに考えてもらえばいい。しかし、最初に発想し、それを言葉にすることは、経営者がみずからやらなくてはいけないと思う。
そしてそれは、企業経営だけでなく、日本の国全体としても望まれることであろう。
タイトル:「たかきの独りごとパートⅡ」はブログの開設から 893日
URL:http://blog.goo.ne.jp/takaki_1947
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