たかきの独りごとパートⅡ

近況報告(感謝・感動・感心をテーマとし、今年度は家庭菜園が中心予定です。尚、不定期更新とさせていただきます。)

◎葉っぱビジネスの横石 知二氏

2011-07-08 06:08:14 | 日記

☆富士山ライブカメラ(忍野八海カメラ) 今朝5:59

★今朝は、久し振りに陽射しが帰って来た。今朝は、5時に起き近くを30分ばかり散歩する。気温は22℃だったが、雨上がりのせいか歩くとやや汗ばむ程度。風が無いせいかだいわぼーの煙突からの煙も真上に上がっていた。高津川の水もやや増えてはいたが、濁りは無くなっていた。昨日は天気が悪かったので、義母宅以外は何処にも行かず家にいた。お陰で昼寝も2時間ばかりしてしまった。そのせいか、昨夜は再々目が覚め夢も沢山見たようである。ラジオ深夜便も所々聴いたが、余り記憶には残ってはいない。しかし、5時前の今日の予告だけは、鮮明に覚えている。それは、明日の4時台[明日へのことば]に第三セクター・いろどり代表取締役の 横石知二氏が出演されるとの事。以前も何回か横石知二氏のお話は聴いた様に思う。横石知二氏は、葉っぱビジネスで有名な方で是非聴きたいと思っている。興味ある方は是非NHKラジオの深夜便4時台を!では、起業の事例集より「もみじの葉っぱをお金に変えて究極の町おこし / (株)いろどり」より

どんな厳しい条件でも智恵と情熱があれば事業は起こせる。
四国一人口が少なく、若い人がすっぽりと抜けたお年寄りの町で、
しかもさしたる資源のない環境から年商2億5000万円の一大事業を
立ち上げたのが横石知二さんである。 「農業大学校を卒業して、最初は上勝町の農協に営農指導員として就職したんです。いわば外から入ったよそ者です。そのころの町を見渡すとそれはもう閑散としているというか…。典型的な過疎の町でした。町のお年寄りたちも『うちの町は駄目だ』と愚痴ばかり。で、私が生意気言うと『よそもの小若衆になにができるか。謝れ!』って叱られましたよ(笑)。でもね、初めて社会人として就職した町ですから、なんとか町の役に立ちたい。
このなにもない町からあっと驚く特産物を生み出せないか。山と畑に囲まれた何の変哲もない町を2年間歩き回っては考えました」 起業のヒントは出張先でつかんだ。大阪の寿司屋で耳にした会話が横石さんのアンテナにビリリと響いたのだ。「衝立の向こうで若い女性たちが食事をしていたんです。その彼女たちの会話が聞こえてきたんですが、彼女たちは料理じゃなくて、料理を飾るもみじの葉をしきりにほめている。そのとき、『そうか、つまものという手があった。これならいける!』って閃きました。もみじや山草ならそこらじゅうに生えていますから(笑)」
町に帰った横石さんは早速、町おこしの第三セクターを設立。半信半疑の農家を説得し、裏山の木の葉や草木などを集めさせて、試験的に出荷してみた。が、ほとんど売れなかった。商品として流通するにはもうひと工夫が必要なのだ。そこで横石さんは徳島で有数の高級料亭の料理人に教えを請うたが門前払い。ならばと、横石さんは、わが財布には分不相応とは思いつつも自腹でその料亭に通い詰め、最後は厨房で直接教えてもらえるまでになった。つまものとはいえ、料理や器によってサイズやあしらい方が違うのだ。横石さんは現場のニーズをとりいれた『彩りシリーズ』を作り出し事業化を軌道に乗せた。「葉っぱものだけで町の農産物売り上げの10%を占めるまでに成長しました。ここまでこれたのは、商品としての加工はもちろん、町の防災無線を使った同報ファクスで、ジャストインタイムの出荷体制を作り上げたことが大きい。朝、『いますぐ100セット』と注文を受けても、その日の午後4時半には調達できますよ」政府の進める『構造改革』のもとで、地方の疲弊は日増しに進んでいる。多くの市町村が生き残りをかけて自前の事業育成に取り組んでいるが、なかなか実を結んでいない。
そんなときに横石さんの起業は、町の再生を考える上で大事なヒントを含んでいるように思える。
「自前の事業といっても地域の一部の人間だけでやるものは駄目です。年齢、男女関係なくみんなが取り組めるものでないと成功しないし、町はよくならないんです。いまではみんな『昔は落ち葉の掃除は嫌だったが、いまは金を拾っているようなもんだ』って喜んでいます(笑)。自分で稼ぐからみんな元気になる。そして地域も活気づく。これこそ本当の福祉ではないですか」
【横石 知二氏プロフィール】
徳島県生まれ。徳島県農業大学校園芸学科卒業後、上勝町農協に営農指導員として就職。16年連続で農産物売り上げを伸ばす。91年に上勝町役場に転籍。みかんやすだちしか生産していない町の農業形態を変えようと干しいもや椎茸などさまざまな挑戦の末、町おこし事業として「つまもの」の生産・販売を考えつく。2002年役場を退職し、(株)いろどりの専務に就任。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【夢を実現する今日の一言】

・問題を見つけた人に、それを解決する力がある

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
~今日は何の日~
☆歴史上の出来事
▼豊臣秀吉による刀狩(1588),▼東京空港に初めてジェット旅客機コメット号(英)着陸(1952),▼厚生省が「売春白書」を発表(1955),▼金日成北朝鮮主席死去(1994),▼向井千秋さんが乗るスペースシャトル打ち上げ成功(1994)
☆記念日・行事・お祭り
●質屋の日(全国質屋組合連合会)
☆今日の誕生日
▼東山魁夷(日本画家・1908),▼三枝成彰(作曲家・1942),▼三谷幸喜(脚本家・1961)
☆クローズアップ!
・世界の大富豪・ロックフェラー生まれる
 一店員から身を起こし、世界中に知られる巨大財閥の祖となったジョン・ロックフェラーが1839年のこの日、ニューヨークで誕生した。1870年にスタンダード石油を設立。1882年から石油事業をトラスト方式で拡大し、アメリカの精油能力の9割以上を手中に納め、石油王と呼ばれた。ロックフェラーは巨大財閥を成したが、昔の苦労を忘れず、贅沢に甘んじることはなかった。昼食はいつも安料理店でローストビーフとポテト、35セントにチップを15セントと決めていたという。1911年に引退しロックフェラー財団を作り、多額の財を投じて文化・慈善事業に生涯を送った。
..
☆今日の「誕生日の花と花言葉」
・グラジオラス(アヤメ科)
・(堅固・用心)

☆「きょうの一句」

・理科室の窓明るくてグラジオラス  あざ蓉子(ようこ)

~心に響く366の寸言~
今日の言葉~「安岡正篤 (やすおか まさひろ)一日一言」より(致知出版社刊)
【事として通ぜざるなし】
 事物と自己とが一つになることによって、対象はすなわち自己になる。自己が昇華する self-sublimation というもので、そうすると、どんどん物事が解決していく。これがいわゆる「事として通ぜざるなし」であります。
☆7月8(金): 松下幸之助[一日一話]
【欠点を知ってもらう】
  上に立つ人は、自分の欠点をみずから知るとともに、それを部下の人たちに知ってもらい、それをカバーしてもらうようにすることが大事だと思う。部下の人が全知全能でないごとく、上に立つ人とても完全無欠ではない。部下の人よりは欠点は少ないかも知れないが、それでも何らかの欠点を持たないという人はいないだろう。
 その欠点多き上司が自分の知恵、自分の力だけで仕事をすすめていこうとすれば、これは必ずといっていいほど失敗するだろう。
 やはり、自分の欠点を部下の人に知ってもらい補ってもらってこそ、はじめて上司としての職責が全うできるのである。
☆プロフィールに使用している画像は、4年ぶり2回目の宗谷岬にてH23.6.20(11:42)

タイトル:「たかきの独りごとパートⅡ」はブログの開設から 713日
URL:http://blog.goo.ne.jp/takaki_1947

最新の画像もっと見る

コメントを投稿