8月25日に行われたアジア放送研究会主催の「近隣諸国放送研究フォーラム」に参加しました。今年で41回になる同フォーラムですが筆者が参加するのは3回目です。
このフォーラムは、タイトルが示すように東アジア地域の放送について会員たちが研究成果を発表するのですが毎回とても興味深く拝聴しています。今回も面白く、またいろいろ参考になる点が多々ありました。
具体的な内容については研究会の方にお任せして、ここでは個人的な感想をざっくりと書いてみます。
ネットの普及によりラジオによる国際放送も以前ほど聴かれなくなったせいでしょうか、放送内容の変化を思わせる発表がいくつかありました。
例えばニュースですと以前は様々な出来事を報道していましたが今はキャンペーン的な内容に重点を置く局も出てきました。報道機関としての国際放送の役割は終わりつつあるのかと思いました。
しかし、国際放送自体の役割はまだあります。報道が制限されている社会主義圏については外部からのラジオ放送はまだまだ必要でしょう。特にネットが制限されている北朝鮮には外部からのラジオ放送は意義があると思います。
周知のことではありませんが(笑)、日本でも対北朝鮮向け放送を行なっています。今回の発表の中で対北放送に参考になるのではないかと思われる点もいくつかありました。
さて、このフォーラムでは研究発表の他に“同好の方々”にお会いすることも楽しみにしています。実際にお会いしたのは数回に過ぎませんが、「短波」誌や放送番組では数十年前から存じ上げている方々は大勢います。毎年、お元気で過ごされている皆さまの姿を拝見して自分自身励まされています。来年、またお会い出来ることを楽しみにしています。
このフォーラムは、タイトルが示すように東アジア地域の放送について会員たちが研究成果を発表するのですが毎回とても興味深く拝聴しています。今回も面白く、またいろいろ参考になる点が多々ありました。
具体的な内容については研究会の方にお任せして、ここでは個人的な感想をざっくりと書いてみます。
ネットの普及によりラジオによる国際放送も以前ほど聴かれなくなったせいでしょうか、放送内容の変化を思わせる発表がいくつかありました。
例えばニュースですと以前は様々な出来事を報道していましたが今はキャンペーン的な内容に重点を置く局も出てきました。報道機関としての国際放送の役割は終わりつつあるのかと思いました。
しかし、国際放送自体の役割はまだあります。報道が制限されている社会主義圏については外部からのラジオ放送はまだまだ必要でしょう。特にネットが制限されている北朝鮮には外部からのラジオ放送は意義があると思います。
周知のことではありませんが(笑)、日本でも対北朝鮮向け放送を行なっています。今回の発表の中で対北放送に参考になるのではないかと思われる点もいくつかありました。
さて、このフォーラムでは研究発表の他に“同好の方々”にお会いすることも楽しみにしています。実際にお会いしたのは数回に過ぎませんが、「短波」誌や放送番組では数十年前から存じ上げている方々は大勢います。毎年、お元気で過ごされている皆さまの姿を拝見して自分自身励まされています。来年、またお会い出来ることを楽しみにしています。