ワカサギ空揚げの下処理

自分、おおむね釣ったワカサギを食べる際は油で揚げてしまうんですが、ワカサギって揚げる時メチャクチャ油跳ねるよね！
特にデカワカの爆発はおっかないよね！
毎回戦の様です。何回油の直撃弾を喰らった事やら。
それに調理後の周囲の油の後始末が面倒臭いったら…。

かと言って天ぷら鍋にフタをしてしまうと水蒸気が籠ってカラッと揚がらない。

なので台所回りを新聞紙でガードして揚げておりました。

以前はガスだったので最低限でしたが、今はＩＨ調理機なので安心してグルッとカバーしちゃっていました。こんな風にね。

隙間からワカサギをササッと投入してすかさず新聞紙の影に隠れるって感じ。

でも、今回ふと思いついた。
ものは試しやってみるか。

下拵えとしてザルにワカサギを入れ塩を振りかけ、ヌメリ、ウロコを取るのまでは一緒。

ここからテスト。

この赤い楕円の近辺。
千枚通しでサクッと刺す。黄色い所は肝臓が有るので刺すと多分血が出て来るんじゃないかな？（未実験）
するとプシュッとワカサギの腹がペタンコになるはず。

そう。要は爆発の原因となる腹腔内及び浮き袋のガスを抜いてみてはどうか？
考え通りなら腹腔内のガス膨張による水蒸気爆発が無くなるのでは、と。


実験開始。


結果。最も危険な大型５０匹程（＋未処理の小型２０数匹）を揚げてみたけれど。

大型のお腹、爆発してない＼(^o^)／
つまり周囲の油跳ねもそれに比例して少ない。

ちょっと分かりにくいかもしれないけれど、周囲の新聞紙への油跳ねは通常の１０分の１って感じ。


多少は跳ねるけれど、今年一回目の釣果を揚げた時の惨状とは比較にならない位に少ない。

コレを見て効果が有ったかどうかは、調理している人ならわかってくれるかな～。

ホント、今までなんで気が付かなかったんでしょ、自分(^^.

下拵え時にひと手間加えるだけです。

…もしかしたら既に周知の方法だったりして？　そしたらおショスイけど(^^.