先日の釣行で数個の毛鉤をロスト…
補充しておかなきゃないなあ。
それじゃ、ついでに作り方でも記録しておこうかな、と。
●材料類
蓑毛用の羽毛(自分は毛バタキ中心)
胴用の素材(孔雀の羽、ウィリー、毛糸など)
ハリ(フライ用のミミが輪になっているモノ。サイズは自分のお好みで)
●道具
ハサミ、カッター、接着剤(瞬間と、そうじゃないタイプの2種が有ると便利です。)
スレッド(縫い物用の糸でも可)、接着剤を塗る為のとがった棒(竹串とかでも可)
●有ると便利な物
ハリを固定するバイス、ボビンホルダー(スレッドを巻く器具)、ニードル(接着剤を塗ったり、羽毛を調整したり)、名前を忘れたけれど、羽を挟んで持つ為の器具(下写真、右から4番目の道具)
自分の場合、蓑毛には毛バタキの羽毛を主に使用してます。その他拾ったやつとか(笑)
胴は十数年前に買った孔雀の羽。
バイスにハリを水平にしっかり固定。この時、ハリ先が出ない様にしてます。スレッドを巻いている時にハリ先に当たって切れちゃう場合が有るので…。
接着剤(布用ボンド)をハリ軸に塗布し、スレッドで下巻き。孔雀の羽の滑り止めと、胴の太さを稼ぐ為となります。自分の場合は1往復し、ハーフヒッチで仮止め。
羽の固定の為、スレッド全体の上に接着剤を塗り、孔雀の羽の先端側をハーフヒッチで結び…
ハリの下の方へ向け密に巻いてゆきます。
下巻端まで行ったら、今度は逆に戻る。実物を見るとわかりますが、孔雀の羽は丸い軸の両側に列状に羽が生えているので、出来るだけ羽を立てる様に調整しながら巻いてゆきます。
首元まで戻った所でハーフヒッチで結んで固定。チョンチョンと接着剤をニードルなどで塗ってやります。
蓑毛用の羽の調整。 多分鶏の腰付近の羽でしょう。好みによりますが先端付近のパラッとばらけている部分を主に使っています。この部分は硬めで腰が有るので、ハリに巻いた場合綺麗に一本ずつ同心円状に開いてくれます。
コレを写真の様に加工(上の方のもの。片側を毟ってる。)しますが、コレはこの羽が大き目だから。
お店で売って居るグリズリーコックハックルなど小さ目の素材の場合は毟らず一枚の羽のまま使う事も有ります。
要はボリュームの調整なので、一回試しに巻いてみて蓑毛の量がどうなるか確認してからが確実っす。
蓑毛を巻く場所に接着剤を塗布し、羽の先端側をハーフヒッチで固定。羽が立つようにハリを中心に巻いてゆきます。
蓑毛を好みの量に巻いたなら、端っこをスレッド止めし、接着剤を多目に塗って固定。この時、この道具が有ると蓑毛に接着剤が付かず便利です。名前わかんないですが
蓑毛を手で整え完成
手際の悪さで製造過程では数個の毛ばりの写真が混在していますよ(笑)
今回のハリはコレを使用しました。
これが自分的には標準サイズで、この前後の大きなものと小さなものでも作っています。河川の規模とスレ具合で変えて使う感じかな。
下:今回追加作成したもの。
左上:おそらくヤマセミの羽蓑毛。1個だけ
左下:メスキジの胸毛。これも1個…。
左中列2個:グリズリーコックハックル
下真ん中2個:ウィリー胴巻き白蓑毛(カゲロウまたはイモムシをイメージww)
その他は毛バタキ蓑毛の標準ハリです。
さて、次のテンカラ出動はいつかな~。ヤマメにも会いたいしね
ロングティペットだと縦のハックルフライは、回転してしまうから使えないんです。
テンカラは、ティペット部がかなり太いから縦ハックルも大丈夫なんですよね。
あと今日、でっかい山女を走らせました。あれは、40くらいあるかもしれません。
が調子のってたらあまり若くない熊に会いました。笑
身体が震えてフライも結べなくなり帰宅しました。
あぁーくわばらくわばら。
毎日ご苦労様です[E:smile]
夏風邪引いちゃってヤバシ[E:sweat01]
まあ、明日には回復してるでしょう。
明日、会わなきゃいいけどねえ~[E:coldsweats01]