道を歩む者のブログ

空手道大誠館での学びを糧に道を歩む者のブログです。

その命を奪ったのは、わたしかもしれない

2020-03-31 04:24:00 | 日記
昭和の偉人、志村けんさんが新型コロナウイルス感染による肺炎のためお亡くなりになられた。私も「8時だョ!全員集合」世代。残念、悲しい…思いは色々と込み上げるが、今はただ冥福をお祈りいたします。

志村さんも感染経路が分からない人。症状が出ない感染者からうつった可能性もある。
自分は熱も咳も出ないから大丈夫ではない。有働アナも「その命を奪ったのは、わたしかもしれない。感染とはそういうものです。」とインスタグラムに綴られているが、まさに同感。
今一度、自粛する意味を考えたい。

昨夜、音楽番組で国民的グループが「いま僕らにできること」と小中学生のバックダンサーを従えて、密集、密接しながら大声で歌っていたが、彼らに「いま僕らにできることは自粛」と言って、若者に注意喚起して欲しかった。

明日は4月1日、年度が変わる。授業開始を1ヶ月遅らせる大学も出てきたが、思い切って、年度初めを半年ずらすくらいの自粛があっても良いと思う。
もちろん、自粛することで仕事や生活が厳しくなることも分かる。自粛し易くするための環境を大人や国が作らなければならない。

志村さんの訃報に接して、今一度考えたい。

ざんねん

2020-03-23 13:03:00 | 日記
世界的なコロナウイルス感染症拡大で皆さん何かとご不便な事と思います。北海道内でも緊急事態宣言が解除された後も、感染者が日々報告され、まだまだ気を付けなければなりません。
子どもたちも臨時休校で、外出もままならない状況ですが、感染拡大を防ぎ、1日でも早く収束させるためにも、今は我慢の時期です。
大人が出来る事は、リスクを少しでも低くする努力をして、子どもたちに指導することしかないと思います。

様々なイベントが中止になる中、学協会ではオンラインでの学会開催も行われています。3月15-16日、函館で開催予定であった「ロボティクスシンポジア」はいち早く現地開催を取り止め、Zoomを使ったオンライン開催に切り替えました。当初プログラム通りに全ての発表が行われ、参加者からも大好評と、成功裏に終えられました。


我らが大誠館でも「オンライン空手指導」という画期的な取り組みがなされ、これは世界に誇れる事だと思います。


そんな中で、K-1が埼玉県の自粛要請を振り切って開催されるという大変残念な事が起きました。
いまやる意味は大人の利権以外何もなく、格闘界へのイメージは相当に落ちたのではないでしょうか。
格闘家や来場者は体力のある方々で、感染したとしても症状は出ないかもしれませんが、無感染症キャリアを増やして、街にばら撒く可能性もあるのに、なぜリスクの高い集会を開いたのか…主催者は何も答えられないでしょう。

押忍の字は何処へ行ったのか…
いまは忍ぶ時期で、武道に関わる者が見本を見せる時期ではないのか…
同じ武道に関わるものとして、本当に残念でしかありません。