タケKアメリカ旅行ノート

アメリカ旅行の思い出と備忘録
昔の話も時間があれば書き残したいなあ

PATHトレインでニュージャージーのホーボーケンに

2019-10-15 22:24:57 | アメリカ旅行2019
マンハッタンからハドソン川を挟んだ対岸はニューヨークではなくニュージャージー州。

PATHトレインという地下鉄で行くことが出来ます。
これに乗るのにもメトロカードを利用します。できます、と言った方がいいのか。

PATHトレインに乗るには33rd Stから、とネットで検索していましたので、何も考えずホテルのある8th Av.を南へ。
34th StにSubwayの駅があるので何か表示があるだろう、と向かってみるものの何も表示はなし。
もっと東なのか、と34th Stを東に行き、7th Avの1/2/3線の34th Stを見るもやはり何も表示なし。

地図で確認すると、どうやら6th Avの下のようです。

6th Av.を右に曲がり南へ降りていくと、右手にあるJC Pennyという百貨店のところにPATH Trainsの表示を発見。
ここを下ります。

後から確認すると、32nd St/6th Avの北西角にも降りる階段があったようです。33rd Stといいつつ、PATHトレインの駅は32nd St/6th Av下にあると思った方がよさそう。

いつもSubwayの駅で見る、メトロカードの券売機で$5.00をチャージ。ボーナスの$0.50が追加されるので、$5.50チャージされます。
PATHトレインも1回の乗車で$2.75かかるので、$5.50はちょうど往復分。



車両は日本の川崎重工製。製造はアメリカの工場のようです。MTAのSubwayと同じような作りですが、車両はややこちらの方がきれいかも。


停まっていた電車に乗り、20分弱でホーボーケンに到着。

ホーボーケンに来たのは、「野球発祥の地」を見るため。諸説あります、ってヤツらしいけど。

Washington St/11th Stにあるということで、PATHトレインのホーボーケン駅が1st Stより1ブロック更に南なのでまあまあな距離。1.5キロぐらいでしょうか、天気もいいし街を見ながら歩くのも悪くない。

まずいきなりWashington Stに行くのではなく、PATHトレインの駅から出たすぐ前の道、River Stを北へ。しばらくすると公園につきあたります。右手にリトルリーグの野球場があってチビッコが練習中。こんなチビッコでもアメリカですからボールは硬球です。



Washinton Stに出て、北へ向かいますが、両側にカフェやレストランがあってなかなかオシャレ。しかも、どこの店も外にワンちゃん用の水が用意されています。実際、犬を連れている人を多く見かけました。



でも一本隣の裏通りは昔の石畳の道が残っていて、ちょっとヨーロッパのテイストがあって不思議な街です。



さて11th Stに。「野球発祥の地」といっても、小さなモニュメントがあって、交差点の四隅が野球のベースを模しているというだけのものです。
ちなみに本塁は北東角。なんかちょっと違うような、、、



そのままWashington Stを戻り、途中でハドソン川方面に向かって川沿いの公園を散策します。日曜日の午後ということもあり人が結構います。

ここから眺めるミッドタウンもいい眺めです。



公園でノンビリしたのち、再びPATHトレインでマンハッタンに戻りました。

本当はWTCの方に行きたかったのですが、2019.9時点では日曜日は運行していないということで、33rd Stに戻りました。
ちなみに、ホーボーケンに向かうときに何も考えずにJournal Square行きに乗りましたが、平日午前中はホーボーケン行きに乗らないと、Journal Square行きはホーボーケンを経由しないようです。ご注意を。


備忘録:
PATHトレインの駅は6th Av/33rd St.から。33rd St.というより32nd St.かも

ヤンキースタジアム

2019-10-09 01:02:40 | アメリカ旅行2019
ニューヨークヤンキーズ、言わずと知れた、MLBでも名門中の名門チーム。
また『金で選手を集めて勝つチーム』でもあります。

今回ニューヨークは25年ぶりでしたが、ちょうど25年前の9月といえばMLB選手会がストライキを行って試合が行われませんでした。
この時、結構楽しみにしてたんですけどね。

ということでヤンキースタジアムは25年ぶりのリベンジです。
ただ球場は2009年にそれまでの場所の隣に新たに建て直したので、厳密には25年前に行くはずだった場所は今はこちら。


観戦に行ったのはニューヨークに到着した当日のナイター。
なお土日はデーゲームのことが多いので、治安面では土日の試合観戦の方が安全だと思います。

マンハッタンのホテルからは地下鉄で向かいます。
私は42 St/8th Avからだったので、AないしはC線に乗り59St/columbus circleでBないしD線に乗り換えて161 St下車。
ちなみに路線図で見て重なってる部分は同じ線路を走りますので、乗り換えの時は降りたホームで電車を待ちます。
電車の先頭に「D」とか書いてある上、ホーム上に掲示されますのでさほど心配はありません。


なおマンハッタンの東側からであれば地下鉄4号線も利用可能です

早めの時間、といっても試合開始の2時間前は8ゲートと、もうひとつどこかのゲートしか開かないようです。
私はセンターの後ろに位置する8ゲートから入場。

8ゲートから入ってすぐの場所に、かつての名選手のレリーフが見れるエリアがあります。ここも楽しみにしていました。
既に1ケタの背番号に空きがない(みんな永久欠番)ヤンキーズの歴史の重みを感じることが出来ます。


ナイターの場合、試合終了は22時を過ぎることが多いと思いますので、帰宅はすみやかに。
私はニューヨーク到着当日ということもあり、7回裏が始まる前のセブンスイニングストレッチを見届けて帰りました。

その時点で球場の外はNYPDが球場を周回する道路に車が入れないようガードしています。


タクシーを拾うにはこの規制線の外に行かなければなりません。
地下鉄で帰るのが順当だと思います。



NYでメジャーリーグ観戦(その2)

2019-10-06 12:48:17 | アメリカ旅行2019
ちょっと長くなったのでその2
その1はこちら


◎荷物について
MLBは大きな荷物は球場内に持ち込めません。球場によってはバックパックは一切ダメです。

今回、ヤンキースタジアムに行こうとして地下鉄に乗り込んだ際、ヤンキーズのユニを着た家族を見かけました。
よく見ると、ママもチビっ子もバックパックです。そんなに大きなものではありませんが。
でも「あれ大丈夫なのかな~」ってちょっと思う荷物でした。

すると、ヤンキースタジアムでは入場時にX線による手荷物検査を実施していました。なので、ある程度のバッグは許容されるようです。
メッツのシティフィールドでは、「これぐらいの荷物はヤンキースタジアムでは許容されてた」と見て取れたバックパックがすべて、別に設けられた荷物検査場送りになっていました。ここでセキュリティチェックを受けてOKを貰わないと中に入れません。

ヤンキースタジアムの場合、外にあるお土産屋などで荷物の一時預かりをしてくれるらしいですがどうなんでしょ。
シティフィールドは周りにそういう施設がないからどうするのか??

私は安全を考え、どちらの球場もサコッシュ一つで行きました。
もっともメッツのシティフィールドは地下鉄でひと駅のところにホテルがあったので、チケットを買ってから一度ホテルに戻ってシャワーを浴びることができたぐらいの距離でしたが。



◎交通手段について
ヤンキースタジアムはブロンクスにありますが、マンハッタンからの移動手段は地下鉄が一般的だと思います。
前項でも書きましたが家族連れなども普通に地下鉄で来ます。
マンハッタンのどこからにもよりますが、所要時間は40分程度ですかね。
ただ、試合終了後はすみやかに帰る、試合が長引いて遅くなった時は切り上げて帰る、など、ある程度は考えた方がいいです。
一応駐車場はありますが、西海岸の車で来場を前提とした作りの球場とは規模が違い、そんなに大きなものではありません。

ヤンキースタジアムを周回している道路は、試合終了前にはNYPDが封鎖して車が球場に近づけません。なのでタクシーを拾うのもちょっと歩く必要がありそうです。

シティフィールドについても、交通手段は地下鉄だと思います。7号線の終点から一つ手前のMets-Willet Pointが最寄り駅。
野球開催に合わせExpressが運行されるはずです。
また試合終了時にはSuper Expressも運行されていました(停車駅はわかりませんが、42 Stの各駅なら停まると思います)

NYでメジャーリーグ観戦(その1)

2019-10-05 10:52:49 | アメリカ旅行2019
私のアメリカ渡航は今回で11回目ですが、基本的にはMLB観戦が目的です。否、マイナーも見に行っていたので「野球観戦」というべきか。
ただ今まではすべて西海岸でした。

ニューヨークにはアメリカンリーグのNew York Yankeesと、ナショナルリーグのNew York Metsの2チームがあります。

MLBの場合、同じ地域に2チームあるときには、同時にホームで試合をすることはまずありません。※日本は隣接する神宮球場と東京ドームで同時に試合を組むといったバカげたことを平気でやります

そうなると試合数の多いMLB、シーズン中であればどちらかの試合が行われている可能性が非常に高いです。NY旅行中、ちょっとメジャーリーグの試合を見たいと思えば旅行中に行けると思います。

今回私は2チーム両方の試合が見れる日程を仕組みました。


◎チケットについて
さて、MLBの試合観戦についてネットで検索すると、チケット斡旋業者に行きつくことが多いですね。
英語が不安ならそれもアリかも知れません。でも、自分でチケットを購入して観戦するのもまた楽しみです。

またネットで事前に購入予約して現地で受取(Will Call)でもよいかも知れませんが、メリットデメリットがあります

メリット
・座席が自分で選べる
・英語がわからなくても簡単に購入できる

デメリット
・手数料が高い
・雨が降って試合がなくても払い戻しにならない

これまで西海岸でしかMLB観戦をしたことがなかった私は、雨天延期(中止ではない)なんて考えたこともありませんでした。しかしニューヨークの場合はそうはいきません。
雨が降って延期になった場合、チケットは代替試合のチケットになり、払い戻しはされません。
MLBの場合、翌日にダブルヘッダーをやってでも試合消化することが多いですが、代替試合が必ず翌日にあるとは限りませんし、旅のプランが崩れますね。

チケット業者だと、そのあたりの保証(払い戻し)もしてくれるみたいですが。

またネット購入の場合、15ドル近い手数料がかかるようです。5ドル程度なら、とは思うのですが、、、ましてやヤンキーズのチケットはMLBイチ高額です。

さて現地でのチケット購入ですが、特にヤンキースタジアムの場合ネットで検索すると「ほぼソールドアウト」と書かれています。
しかし2019年シーズンは春頃からネットでウオッチしていましたが、決してそんなことはありませんでした。天候の問題もあるので、確実に晴れと分かった時点(要は直前)でチケットをネットで買おうと思ったのですが、結局面倒になって現地で買いました。
※ちなみに直前になってチケットがメチャ売れしててヤバっ、って思ったのですが、これはヤンキーズの地区優勝がかかった試合になる可能性があるからでした。無事、観戦の前日に田中マー君先発試合で地区優勝を決めてくれました。


どこの球場でもおおよその予算と一塁側、三塁側のどちらかにするかを伝えれば、値段と席を提案してくれます。

おっと、その前に「今日の試合のチケット」と伝えることを忘れずに。

予算を「50ドル」と伝えると50ドル台のチケットを提案してきますので、例えば50ドル未満に抑えたい場合は「40ドル」と言った方がよいでしょう。予算40ドルと言っても48ドルぐらいの席は提案されます。

MLBのチケットは日本の球場に比べるとやや割高です。それでも日本も値段が上がってきたのでそんなに違和感はないか。
ただヤンキースタジアムは別格で、ここのチケットはMLBイチの高さです。1階のいい席で見ようと思ったら200ドル近い金額は覚悟しないと。
ちなみに私はヤンキースタジアムで「安い席がいいか?」と聞かれたので面倒くさくて「そうだ」と答えたら、アッパーデッキの席28ドルでした。
上の方の席は選手は遠いけど球場全体が見えるので私は嫌いではありません。喜んでその席を買いました。


NYの地下鉄 7-DAY Unlimited Passを買う

2019-10-05 00:12:15 | アメリカ旅行2019
9/20-9/23朝はマンハッタンに滞在。

JFKに到着してまずはマンハッタンに移動する訳ですが、この移動にはいくつかの方法があります。

まあ改めて書くまでもなく、紹介記事がネットにいっぱいあるのでそこは「JFK アクセス」などのキーワードでググってもらえればよいかと。

私が利用したのは、AirTrainとSubwayの組み合わせ、いわゆるチーペスト、最安手段。

で、AirTrainに乗るにもSubwayに乗るにも必要なのがメトロカードというやつ。
なおこのメトロカードは近い将来廃止する予定だそうで、そうなればこの文章も単なる昔話になりますな。

空港ターミナル(JALで到着したのでTerminal 1)からJamaica行きのAirTrainに乗ります。これもネットにある紹介記事にあまたあるように、乗る時には改札的なものはありません。
空港をグルっと一周した後、空港敷地を出てJamaicaへ。ここで料金の$5.00を払う訳ですが、メトロカードで払わなきゃいけないのでメトロカード$1.00分も上乗せして払います。
私はこのあとSubwayでマンハッタンに向かうのですが、この一回だけでなくこの旅行中何度も地下鉄を利用する予定があったので、7日乗り放題の7-DAY Unlimited Passを購入しようと思いましたが、AirTrainの券売機では[AirTrain+Subway]は、$5.00プラス一回乗車分の$2.75、$7.75しか購入できません。まとまった金額をチャージすることは可能でしたがunlimited passの購入はダメでした。
仕方がないので、AirTrainの$5.00、メトロカードの$1.00で$6.00をカードで払い、AirTrainの改札を出ます。


Subwayの改札前には3台の券売機、うち1台は現金のみ。そして有人カウンター、こちらも現金のみ。

クレジットカード利用を考えていたので券売機に並びます。
買っている人はだいたいが旅行者で、どう買ってよいのか悩みながらなので時間がかかります。そこはお互い様なので、気長に待ちましょう。

さて、unlimited passを購入するには、指示に従ってメトロカードを入れた後[ADD VALUE]と[ADD TIME]の選択画面で[ADD TIME]を選択して進んでいくと予めネットで確認していました。
※このあたりは「ニューヨーク 地下鉄 メトロカード 買い方」みたいな感じでググれば色々出ます。
ところが、メトロカードを入れると「いくらチャージするか」という、要は[ADD VALUE]を選択した後の画面しか出てきません。2回ほど試みましたが同じでした。

「壊れているのか?」アメリカのマシンを余り信用していない私としては、そう思いもう一台の方に並びなおします。
何気に最初に使ったマシンを見ていると、他の客が[ADD VALUE][ADD TIME]の選択画面を表示しているのが目に入りました。

?????

これは何かがおかしい、と思い、有人カウンターへ。
7-DAY unlimitedと伝えメトロカードと現金を渡します。
すると、チャージの操作をした後で「AirTrainのメトロカードにunlimitedは乗せられない(意訳)」と言われました。ここで全てを悟りました。
「新しいカードが必要か?」と聞かれ、当然イエスと言うしかありません。

7-DAY Unlimited Pass $33.00と新たなメトロカード$1.00で$34.00払い、やっと乗り放題のパスを入手したのでした。
※事前に得ていた情報では7-Day Passは$32.00ということでしたが、2019年春に$33.00に値上げされたようです。

ということで、旅の開始早々にメトロカードが2枚になってしまいました。


備忘録:
アンリミテッドパスを買おうとして自分のメトロカードで買えない時は、そのカードにはアンリミテッドは乗せられない
(素直に新しいカードを買いましょ、$1.00です)



左がAirTrainのメトロカード、右がUnlimitedをチャージしたメトロカード。同じ日に買ったのに何故有効期限が違う??


同じく左がAirTrainのメトロカード、右がUnlimitedをチャージしたメトロカード。多少の色の違いはあるものの区別はつきません。