冷蔵庫談義の続き
ルールもなく詰め込んだ冷蔵庫、何が一番面倒かと言うと『何が入っているか分からない保存容器』だった。確か作ったはず…と蓋を開けて探し回ったり、作ったことも忘れて冷蔵庫の奥から残念な状態で発掘されたり、プラスチックの容器に臭いがついて取れなくなったり(逆に、食品にプラスチックの臭いがつくことも)と、多くの失敗をしてきた。それも何度か。
きっと実行している人も多いと思う。保存容器をガラス製のものにした。耐熱で、さらに蓋が買い足せる、イワキガラス製を選んだ。使い始めたころ、中身がすぐ分かるとはこんなにも便利なんだと驚いた。
作り置きのおかず、一週間分のゆで青菜、煮卵などなど、保存に重宝している。冷蔵庫を開ければすぐに目に飛び込んでくるので、探すことがなくなった。そして調理時間が短くなった。何だかデキる人になったようで嬉しくなった。
液体の保存も耐熱ガラスポットだ。煮物の煮汁だとか、ドライフルーツの洋酒漬け(フルーツ漬けを作ることがメインなのか、漬けた後の洋酒を飲むのがメインなのか?!)も外側から見てすぐわかる。さっきも書いたが、プラスチックは長年使うと色が濁ってくるし、臭いも付く。結局ガラスの方が長く、気分良く使えると思う。
冷凍保存には、ステンレス製の保存容器を使っている。金属は熱伝導率がいいので冷凍向きだと思う。ただし中身が見えないので、蓋部分に中身を書いたメモを貼り付けている。
※冷蔵庫近くにペンとマスキングテープをぶら下げておくと便利!
空き缶や空き缶の蓋をトレイ代わりにして、ジャンル別に分けて整理すれば、探すのも、取り出すのも簡単になる。
と言っても、ジャンル別に分けられるというのは、自分の調理の癖を知っていなければできないこと。どんな調理をすることが多いのか、何をどんな状態で保存するのか(または、したいのか)振り返らないと、冷蔵庫はまた迷子王国になる。
冷蔵庫の中身をチェックしよう。常時ある食材は何だろう?それが入る大きさはどの位(つまり保存容器の容量は、どの位が適切)?どんな量・状態で保存する?
ここまで振り返ることが出来たら、使いやすい冷蔵庫はもうすぐ。
まだ続く。