4月8日の続き
注文した本箱が完成した。早速受け取りに行く。一度行っている山の一本道、迷うはずもないのに『こんな景色だっけ?』と不安になりながら車を進める。山を抜け、里に入りホッとする。
ホームセンターのカラーボックスと比べるのは失礼かもしれないが(でも、それしか比較対象を知らない)、栗の木でつくられた箱は、板が厚く、ずっしり重い。木の伸縮で歪まないよう工夫してあるらしい。説明されたが、よく分からなかった(ゴメンなさい)。金額が高くなってしまうので、鞄をかけられるようなフックを自分で取り付けるつもりだったが、滑らかな木の表面を撫でていると、穴をあけるのがもったいない…というか、木に申し訳ない気がしてくる。どうしよう。同じくキャスターを付けるのも、憚られてしまう。穴を空けないでという、木の声が聞こえる気がする。
持って帰ると、子どもが、木の表面を撫でて『これいいなあ~』とつぶやく。
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