片付け手伝いの『たけのこ屋』

片付け好きが高じて、宇治市で開店中です。
片付けのコツや考え方、併せてオモシロ小話などもちょっぴりつぶやいています。

片付けはレジャーだ!4

2024年02月19日 | 片付けは楽し

とある人と、片付けの話になった時のこと。「片付けが楽しい」と話すと「?」な顔。そこで、すっきり片付くのも嬉しいけど、生活しやすい部屋に変化していくのを見ると、もっと嬉しくなること、熱く説明してしまった。

でもその人は、片付けても片付いたと思うだけで、楽しい気分にはならない…どうせまた散らかるし、と。その後ちょっと考え込んだ。楽しい、楽しくないの差は何だろう?

確かにただ単にモノを収納するだけだと、すぐ散らかるよな~。

自分の無意識にしている行動パターンに気付いて、モノの配置を変えたり、自分や家族に必要なモノの総量をカウントしていくのは、自分を知るための良い手掛かりになる。そして、自分のこだわりが見えてくる。それを表現すると、居心地の良い部屋になる。この過程は面白いと思うんだけど…。

皆さんはどう思いますか?

続く


片付けはレジャーだ!3

2024年02月17日 | 片付けは楽し

片付けがあまり面白く思えない人…私の周りにも割といる。

「片付けても、片付けてもキリがない…すぐに散らかる」→なんて無力感!

「そもそも、どう片付けたらいいか分からない」→解けない数学の問題に遭遇した感じ?

面白くない理由はいろいろあると思う。だいたい片付けが、家事のくくりに入っていることからして、ちょっと義務感と苦行のイメージになってしまう。勿体ない。義務感でする行動は、なんにしてもつまらない。うん。子どもが勉強をつまらないと感じるのと同じようなものかもしれない。

私の片付けのイメージは、どちらかと言うとパズルのような感じ。生活習慣を振り返って、これだけのものが必要(もしくはこれ以上は不要)、ここにモノが溜まりやすい、これはどこで使うモノ、そんな幾つかの問いを解決するようにして、モノの住所を決めていく。上手く配置が決まるとパズルのピースがはまった感じ。よっしゃ~!

それが楽しい。家族にも、ちょっと自慢してしまう。反応は薄いけれど。

続く


片付けはレジャーだ!2

2024年02月16日 | 片付けは楽し

家は放っておくとカオスになる。片付け名人のお家でもそうなると思う。

生活するということは、得たモノを使う、保管する、そして廃棄するの繰り返し。生きている限りそれは続く。きちんと保管して廃棄しないと、モノは増え続けカオスになる。

だから片付けが必要になる。取り出しやすく、片付けやすいように配置すれば、いつもご機嫌に生活できる(そんな単純なものではないかもしれないが)。使いやすい部屋は、本当にストレスフリーだ。ただ、生活習慣、年齢、家族構成が少しずつ変わるので、微調整はし続ける。

上手に片付けるということは、生活を見つめ直すこと。いつもの行動を振り返りながらモノを配置し、その時の気持ちを考えながら工夫する。『洗面所の化粧品が多すぎて、掃除がしにくいのよね~』だとか『重なったお皿を取り出すのが面倒だから、このお皿使わなくなったのよね~』などなど。こんなちっちゃなストレスにも丁寧に耳を傾けていくと、片付け方が見えてくる。

生活をもっと意識しよう。人生は、生活からできている。『生活はなるべく労力や気持ちを消費せずに省エネして、簡単に済ませよう』というのが消費拡大経済の根底にはある。でも、人間は生活と切り離して生きることはできない…と思う。私たちの体も心もそんな風には出来ていない。

もっと生活に目を向けよう。生活自体を楽しんだら、人生はもっと楽しくなる。 

続く

 


片付けはレジャーだ!

2024年02月14日 | 片付けは楽し

片付けはしんどい事、面倒なことと思わされていないだろうか?

世の間違った常識ってたくさんある。本当は楽しいことなのに、苦行と思わされていたり、耐えるべき努力と思わされていること、実は多いのではないかな?

楽しい、しんどいは自分で決めること。周りが「大変ね~」と言うから、大変なことに感じてしまう。

大変なこと、辛いことと誤った判断をして、『耐えて努力する自分』に酔っていない?人生ずっと酔っぱらっていたいならそれでいいけれど、酔ってないで、楽しい人生を送りたくない?(続く)