見出し画像

日記、日々の想い 

県立公園の知らかった世界へ…(再投稿)

県立公園の
裏口と言ったら、良いのかな
引っ越してきた
昭和の終わり頃には
まだ、こっちから
入るのが、普通だったけどね
体験博物館、むらは
まだ、造成中だったしね
とにかく、自宅からは
歩いてくるとしたら
この道から、必ず入る
公園エリアに入ると
道の両側とも
林への入り口がある
ただ、右手は
すぐ、里山丘陵の斜面
崖になっているから
奥行きは、あんまりない
見える範囲内だな
ただ、左手は
ずっと、園地が広がる
と、言うより
かなり深い、森だ
その森を、分け入ると
少し、開けた場所になり
古墳が、点在している
いや、密集してある
木々が、鬱蒼で
見えないけどね
多分、古墳時代末期から
飛鳥時代位に
有力な豪族がいて
この地方では
最大級の集落が
あったようだ
入り口の手前では
公園の森は、終わっていて
今は、畑地や空き地
そして、空港に通じる
歩道付きの、県道バイパスが
走っている
ガソリンスタンドもある
その辺りに
古代の集落が、あったようだ
引っ越してきてからも
開発と並行して
遺跡発掘調査が
行われていた記憶がある
その集落に住んで
畑作や、森の木の実
麓から、水辺にかけては
稲作も、始まっていたのかな
湖沼地帯で、魚も獲れる
そんな暮らしを
していたのだろう
そして、今も残る
県立公園の森
大小様々な古墳群に
集落の、首長の一族が
葬られたのだろうか
とにかく、まず
左手の深い森へと
山道を、入って行った
暫くすると
かなり深い谷が、現れた
木々が、遮っているから
この谷は、知らなかった
この土地に
引っ越してきてから
十年以上経つのに
本当に、この土地のことを
おまえは、なんにも
知らなかったな
都心の職場との
往復ばかりだった
たまに、来たと言っても
引っ越した頃のピクニックと
あとは、イベントの時だけだな
当たり前だけど
いつも、小さな子ども連れ
イベント会場で
家族で、わいわいがやがや
あちこち、散策するなど
あり得なかった
この公園の森のことなど
何にも、知らないまま
なんか、ちょっと
わくわくしてきたな
あのダイエットの
ウォーキングの時とは
また、違う
そんな、ウォーキングに
なりそうな、気がしてきた

        to be continued
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「懐古録」カテゴリーもっと見る