ひとは、許されない
そうらしい
理屈は、捏ねても
たいがい、現実の事象とは
合わなかったり
合っても
どうでも、良かったり
よくよく、掘ると
結構、そんな風
どうしてか、と言うと
現実の事象は
言葉では無いから
言葉が
現実の事象を
影響したりはするか
それはそれ
とにかく、物理的な宇宙と
言葉の宇宙、或いは
まあ、その狭間には
少なくとも
おまえは、挟まっている
他人は知らない
他人じゃ無いから
言葉と現実の事象
その間に挟まるおまえは
両方ともと
繋がっているようではある
転がっている、今
何がやってみよう
足の指を動かす
指が、動いた
動いて見える
指が動いている感覚と
指の動きを見る視覚と
そうしようと
思ったおまえは
そうしていると
感じて、見て
そう、言葉で思っている
そのひと繋がり
言葉の宇宙と
物理の宇宙と
おまえでは、繋がっている
らしい…
ぼんやりと、考えてみた
理屈は、屁理屈で
どうでも良いけど
やっぱり、おまえで
繋がっているな
理屈は、屁理屈でも
大切に、するしかないな
