今日は、どんなだろう
雨戸を開ける
さーっと、ひかり
そんな日は、気持ち良いよね
真冬には
凍る空気、凍える身体
でも、日差しには
僅かな温もり
春と秋も、結構冷んやり
でも、日差しには
優しい温もり
ただ、夏になると
気持ちの良い冷気
でも、日差しには
灼けつく熱の予感
そうして、その光を
思いっ切り浴びて
冷気の中に、飛び出しで見る
目眩し
上り始めた日差し
刺すように、鋭い
でも、秘めた熱は
まだ、冷気の中
おまえの身体は
冷んやりと冷やされたまま
ただ、突き刺さって来る光は
まだ、秘めているけど
燃えたぎる熱
その熱が
おまえの冷えていた身体に
少し気怠い心地よさ
夏の一日の予感だ
やがて、この日差しは
溢れかえる
氾濫して
灼けつくような時間
うなされながら
おまえは、灼かれ
燃えて、燃え尽きる…
でも、日差しは
まだ遠く、東の空
上り始めたばかりだ
予感でいっぱいだけど
まだ、朝焼けで尽きる
空気は、冷んやりなまま
燃え始めた大空も
まだ、半分夜空
新しい朝、始まり
朝焼け