新しい出発29 懐妊♪１５二人寝だけど・・涙

「いい加減に寝ないと明日起きられないよ☆」
とシン君が言うので一応ベッドに入った

シン君は優しさから言ってくれているのは判っているんだけれど、
一人で眠るのは寂しいから色んな理由を付けて待ってるの

最近はお昼寝もするし、眠気も落ち着いてきたので、
少し位遅くなっても大丈夫なのに
シン君は私を心配してくれる、

公務が残っているシン君はまだ眠る事が出来ない
昨日今日と私の事で忙しくしていたので公務が滞っているらしい

じゃ、おやすみ♡
夢の中で待ってるからシン君早くきてね☆

出来るだけ早く済ませるから、いい夢みろよ☆

おやすみのキスの後私が眠るまでベッドの淵に座って
じっと眠るのを見ていてくれた、
その優しい目を見ていると自然に眠りの淵に沈んでいく

最近はそんなに眠くないって言ったのは誰なんだ？
振り返った時にはもう夢の中、その寝つきのよさには感心するよ

チェギョンが眠ったのをみ届けて
僕はまた執務室に戻り昨日から滞っていた書類に目を通し、
次々と公務を熟していった

コン内官もいつもは退室の時間なのに僕に付き合って最後の一枚まで手伝ってくれた
なんとか今日中に終える事が出来た書類を前にして、
コン内官とちょっとした時間を過ごしていた

今日の公式発表の時に見た僕達の結婚式のビデオを見てあの時を思い出していた
コン内官は僕達の始めから今までの全てを見守っていてくれたから
チェギョンの妊娠は僕達と同じ位に嬉しかった様で、話の端々にその言葉が
散りばめられていた

深夜を過ぎた頃やっと部屋に戻ると
すっかり夢の中のチェギョンは相変わらず、ごろごろ寝返りを打ったり、
寝言を言ったかと思うとベッドの隅で縮こまっていたり、
起きてる時と同じ位に忙しい。。汗

そんな様子を見ていると、実家で初めて一緒に眠った時の事をふと思い出した
あの時、数ヶ月先にこんな風になってるなんて想像も出来なかったよな？(笑)

色んな事を思い出しながらベッドに入ると
さっきまで隅で縮こまっていたチェギョンが
自然に僕の胸の中に入ってきた、

そうか！
僕が一緒に寝ていないから無意識にベッドの上で探しているのか、
ただ寝相が悪いだけなのかと思っていたけれど寂しかったんだね♡

ごめんよ、
そう言えば早く寝ろって言ってもぐずぐずしていたのはそういう事だったのか
公務もあと少しの残業ですみそうだから、明日からは一緒に眠ろうな。

腕の中のお前にそんな事を言いながらもいい匂いに触発されたのか
お風呂での事を思い出してしまった♂

さっきは僕の理性を総動員したんだぞ、ドンだけ我慢した事か　泣。。
おまえは僕の気持ちが判ってるのに知らん不利したのだろうけど、
僕だって父親の自覚はあるけれど自覚だけじゃどうにもならない事も
あるんだよ、、、涙

早く安定期にならないかな？
これからまだまだなんだろうな？
他のプレパパはどうしてるのだろう？
学校では聞けないからネットのプレパパランドに匿名で聞くのが一番だよな、
今日はもう遅いから明日の夜に調べてみよう。

二人寝だけど一人寝。。。寂しい僕。。失笑