卵と私の日常サタン事

認めたくないけど…
金銭に余裕がある時は
ストレスも比例してたまって…
貧しい時は…何だかんだ楽しいwww

あしたのフー2

2021-11-15 09:54:20 | 日記



スクランブルエッグ!



私の目の前に置かれた料理から

芳ばしい香りと湯気が立ち昇っている…


卵!


ああ何と甘美で妖艶な響きであろうか?

私が無類の

卵博愛主義者である

という事は周知の事実だ!


私は

卵を目に入れても

痛くない(殻以外は…)ほど

愛しているのだ!


中でも

スクランブルエッグに

かなうものはあるまい…


あの口の中に広がる
黄身の濃厚な味わい!
それを包み込むようにして
卵白の淡白さが奏でる
ハーモニーはまるで…
スタンフィルオーケストラによる
ウィーン少年少女合唱団の
天使の歌声と言っても
過言ではない!



私は『卵アレルギー』である。



しかし、それが何だ?

廃人になっても
ヤクがやめられないジャンキーの如く…
ダイエット中なのに
かっぱ○びせんに手を出してしまう
馬鹿な女子高生の如く…
私は命を懸けて、卵を愛すのだ!



…と、あの時までは思っていた…



ある朝!私は悟った!

愛にも…賞味期限はあるのだと…

そう!

『倦怠期』である!





あぁ、神よ!許したまえ…

事もあろうに私は

卵に対して

(物足りない…)と

感じてしまったのです!



ああ私は、何を言っているのだ?



あの…ふわりとした食感こそが

スクラッグの醍醐味ではないか!

(↑勝手に略すなっ!)

確かに、スクラッグは…

今どきの肉好きの若者にとっては

歯ごたえが足らんかもしれん…


かといって

火を通し過ぎてしまっては

スクラッグがスクラップになる

(巧い事
言わいでえぇねんwww)のだ!





…失踪…





そんな二文字が、私の脳裏をかすめた!

(なんでやねん?)

もう駄目か…

絶望、失望、何をくすぶってるんだ?

愛、自由、希望、夢、足もとをご覧よ!

きっと、転がってるさ!



そう!

そんな時だった…

彼女に…

再び…出逢った!





【お麩子】に再会したのだ!

すなわち『麩』(ふ)である!





ぶっちゃけ

私は麩を見下していた!

ふって…キミwww

たった一文字で

何を頑張れると言うのかね?

かといって

丁寧にお呼びしてみたところで…


『お麩』


お、お…OFFって…キミwww





『ねぇ!お母さ〜ん?

今日の味噌汁の具って

なぁ~に?』



「…お麩よ…」





『ファッ○オフ!凸(´Å`)凸』





…てな、感じだった…


しかし今

私の目の前にいる

『お麩子』の様相は

本来のものとは

明らかに違っていた!



『ふーちゃんぷる』



確かに、彼女はそう名乗った!





【簡単レシピ】

ふーちゃんぷる(沖縄の家庭料理)


ふー少々

卵少々

ツナ少々

ピーマン少々

もやし多少

ちゃんぷる大量
(嘘!…炒めるという意味です)

しおこ少々
(塩コショウね)

醤油少々ゆ
(しょーゆー事)



ふーちゃんぷるだか

チャンド○ゴンだか知らねぇが…

卵に勝てるはず…がねぇ…

待て…まさか…

そ、ん、な…馬鹿な?



レシピを、ふ、と見ると
(麩だけにねwww)

そこにいるのは?

たまこ…?

『玉子』なのかい?



私は驚愕した!



つまり

ふーちゃんぷるとは…

麩と卵の融合なのか?

すなわち…食欲と

性欲のストリートファイト!
(どーゆー事?)



たま男「貴様!寝返ったか?」



たまこ「違うのよ!…おまぃさん!」



たま男「えぇい!黙れ黙れ!

夫のある身で、こともあろうに

女人と不貞をはたらくとは、無礼千万!

なんたる侮辱!

そこになおれ!その首…ギギギ…」



???「落ち着きなよ…

おっつぁん…へへっ!」



たま男「貴様…なに奴だ?」



力石「へへっ!俺ぁ

『力石』ってんだ!」



たま男「おのれ!これでも食らぇ!」



力石「お~ととととと!」



たま男「うぬ?その身のこなし…

さては

ただのねずみではあるまい…?」



力石「俺ぁ、伝説のシェフ!

まずは食ってみなよ!

気まぐれ力石の

『ふーちゃんぷる』をよ!」



私は、おそるおそる…

ふーちゃんぷるを口に運んだ…



その刹那!



口の中いっぱいに広がる春の木漏れ日が
冬眠していた森の動物たちを
まるで優しい母親の接吻で
目覚めさせてくれるかのような
まったりとしていて
それでいてしつこくなく
かといって
もっそりしていると
みせかけておいて
くっちゃらはぴはぴ…
くっちゃらはぴはぴ…





なんてこったい!



これが『麩』だと?





わたしは…

私は、いったい…

誰と闘っているのだ…?

ここにいる漢(をとこ)は…

誰なのだ?

『麩』

いや…そんなはずはない…

奴は

味噌汁の上を漂っていただけの

デクのボウのはず…

食っても…

喰っても…

向かってくる

この猛狂狼(おとこ)は…

ああ…

いま私は

恐ろしい夢を見ている…

かつて

フーチャンプと呼ばれた…

伝説の『麩』の幻影と

マボロシと

死闘(たたか)っているのだ!

勝てるはずがない…



『ふーちゃんぷる』などに…

私が…








燃えカスなんて残りゃしねぇ…





残るのは、真っ白な灰だけだ!





萌えたよ





萌え尽きた





麩っ白によ…











原作

【ただ
フーチャンプルが
美味かっただけなのジョー】








美〓たまこ〓味


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