窒素78%
酸素21%
アルゴン
二酸化炭素1%
地球を包む
大気の下層部を成す
無色
無臭
透明の混合気体。
の事であるが…
私が水商売で学んだ事…
それもまた
【空気】
そう、気体の話ではなく
【空気読む】
という事である。
水商売だけではなく
どの業界、ましてや
どの人間関係に於いても
この【空気を読む】事は
全てを制すると言っても
過言ではない!
つまり
『正論は正論だけでは通らない!』
のである。
いや、逆に…
『暴論も空気しだいで通る!』
のである。
そんな馬鹿な!と
思われるだろう…
暴論と聞いて
おそらく多くの人が…
『俺様がカラスは白と言ったら白』
的な事を想像したと思う。
独裁者とかが
いかにも言いそうな
暴論である。
そりゃ確かに、腹の中では…
『いや黒じゃん』
的なツッコミを誰もが持っている。
黒じゃん
がどれだけ正論でも
まかり通らない場合が
この世には
ある!
いや…ある!
では、わかりやすく
特に女性のみなさんにわかりやすく
【空気】を【イケメン】に
替えてみよう!
※痴漢は犯罪です。
例えば…
満員電車で
手の甲が
女性の尻に
当たってしまった。
これ、私なんかだと
もう大変ですよ…
「ぎゃー!」
「同じ車両に乗るな」
「そもそも同じ電車に乗るな」
「日本から出ていけ」
的な理不尽な暴論が
私の中の
【カラスは白】理論
である…だがここに
【(イケメンに限る)】
という空気が発生すると
話は一転する!
満員電車で
手の甲が
女性の尻に
当たってしまった。
(但し…イケメン)
『きゃー』
『その女よりあたしを触って』
『もうお尻洗わない』
『結婚して』
もう…
カラスは赤にも青にも
変化するのである。
この時
『いやカラスは黒じゃん』
(痴漢は犯罪じゃん)
と考える女子は皆無である。
『もうカラス
レインボーで良くね?』
モードに
突入しているからである。
しかし、空気読めずとも
活躍してるしてる人も
いるじゃないかと
おっしゃるんでしょう。
ええ、ローラですね♪
ただ、あの言動は
ローラが
可愛くて綺麗だからこそ
許されているのです。
『ローラだよ♪てへぺろ♪』
だから良いのであって…
『老婆じゃよ!ちょいゲロ!』
なら誰も許さない!
ユッキーナも
ヘキサゴンの頃の
おバカキャラだった時は
可愛さゆえに
炎上する事などなかったが
離婚して不倫して
何だ普通の女性かよ…
と思われた途端
あのザマであ…
あ…
事務所総出で
来ないでください…
これはむしろ
世の男性が産み出した
【可愛いから許す】理論
である!
思えば
私は水商売を
数十年続けてきたが…
職場で
正論がまかり通った
ためしがない。
その店ごとの
その会社ごとの
【白カラス】理論
【カワゆる】理論
が展開されていた。
勿論
新入社員は
純粋無垢な心でもって
入社してきて
【黒カラス】ポリシーを
持ち合わせているのだが…
店長の仕事は
まずそれを
ぶち壊すことから始まる。
『いいか…
あけみさんは
この店でもうかれこれ
30年は働いているが…
27歳なんだ!』
「え?
ええと…10…25…」
『数えるんじゃない!
真実なんてそれは
共同条理の原理の嘘!』
「わ…分かりません」
『それでいいんだ!
あけみさんは27歳
さあ…言ってみろ!』
「あ…あ…あけみ…さんは…
どう見ても…49…」
『ばかたれ〜い!』
「うわ〜!」
『化けみ…違った…
あけみさんは27歳!』
「あけみ婆さ…」
『ばかぁ〜!』
「うがぁ〜!」
『あげ…み…ぐばぁ!
(大量の血反吐を吐いた音)』
「…に…27歳…ぎゃぴゅる!
(口から頭蓋骨が飛び出た音)」
『よ…よく言えた…な…ガクッ!』
「て…店長…ぼく…辞めます…カタカタ…」
世の中
うまく泳ぎたいなら
正論より
空気を制する事である。
対女性に関しても
いくつもの言葉(正論)よりも
ムード(空気)が大切なのだ!
K〓たまこ〓Y
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