果てしなく長〜い
田舎の一本道を
歩いておりました。
暫く行くと
十字路がありまして…
右の道から
ヤンキー二人組が
歩いて来まして…
右折したんです。
つまり…
ヤンキー二人組
その後ろを
私が歩くという形です。
果てしない田舎一本道ですから
その後
右にも左にも
曲がる道は無く…
ずっと…
ヤンキー2人
私
という風に
3人が
同じ間隔で
歩き続ける訳なんです。
リーゼントヤンキーが
金髪ヤンキーに
言うんですよ。
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『おい〜!
何回言わせんだよ?
こうやって
歩くんだよっ!』
「こ…こうですかい…アニキ?」
と…どうやら
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【ヤンキー歩き】
をレクチャーしてる
みたいなんです。
(いやいや…家でやれよ…)
と思ったんですが…
ヤンキーは
私が背後にいることは
どうやら
気がついていないようで…
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『こうやって…こうだ!』
とまぁ…
リーゼントヤンキーは
肩をぐいぐい入れながら
がに股で
【肩で風を切る】
歩き方を
やって見せているんですが…
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今そんな歩き方してんの
Vシネマぐらいでしか
いねぇよっ!
て…ぐらいの
コミカルヤンキー歩きを
教えてるんですよ。
だから…
金髪ヤンキーも
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「こうですかい…アニキ〜?」
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『そりゃまるで…
ニワトリじゃねぇかっ!
バーロー!』
みたいな…www
コント的なやりとりに
なってまして…
その時…
リーゼントヤンキーと
私の目が
合ったんです!
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さすがに…
恥ずかしかったのか?
ヤンキー二人組は
早足で去って行ったのですが…
いや…
そこヤンキー歩き
ちゃうんか〜い!
などと…
心の中で
ツッコんだ訳ですwww
何事も
練習というか…
鍛練が必要なんですね♪
そりゃそうよね…
自然に
あの
【肩で風を切る】
歩き方とか
出来ないですもんねぇ〜!
路上教習が
必要なんですwww
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筆記〓たまこ〓試験