時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

孫の歌に泣いちゃった。

2022年07月21日 | 時のつれづれ・文月 

多摩爺の「時のつれづれ(文月の32)」
孫の歌に泣いちゃった。


週に一度ぐらいだが、夕方の16時を過ぎると、
1キロちょっとの道程を歩いて、女房と2人で・・・ 孫のお迎えに行っている。

迎えに行くときは、夫婦二人なんで・・・ たいして会話もなく、
足取りも軽いので、約20分の道程だが、
帰りは、孫の道草に付き合ったり、お喋りしたりして歩くもんだから、
2倍(約40分)の時間ががかっている。 

歩いて迎えに行くのには少々訳があって、帰宅して直ぐに晩ご飯を食べさせたいため、
お腹を空かせようと思っているのと、孫とのお喋りを楽しみたいからで、
共働きの息子夫婦の都合ではあるが・・・ 老夫婦にとっては、ありがたい癒やしの時間でもある。

そんな楽しいお迎えなのに・・・ ここんとこお天気がグズつき気味で、
車でのお迎えが続いていた。

一昨日のお迎えのとき、車で迎えに行ったら、
上の女の子(5歳)が・・・ 「おじいちゃん、歩いて帰ろうよ。」と突然言うので、
「ポツリポツリだけど、雨だから・・・ 濡れちゃうでしょ。」と返事をしたら、
「じゃぁ・・・ 晴れるように、◯◯ちゃんが歌を歌って上げるよ。」と言いだし、
車に乗るや否や、大きな声で歌い出した。

 童謡 にじ    作詞 新沢としひこ  作曲 中川ひろたか

  にわのシャベルが いちにちぬれて
   あめがあがって くしゃみをひとつ
   くもがながれて ひかりがさして みあげてみれば
   ラララ にじが にじが そらにかかって
   きみの きみの きぶんもはれて
   きっとあしたは いいてんき きっとあしたは いいてんき

  せんたくものが いちにちぬれて
   かぜにふかれて くしゃみをひとつ
   くもがながれて ひかりがさして みあげてみれば
   ラララ にじが にじが そらにかかって
   きみの きみの きぶんもはれて
   きっとあしたは いいてんき きっとあしたは いいてんき

いやぁぁ、まいったなぁ・・・ 。
5歳の女の子に、もうじき68歳になる爺さんが泣かされてしまった。

「なんて、優しいんだろう。」
「なんて、純粋で無垢なんだろう。」
恥ずかしながら、ハンドルを握ったまま涙がでていた。

孫の願いが届いたのか、どうかは分らないが、
昨日は良い天気どころか、日差しが強く、
久々に・・・ とんでもなく暑い1日になった。

朝のニュースでは、お天気お姉さんたちが口をそろえて、
梅雨前線が上がったとか、下がったとか、いろいろ説明してた。

それはそれで、そのとおりなんだと思うが、
私的には、朝から青空だったのは、
きっと、◯◯ちゃんの歌のお陰だと・・・ 信じて疑っていない。

女房曰く、童謡らしいが、こんなに良い歌があったなんて、
68年も生きているのに、全く知らなかった。

たかが童謡だからなんて、なめてかかってはいけない。
子どもが歌うと・・・ 大人のハートを、これほどまでに大きく揺さぶるんだから、
ホントに凄いパワーがあることを、改めて学ばせていただいた。

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4 コメント

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Unknown (narano1951)
2022-07-21 14:57:32
いいお話しですね。
孫には度々驚く事がありますが、いつまで見守る事ができるか考えると摂生しなければと思います。
返信する
Unknown (多摩爺)
2022-07-21 19:40:35
narano1951さん、こんにちは
コメントを頂戴しありがとうございました。

子どものときには、気がつかなかった小さな成長でも、
孫になると、目ざとく見つけることが出来るから不思議なものです。
私も摂生して、長生きしなきゃと思っています。
返信する
Unknown (yyinsectbird52127)
2022-07-22 12:46:35
こんにちは。
お孫さんの歌に涙😢
いいお話ですね!
私は孫はおらず、息子には将来めんどうみないと公言していますが。
こんな自然に出る涙にウルウルです。
すてきな歌の内容でした!✨
やぐちゆみこ
返信する
Unknown (多摩爺)
2022-07-22 13:24:01
yyinsectbird52127さん、こんにちは。
コメントを頂戴しありがとうございました。

息子夫婦が近くに住んでくれて感謝ですし、
遠慮なく頼ってくれることにも感謝しています。

多分無理でしょうが、あと数年したら、
優しい親に代って、厳しい教育ジジイになってやろうかなんて思っています。
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