多摩爺の「時のつれづれ(文月の32)」
孫の歌に泣いちゃった。
週に一度ぐらいだが、夕方の16時を過ぎると、
1キロちょっとの道程を歩いて、女房と2人で・・・ 孫のお迎えに行っている。
迎えに行くときは、夫婦二人なんで・・・ たいして会話もなく、
足取りも軽いので、約20分の道程だが、
帰りは、孫の道草に付き合ったり、お喋りしたりして歩くもんだから、
2倍(約40分)の時間ががかっている。
歩いて迎えに行くのには少々訳があって、帰宅して直ぐに晩ご飯を食べさせたいため、
お腹を空かせようと思っているのと、孫とのお喋りを楽しみたいからで、
共働きの息子夫婦の都合ではあるが・・・ 老夫婦にとっては、ありがたい癒やしの時間でもある。
そんな楽しいお迎えなのに・・・ ここんとこお天気がグズつき気味で、
車でのお迎えが続いていた。
一昨日のお迎えのとき、車で迎えに行ったら、
上の女の子(5歳)が・・・ 「おじいちゃん、歩いて帰ろうよ。」と突然言うので、
「ポツリポツリだけど、雨だから・・・ 濡れちゃうでしょ。」と返事をしたら、
「じゃぁ・・・ 晴れるように、◯◯ちゃんが歌を歌って上げるよ。」と言いだし、
車に乗るや否や、大きな声で歌い出した。
童謡 にじ 作詞 新沢としひこ 作曲 中川ひろたか
♪ にわのシャベルが いちにちぬれて
あめがあがって くしゃみをひとつ
くもがながれて ひかりがさして みあげてみれば
ラララ にじが にじが そらにかかって
きみの きみの きぶんもはれて
きっとあしたは いいてんき きっとあしたは いいてんき
♪ せんたくものが いちにちぬれて
かぜにふかれて くしゃみをひとつ
くもがながれて ひかりがさして みあげてみれば
ラララ にじが にじが そらにかかって
きみの きみの きぶんもはれて
きっとあしたは いいてんき きっとあしたは いいてんき
いやぁぁ、まいったなぁ・・・ 。
5歳の女の子に、もうじき68歳になる爺さんが泣かされてしまった。
「なんて、優しいんだろう。」
「なんて、純粋で無垢なんだろう。」
恥ずかしながら、ハンドルを握ったまま涙がでていた。
孫の願いが届いたのか、どうかは分らないが、
昨日は良い天気どころか、日差しが強く、
久々に・・・ とんでもなく暑い1日になった。
朝のニュースでは、お天気お姉さんたちが口をそろえて、
梅雨前線が上がったとか、下がったとか、いろいろ説明してた。
それはそれで、そのとおりなんだと思うが、
私的には、朝から青空だったのは、
きっと、◯◯ちゃんの歌のお陰だと・・・ 信じて疑っていない。
女房曰く、童謡らしいが、こんなに良い歌があったなんて、
68年も生きているのに、全く知らなかった。
たかが童謡だからなんて、なめてかかってはいけない。
子どもが歌うと・・・ 大人のハートを、これほどまでに大きく揺さぶるんだから、
ホントに凄いパワーがあることを、改めて学ばせていただいた。
孫には度々驚く事がありますが、いつまで見守る事ができるか考えると摂生しなければと思います。
コメントを頂戴しありがとうございました。
子どものときには、気がつかなかった小さな成長でも、
孫になると、目ざとく見つけることが出来るから不思議なものです。
私も摂生して、長生きしなきゃと思っています。
お孫さんの歌に涙😢
いいお話ですね!
私は孫はおらず、息子には将来めんどうみないと公言していますが。
こんな自然に出る涙にウルウルです。
すてきな歌の内容でした!✨
やぐちゆみこ
コメントを頂戴しありがとうございました。
息子夫婦が近くに住んでくれて感謝ですし、
遠慮なく頼ってくれることにも感謝しています。
多分無理でしょうが、あと数年したら、
優しい親に代って、厳しい教育ジジイになってやろうかなんて思っています。