時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

新宿ぶらぶら 東京都庁

2024年07月04日 | 東京ぶらぶら

多摩爺の「東京ぶらぶら(その13)」
新宿ぶらぶら 東京都庁 (新宿区)

JR新宿駅の西口を出て・・・ ぶらぶら歩くこと約10分、
いままさに、次の4年間を託すツインタワーの主(あるじ)を選ぶ選挙が行われている、
メトロポリタンの象徴ともいうべき、東京都庁にやって来た。

予め断っておくが、都庁に用事があったわけでもないし、見学に訪れたわけでもない。
都庁舎内にある免許更新センターに・・・ 運転免許証の更新に北多摩から出てきたのである。

自宅を出たのが09時30分前、JR新宿駅に着いたのが10時10分ごろ、
10分ぐらいで都庁第一庁舎に着き、2階に上がったが免許更新センターがない。

一旦1階に降りて、総合受付の方に聞くと、
エレベーターを上がって真っ直ぐ前に進んでくださいと言われたが、
真っ直ぐ進むと庁舎の扉から外に出てしまう。
そこでエレベーター前にいた警備の方に聞くと、隣のビル(第二庁舎)にあると教えていただいた。

記憶が確かなら・・・ 5年前は第一庁舎にあったと思うが、移転したのだろうか?
「さて?」と思いつつ外に出て、だだっ広い渡り廊下もどきを歩いて第二庁舎に向かうと、
免許更新センターは直ぐに見つかったが・・・ 室内が驚くほど狭い。
「やっぱり、前と違う。」と思ったが、まぁそれはさておき受付に並ぶことにした。

それでも時間は・・・ まだ10時30分、受付で暗証番号を二つ入力して、
免許更新のお知らせ葉書と、高齢者講習修了証明書と免許証を差し出すと、
この5年の間に病気をしたかとか、受付票の裏の問診欄にチェックを入れて、サインを済ませると、
視力検査をして、手数料を納付、その後・・・ 住所、本籍、生年月日等に間違いないことを再確認、
ここまで約10分ぐらいで、ようやく写真撮影にの列に並ぶが、ここがちょっと混んでいる。

撮影までに10分ぐらい待ったが、撮影後は部屋の外で待ってると、
10分ぐらいで名前を呼ばれ、
免許証が交付され、これで免許の更新は終了だが、
受付から交付まで30分と少々・・・ 無事故、無違反(もとい、無事故、無検挙が正しい。)の、
優良運転者なので講習がなく、驚くほど早く済んだが、私の記憶のなかでも最短だったと思う。

あまりに早く終ったので、女房に電話すると、
「お昼ご飯を食べて帰って。」というので、東口の紀伊國屋書店で時間を潰して、
伊勢丹近くの、「とん丼(丼に入ったカツカレー)」で有名な老舗「王ろじ」に行ったら、
なんと本日(水曜日)は定休日だった。

行き当たりばったりなんで・・・ まっ、そんなこともあるだろう。
ということで、もう一度紀伊國屋書店に戻って、文庫本のコーナーをブラブラ、
前々から欲しかった文庫本が2冊あったので、探したら、
10年間ぐらい前から探し続けて見つからなかった1冊を見つけて即購入(王ろじ、さまさまかな?)

因みに見つけた文庫本は、祥伝社文庫で加治将一さんの「西郷の貌(かお)」である。
加治将一さんは、時代物のミステリーでは、突拍子もない視点だが、妙に説得力がある作家で、
これまでにも「幕末維新の暗号」や、「舞い降りた天皇(すめろぎ)」を読んでいて、
「西郷の貌」は・・・ ずっと、ずっと探していた一冊だった。

見つからなかった文庫本は、文春文庫で向田邦子さんの「森繁の重役読本」だが、
今度、神田の古本屋さんにでも行って、諦めず探してみようと思っている。

さて、昼メシを・・・ どこにするかだが、
もう完全にお昼時なんで、食堂やレストランは混んでると思うので、
西口の「思い出横丁(通称、ションベン横町)」の真ん中辺りにある、
「元祖天玉そば(530円)」の立ち食いそば屋さん「かめや」に行くことにした。

ぶ厚い「かき揚げ天」と「温玉」が乗せられた、あったかいそばか、冷たいそばが530円、
美味いし、直ぐに出てくるし、回転も早いし、リーズナブルで、
3人待ちだったが、5分待ちぐらいで順番が来たので直ぐに座れた。

なお「かめや」さんは、一般的に立ち食いそば屋さんに分類されているが、
8席分の椅子があり、みんな座って食ってるのに・・・ なんで立ち食いなのか意味が分からない。

そんなこんなで、私の銀ぶらならぬ、新宿ぶらぶらは1時間とちょっとで終了
帰宅後、万歩計を見てみれば7,588歩だった。
まあまあ歩いてると思ってたけど、1万歩には及ばないんだから、ちょっと残念かもだった。

それにしても、いまの東京は・・・ どこに行っても外国人が多い。
さすがに紀伊國屋書店では見かけなかったが、都庁も、思いで横町も外国人だらけ、
立ち食いそばの「かめや」さんにも並んでいるんだから・・・ 恐るべしネット社会である。

お金をたくさん使ってくれるのは、ありがたいと思うが、
それで日本人が遠慮しなくちゃならないのは、
「なんだかなぁ。」と思ったりもするが・・・ 如何なものだろうか?

あまり出かけることがないので、特に気になってるわけじゃないが、
この状況は・・・ いったい、いつまで続くのだろうか?
外国語が飛び交ってるのは、あまり気にならないが、
季節がら、みんな薄着なので、タトゥーが目立っており・・・ これだけは気になって仕方ない。


文月の空の下、新たなトップ(知事)の登庁を待つ東京都庁


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8 コメント

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Unknown (1kamakura)
2024-07-04 13:24:28
江戸の秋

そうなんですよぉ
最近、ブログで
鎌倉が混んで仕方ない!
と地元の方々が言うので、大好きな鎌倉へ行くのを我慢しているんです😭
地元の方々がお困りなのは本当にお気の毒。

外国人に限らず、日本人もSNSに踊らされて鎌倉に詰めかける。
なんで私が遠慮しなきゃいけないのかと納得できないのです。
鎌倉大好きで検定まで取って勉強しているのに😔
仕方ない、迷惑にならないよう忍の一文字
です💦
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Unknown (lilyalley)
2024-07-04 14:04:01
こんにちは。

免許更新お疲れ様でした。
お目当てのランチは休業だったとしても、ずっと探していた本が見つかったっていうのはよかったですね🩵
プラマイで言えば絶対プラスだと思います🌼✨✨lily
取れなくてもずっと探していたほうが
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Unknown (lilyalley)
2024-07-04 14:05:00
わっ、ごめんなさい!
最後の1行消えてませんでした😆💧lily
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Unknown (多摩爺)
2024-07-04 14:35:59
1kamakuraさん、こんにちは

コロナの前は、外国人と云えば大陸の方々が中心で、
歩道で子どもにオシッコさせたり、タバコのポイ捨てがあったりで、お行儀の悪い方ばかりが目につきましたが、
昨日、新宿で見た外国の方々は、比較的お行儀の良い方ばかりでした。
出身国で差別するつもりは毛頭ありませんが、旅の恥はかきすてだけは、勘弁願いたいと思っています。
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Unknown (多摩爺)
2024-07-04 14:42:45
lilyalleyさん、こんにちは

昔の文庫本って、大きな書店に行かないと置いてないので大変です。
再来週、丸ノ内で後輩と一杯やる予定なので、少し早めに出て丸善に行ってみようと思います。
なかなか見つけられなかった本を見つけたときの、嬉しさって・・・ 言葉に出来ない感覚でした。
きっと、サンマのように細長い目が、出目金になっていたと思います。
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多摩爺こんにちは! (kazsp)
2024-07-04 18:05:21
表示されるかな❓
https://www.netoff.co.jp/cmdtyallsearch?cat=1002&word=%E6%A3%AE%E7%B9%81%E3%81%AE%E9%87%8D%E5%BD%B9%E8%AA%AD%E6%9C%AC
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途中で送信してしまいました💦 (kazsp)
2024-07-04 18:11:38
もう重版は間違いなくないと思われる本は
ネットオフ・ブックオフのオンラインと探すとまだ色々サイトあります。
更に探したところ送料は掛かりますがアマゾンに在庫ありましたよ~(=゚ω゚)ノ
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Unknown (多摩爺)
2024-07-04 21:41:09
kazspさん、こんばんは

情報を提供していただき、ありがとうございました。
私はアマゾンなどで、ネット購入したことはありませんが、息子が利用しているので、お願いして買ってもらおうと思います。
何年も探していたものが、こんなに近くにあったなんて、ちょっと嬉しくなりました。
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