多摩爺の「スポーツ観戦(その27)」
メダルセレモニーはどうした?(北京2022)
フラワーセレモニーを、パンダセレモニーに変更しようと、
そんなことは、別にどうでも良いと思ってるが、
メダルセレモニーを、どうして興奮冷めやらぬ競技終了直後の会場で、
観客やメディアがいるなかで・・・ なぜやらないのだろうか?
間違ってたら申し訳ないが、ひょっとしたら4年前のピョンチャン大会のときも、
メダルプラザとか、なんとかいう別会場で、
日を改めて、メダル授与式が行われていたように記憶してるが・・・ どうだったのだろう?
限定された人数だが、無観客ではないし、多くのメディアやサポートスタッフもいるだろうし、
なによりも・・・ テレビの前では、メダルセレモニーを見たくて、
国旗が掲揚され、国歌が流れる光景を見たくて、
画面を食い入るように見つめ、応援し続けている多くのファンが、待ち構えていたはずだ。
そんな多くのファンに、一生に一度になるかもしれない笑顔と、メダルをかけた晴れ姿を披露し、
喝采を浴びることができないのである・・・ これは、本当に残念でしかたないだろう。
メディアというものは正直なもので、興奮するような競技の放映は視聴率が稼げるが、
メダルセレモニーだけの放映では、視聴率が稼げないことから、
残念だが・・・ ライブで放映してくれることはなく、
だれも気がつかないうちに、いつの間にかメダルをかけていたということになってしまった。
寒い時季だし、ましてや氷点下になることが常識の冬季大会だから、
観客や選手達を、競技終了した後から、いつまでも寒いところで待たせない配慮だといえば、
それはそれで・・・ 一理はあると思う。
とはいえ・・・ これは穿った見方になるが、
ウインタースポーツが盛んで、メダルを取っている国々を見渡せば、圧倒的に西側諸国であり、
開催国の中国選手が、ウインタースポーツで表彰台に上るのは極めてまれである。
そこに持ってきて、人権問題で外交的ボイコットでメンツを潰されたことを裏読みすれば、
世界の多くの国々で、多くのファンたちがテレビ観戦してるであろうタイミングで、
興奮冷めやらぬ競技会場に、西側諸国の国旗が翻り、国家が流れる感動的な光景を、
共産主義の当時国は・・・ 見たくないだろうし、見せたくもないだろう。
こういった思いは、スポーツと政治を、どうしても切り離して考えることができない、
心が貧しい爺さんの私見であり、行き過ぎた発言になるかもしれないが、
メダルセレモニーは、競技終了後直ちに行っても、30分ぐらいで終わるんだから、
その場で実施すべきだと思うがどうだろうか?
思い込みになって恐縮だが、スポーツと平和を謳う「オリンピック大会」で、
「共産主義あるある」は・・・ 勘弁してほしいものである。
冬期オリンピックは長野大会の頃からフラワーセレモニーとメダルセレモニーをわけてますね。
表向きは寒さ対策と、メダルセレモニー会場を一般に開放してたくさんの市民に見てもらおうということらしいですが、少なくとも後者は今回は当てはまりませんよね。
まあスポンサー絡みなんでしょうが、国歌も国旗もないパンダセレモニーはちょっと寂しいですよね。
メダルセレモニーは長野大会からだったのですか。
恥ずかしながら知りませんでした。
とはいえ仰るとおりで、ゼロコロナ政策下では多くの人々に見てもらうことができないので、
晴れ姿を見てもらうためにも、日を改め場所を変える必要はなかったように思えます。
競技終了後、30分もあれば実施できることなんで、もはや手遅れですが、再考の余地があったのではないでしょうか?
自国民の大声出して応援しているのは赦されてセレモニーはだめ
パンダもらうだけじゃ意味ないでしょ!
うちの女房も、そう言ってました。
だるまみたいなパンダもらっても、可愛くないので嬉しくないでしょともいってました。
やっぱり、日の丸が掲揚されるのを見たかったですね。