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万年筆を作りました!まだ試作です。
実は万年筆が好きで、これは幼少期の刷り込みが強いかもしれませんが、ともかく好きなのです。
おじいちゃん(田村七宝 三代目)が万年筆を使っていて、わたしはその万年筆というのの仕掛け -インクを吸い上げるところやペン先の鋭さなど-に、幼少期すごく興味を持っていて幼い頃よく眺めていたのですが、ある日そんな私の様子を見てか万年筆を買ってもらったことがあります。
安くておもちゃのような、でも透明で花柄の万年筆なんですが気に入り、その日インクを入れてもらって遊んだのを覚えています。あれはいつだったのだろう。小学校低学年かな。
そして父(田村七宝 四代目)も万年筆を使っていて、父はああ見えて字が上手くて、というより私が字が下手なので上手く見えるのかもしれませんが、なんだかオシャレに見えて父が万年筆を使っているのが割と好きでした。ずっとお気に入りの1本を使っている所もなんだか良くて。モンブラン?なんだっけ。
好きだと言いつつ私は詳しくはありません。笑
万年筆のインクを一緒に買いにいったりしたこともあります。
また別の思い出というと、
昔、お世話になっている方に黒柿でできた万年筆をいただきました。インクもたくさんの種類があってとても楽しくて万年筆をいつ使うかを日々楽しみにしています。なんとなく改まる気持ち。お手紙書く時に使ったりしています。
またまた別の思い出で言うと、
職人展でいろんな工芸の職人さんに万年筆を作りたいと相談したことがあります。親身になって教えて下さり、本当にありがとうございました。おかげさまで、なんとか形にはなりました。やはり先輩がたはすごいです。初見でずいずい聞いてくる私に嫌な顔もせず...「おうおう、出来る出来るー!困ったら言ってー!」と。ありがとうございました。
万年筆はずっとインクを入れて使うことが出来、とてもエコ、サスティナブル、SGDS的な今どきな存在でもある気がしています。ともかく、お気に入りがずっと使えたら、それってとても素敵ですよね。
もう何個か作ってみて、ブラッシュアップし販売出来るようにしていきます。
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