パパね、中身が女の人らしい💁🏻‍♀️

性同一性障害MtF
恋愛対象は女性
強烈な男性拒絶でさらに複雑

女性ホルモン投与で最も女性化したい場所、おっぱいのお話💁🏻‍♀️

2020年05月21日 | 男の身体へ女性ホルモン💉
男の身体に女性ホルモンを投与する目的は、性同一性障害以外にもいくつかあります。AGAの治療や前立腺肥大症の治療などですね。
ではそれ以外に何があるかというと、性同一性障害ではないが、単純に身体を女性化したい、いわゆる女性化願望などかなと。

いずれにしても女性化を希望する人が最も期待する女性化の効果は、女性らしさの象徴とされる胸です。もちろんそれ以外にも女性らしい丸みを帯びた体型や顔のパーツなどいろいろありますが、パッと目につくところはやはり胸、おっぱいなんですよね。

前回の記事で効果が期待できる部位と、実際に変化するところ・変化しないところを書きましたが、特に胸は気になるところだと思いますので、もう少し詳しく説明します。

私の場合は二週間に一度のペースでペラニンデポー5mgを筋肉注射により投与開始しましたが、胸の女性化は投与を開始してもすぐには目立った変化が起こりません。最初は低容量からということもあり、身体への負担や副作用の確認などもありますので、スロースタートになるわけです。

じゃあ最初のうちは全く何も起きないのかというと、そうでもないんですね。

2回目の注射をして二日経った時、朝起きると胸が張っていることに気がつきました。乳頭の奥の方に丸いおまんじゅうのような形、張りを感じます。
3日目の朝になると、張りがもっと強くなり、しこりのような大きな塊になっていることに気が付きました。
この状態は5日ほど続き、徐々にしこりが薄くなり、次第に張りも治まって気にならなくなりました。
3回目の注射の際、主治医に相談すると、女性ホルモンの作用で乳腺が発育し始めたことが原因とのこと。いよいよだなーと嬉しくなりました☺️

4回目からは投与量を10mgに増量。それまでと同じように二日目の朝になると乳頭付近が張り、しこりのように硬くなっていく。パターン化していくのが普通らしいので、私的には2週に一度の生理と受け止めていました。

7回目からさらに増量して15mgに。乳腺の張りやしこりになるタイミングは同じでした。
10回目からは20mgに増量。今度は乳腺の張りもしこりもなく、効果がないのかな?と思いましたが、お風呂で身体を洗っている時に、胸にお肉がついてきていることと、乳頭・乳輪が以前よりも若干大きくなってきていることに気が付きました。
試しにメジャーでバストを測ってみると、投与前よりトップバストが3cm大きくなっていました。
微々たる変化ですが、見た目的にも男の平らな胸から少しずつ変わってきているのがわかるほど。

投与開始から三ヶ月もすると、注射を打って二日目で胸が張り、しこりはなく、10〜12日経過すると張りも完全に引く、というパターンになりました。
半年経過した時点でも張りのパターンは変わらず、バストサイズは6~7cm大きくなっていました。この頃には乳頭や乳輪は投与前より一回りくらい大きくなっており、鏡で正面から見ても丸い形のおっぱいが出来ていることが判別できました。

この頃、主治医から念のために乳腺の発育状況、炎症、乳がんの可能性などがないかを確認するために、乳腺外来を受診するように勧められたので、実際に受診してみました。

エコーで乳腺の状態を確認していくのですが、検査の結果は炎症などもなく全く異常なし。乳腺の発育状況は、第二次性徴期に入った女の子の状態らしく、乳腺がお椀状に丸く広がっており、綺麗な形になっていると言われました。
女性の医師だったのですが、「エコーだけ見ると完全に十代の女の子のおっぱいですね」と言われ、なんだか恥ずかしくなりました(笑)。

投与前から寝る前にバストアップマッサージをかかさず行っていたのですが、胸の張りやしこりが出ている時は中断していたんですね。
エコー検査の時、先生に相談したところ、もう安定してきているので、しこりになって痛みがある時以外はマッサージをしたほうが綺麗に発育すると言われたので、早速再開(笑)。

投与開始から一年が経過した時、女性ホルモンの投与量を30mgまで増量しました。
この頃にはもうCカップ程度まで成長していたのですが、この増量が効いたのか、その後の数ヶ月でほぼDカップまで大きくなってくれました。
ただ、所詮骨格が男なので、胸骨・肋骨の形状が女性とは違い、左右に開いた形になっているので、Dカップになってもなかなか大胆な谷間にはならないんですよねぇ。
医師によると、MtFの場合、普通は大きくなってもBカップ程度までとのことですし、骨格のみならず、そもそも乳頭の位置が女性は身体の内側寄りなのに対して、男は外側に近い位置になっているため、無理なく綺麗な谷間になるにはE~Fカップ以上は必要らしいです。
確かに(笑)。

ただね、サイズ的にはまだまだですが、男の真っ平らな胸とは違い、確実におっぱいが出てきている状態なので、ブラをつけても自然な丸みが出ますし、ノーブラでTシャツというわけにはいかない状態になりました。その分、厚いパッドを入れたりする必要もなく、自分がどんどん女性化していくことを確認できる大切なおっぱいになってくれているのがとても嬉しく感じられます。
実際、女性としての容姿で外出しても、トイレの鏡に映った自分の姿が、普通の女性に見えるところまで来ているのは、この胸の発育のおかげなんですよね。
もちろん、ここから何年もかけて徐々に脂肪が胸についていくので、まだまだ先の長い話にはなりますが、女性化を目指している人にとって、この変化はとても嬉しいものなので、ホルモン療法のみならず、乳腺検査や医師への相談とバストアップマッサージできちんと日々のケアをしてあげることがとても大切なんだなーと思っています。

普通の女性は、胸の発育をみんな経験してるわけですからね。
男ってそういうケアがない分、ずいぶん楽だったなーと思ったり(笑)。
いやいや、これからも頑張ってしっかり女性化を進めていかなきゃ。
がんばります💁🏻‍♀️




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