この道具を知っていますか?
1月に、東京国際キルトフェスティバルに行った時に出会いました。
針を楽に扱うための道具です。
これ、私の場合、パールビーズを縫い付ける時に、とっても便利で。
私が編み物にパールを縫い付ける時には、『シルコート』というボタン付け用の糸を使います。
ボタン付け用の糸なので、太くてしっかりしていて(#20)、編み糸に対して縫い付けるのには、とても良いのです。
お客さまに、作品を長~く使っていただくためにも、しっかり安定して縫い留めることが出来るので安心です。
ですが、パールビーズの穴は、ボタンの穴とはわけが違います。小さいです。
糸が太いということは、当然針も太めです。(←メリケン針 No.7)
その太い糸と太い針で、パールビーズを縫い付けようとすると、スイスイ針が通るのは2周まで。
でも、ビーズがグラつかずしっかり安定させるには、3周をしたいんです。
その時に大活躍するのが、さっきの道具です。
3周目。
自分の指の力では、ここまでしか針が出て来ません。
まずこの平らなところで、針を押します。
だいぶ出てきました。
この出て来た針を、今度は金具の部分で掴んでひっぱります。
そうすると・・・、
少ない力で、スル~っと針が抜けるのです!
こっちの方がよっぽど分かりやすいかしら(笑)
一般的には、布が何枚も重なった部分(角とか)を手縫いする時に、使う道具のようです。
キルトフェスティバルに行くと、実演販売をしているブースが、た~くさんあって、
どれもこれも魅力的に思えて、どれもこれも欲しくなってしまって困ります(笑)
これがまた、実演販売をしているお姉さまたちの説明と押しがとても熱くて。
売り込みと言えば売り込みかもしれませんが、
きっとみなさん手芸がすきで、その商品が、いかに、「あったらいいな。」を形にしたものであるのかを、ご本人が、きっとすごく実感しているからなんだろうなぁと思います。
ただ、自分はこんな感じじゃ、高齢になった時に、詐欺の訪問販売とか大丈夫なのかなと思っています(笑)
私も無理〜って思う時ありますよ。
便利ですね
これに出会う前は、机に押し付けて出していて、机に穴が・・・💧💧