どんぐりうさぎのタンポポ野原2

川のほとりに立つ者は / イコ トラベリング1948-



 川のほとりに立つ者は 
寺地はるな 

これまでの著者の小説とは様子が違い
ミステリー要素の入った物語で
先が気になって読み進めたものの
どうしても好きになれない人物がいて
自分の容量が狭いのかと
葛藤がありました
だけれど
川底に沈んだ石のようにひとつひとつ
ひとりひとり 違うのだから
わからなくて当たり前
それは仕方のないこと

「明日がよい日でありますように」 と
手紙の最後に言葉を添える人物がおり
自分以外の誰かのために
心から そう思えることの素晴らしさが
心に残りました
ひとりひとりの人間の
多面性を考えさせられた小説です




 イコ トラベリング1948- 
角野栄子 

戦後の学生時代から
ブラジルに渡るまでの著者の自伝的小説
幼少期を描いた「トンネルの森 1945」が
よかったので借りてみました
周りの人に恵まれた方なのだと思いました
もちろんそれを活かせる行動力があって
成功しているわけではあるのですが
「チャンスの女神に後ろ髪はない」とは
この事だと思いました
行動力に万歳!です


きのう 縁起の良い!? 鳥さんを
アップしていますので
是非ともご覧くださいませませ
(^o^)/



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